個人事業主や経営者の方だって、急な出費はありますよね。
友人や親せきの冠婚葬祭は誰もが同じように経験する出費ですし、急な飲み会の誘いも多いはずです。
サラリーマンなら借入も簡単なのに…と思っている経営者の方、いらっしゃいませんか?
大丈夫、経営者でも問題なく借入できる方法が消費者金融カードローンにはあります。
経営者や個人事業主がカードローン利用を可能にする条件とは?!
経営者でも個人事業主でも、カードローン利用が可能になる理由は『毎月働き、お金を稼いでいる人』だからです。
経営者や個人事業主のカードローン借入れ条件は、会社員と同じく「毎月安定して収入があること」です。
会社員でも経営者でも毎月収入があることには違いがありませんね。だから借入れが可能なのです。
しかし、会社員とまったく同じというわけではありません。では、その条件とはどんなものでしょう。
経営者が押さえておきたいカードローン利用の条件
- 個人名義での借入
- 継続した安定収入(最低でも2~3年)
- 身分証明証と収入を証明する書類
- その他
経営者でも個人事業主でもフリーランスの方でも、会社名での借入ではなく、あくまでも個人名義の借入となります。
そして、借入は返済とセットですから、継続した安定収入があってこそ審査通過が可能にるため、その会社が何年継続されているかがポイントとなります。
さらに会社員の方の申込と違い、個人で経営しているのですから、あなたの会社がどれだけ安定しているかを知るために収入を証明する書類が必要になります。
経営者と個人事業主その条件に差はあるの?
経営者と個人事業主に条件の差があるというよりも、上記に挙げた収入や会社が何年継続できているか、個人事業主となってからの何年の安定収入があるかを重要視されます。
さらに、どちらも長期間にわたっての安定収入があればある程、審査通過の条件に見合うといっていいでしょう。
経営者の審査は厳しい?やさしい?
経営者や個人事業主がカードローン審査に通過しやすいか?といえば、審査次第としか言えません。
しかし、会社員なら少々怠けていてもお給料は入ってくるというのが一般的に考えられていることです。
経営者や個人事業主はどうでしょう?少々怠けていても収入がある場合もあるでしょう、しかし、一般的にはそうは思いません。
常に経営者が動き、頭を働かせていないと会社は止まるというイメージが強いですし、そうだからこそ経営者の素晴らしさが「社長」という響きに表れています。
会社員より厳しい目で見られています
そういう意味では、経営者や個人事業主は消費者金融から会社員より厳しい目で見られています。
消費者金融は、会社を経営しているという社会的な人柄、がんばり、人望を見てくれるわけではありません。
ただただ、安定収入が確保できているかどうかを見ています。
月収や年収が莫大なものではなくてもいいのです。ささやかながらも一定の金額を超えて毎月、何年も継続した収入があることが大切です。
会社員やパート・アルバイトの方は、その会社へ行けば給料や時給が絶対入ります。ですから消費者金融も貸付がしやすいのですね。(こちらもご参考に→パート主婦でも審査に通れるの?)
審査に通るポイントとは
- 年間を通して収入のある月とない月が混在しないこと
- 小額でもいいので一定の収入が数年継続していること
- 身分証明証の提示
- 直近2年程度の確定申告書が提出できること
収入の面は、ある月は莫大な収入があり、ある月は無収入というパターンはあまり印象のいいものではありません。
審査に通過しにくいのは、そのような月によって変動の大きい職業の方々です。経営者の方も肩書で審査通過の是非が問われるのではなく、収入のあり方が問われています。
経営者に利用される消費者金融会社の特徴とは?
経営者や個人事業主、さらには一般の方にも人気の消費者金融をご紹介します。
気になる限度額や金利も一緒に確認してくださいね。
経営者も多く利用する消費者金融と詳細
会社名 | 限度額 | 金利 |
---|---|---|
アイフル | 500万円 | 4.5%~18.0% |
アコム | 800万円 | 3.0%~18.0% |
ノーローン | 300万円 | 4.9%~18.0% |
プロミス | 500万円 | 4.5%~17.8% |
モビット | 800万円 | 3.0%~18.0% |
上記の消費者金融が人気があるわけは、集客力が大きいため顧客の膨大なデータをもとに融資のノウハウがきちんとしているからです。
融資に限らず、どうしても消費者は顧客の多い店舗に出向きがちです。ですから、大きくなればなるほど一定の信頼を得られ消費者金融にも顧客がどんどん増えるのですね。
ご自分がもしかして珍しいタイプの経営者、個人事業主かもしれないと思った場合は、サンプルの多い上記消費者金融に出向かれることをお勧めします。
逆に、データをもとにした審査などではなく人情的な借入をお求めなら小規模消費者金融がいい場合もあるかもしれませんね。
その他の消費者金融も経営者・個人事業主OKです
ここまでのお話でお分かりの通り、その他の消費者金融も経営者や個人事業主、フリーランスと呼ばれる方々にも条件さえ合えば融資はしてくれます。
(⇒フリーランスでもお金は借りられるの?)
消費者金融は大手から小規模消費者金融までさまざまな会社が営業していますので、自分に合った会社を選ぶのがベストです。
しかし、どんな消費者金融が自分に合っているかがわからないという方は以下で確認してみてください。
まずは大手消費者金融申込を希望している方
- 消費者金融の利用が初めて
- 消費者金融の利用経験はあるが完済している
- 求められる必要書類は準備できる
- 保証人になっていない
- 毎月安定した収入がある
- 現在の仕事をし始めて2年以上経っている
- 各消費者金融の年齢条件に当てはまっている
大手消費者金融のメリットは、ATMの多さとキャンペーンや金利などにあると思います。
上記の条件が満たされていると思われる方は、大手消費者金融をはじめ、どこの消費者金融でもカードローン利用は可能になると思われます。
そして、何にポイントを置いて消費者金融を選べばいいかわからないという方は以下で確認してみましょう。
自分は何を一番求めているか
- ATMが近所にあること
- コンビニATMが利用できること
- 金利が低いこと
- 無金利キャンペーンがあること
- 消費者金融で借入していると分かりにくいこと
- 審査に何度も落ちているので、とにかく審査に通ること
- 消費者金融の利用が家族や会社にバレないこと
いかがですか?あなたが一番求めることは何でしょうか。
絶対これだけは外せないという部分を頭において消費者金融探しをすれば、あなたにピッタリのカードローン会社が見つかるでしょう。
たとえば、一か月だけ借入すれば用が終わるんだけど…。という場合は『○○日無金利キャンペーン』などを目印に消費者金融を探すといいですよね。
消費者金融を利用していると思われたくない人は、銀行のATMと一緒になっている消費者金融を探す。
家族にも消費者金融の利用を内緒にしたい人は、WEBですべてが完結する消費者金融を探すなど、自分が一番最優先にしたいことを考えると、消費者金融の探し方がわかると思います。
さらに、とにかく申込に緊張するという方などは、インターネットの各会社のホームページには、『お試し審査』や『借入シュミレーション』などがあります。
これらは個人情報を入力しなくても仮の審査結果が確認できますから、そちらを経験してみるのもいいのではないでしょうか。
仮審査以外にも『返済シュミレーション』がほとんどのホームページ上にあります。
初めてカードローンを利用するというようなときは、現実的な返済の可視化ができるため借入の後「こんなはずではなった」ということにはならないでしょう。
経営者が資金繰りに利用できるカードローンはあるのか?
経営者や個人事業主の方は、ご自分の足が止まれば収入が止まります。それほど大変な役割を担われているということです。
安定した会社に就職したがる人が多いのは、責任を負うことが怖い人が多いのかもしれませんね。
そんな選ばれたあなたが、今度は経営者として、事業資金を消費者金融で借入することはできるのでしょうか。
カードローンを資金繰りに利用するのはタブー?今は違います!
現在は、事業資金に利用可能な経営者の方向けのカードローン商品も出ています。
一般のカードローンは、経営者が個人的にカードローンを利用できるもので、経営に関係することには使ってはいけないものです。
しかし、以下に紹介する商品は会社の資金繰りに利用してもいい消費者金融のカードローンなのです。まずはどのような会社があるかご覧ください。
会社の資金繰りに利用できる消費者金融一覧
会社名 | 限度額 | 年利 | 必要書類 | 申込資格 |
---|---|---|---|---|
オリックスクラブカード | 500万円 | 6.0%~17.8% | 身分証明証・所得税の確定申告書 | 20歳~60歳までで、業歴1年以上の個人事業主の方・法人格を有する事業の代表の方 |
ビジネクスト | 500万円(新規取引の場合) | 8.0%~15.0% | 法人の場合/身分証明証・登記事項証明書・決算書原則2期分等。個人事業主の場合/身分証明証・確定申告書原則2年分等 | 20歳~69歳 |
オリコ「クレストフォービズ」 | 300万円(新規取引の場合) | 6.0%~18.0% | 身分証明書・事業状況の確認(書面)・所得証明書類(確定申告書または青色申告決算書または収支内訳書) | 個人事業主(法人は対象外) |
(各消費者金融の条件表記を提示しています。)
さらに、上記の消費者金融の共通する条件には以下のものがあります。
- 資金使途事業に関する範囲で自由
- 担保や保証人は不要
- 総量規制の対象外
事業資金に関する範囲とは、銀行融資までのつなぎ資金や従業員への給料が間に合わないというピンチの時まで、事業に関することなら何にでも利用できます。
担保・保証人が不要なのはありがたいことに個人向けのカードローンと同じです。
総量規制とは
総量規制の対象外になるための一定の要件とは
事業資金を借入れるということ
かつて経営者や個人事業主にとって、カードローンは敷居の高いものでした。
しかし現在は、経営者も個人事業主も個人的にカードローンを利用できるようになり、さらに事業資金用のカードローンもあります。
万が一にも備えられることは、経営者にとって安心して経営に専念できることにもつながります。
「借金はあまりしたくない」という方も、今は何が一番大切か?と考えてみてください。
借入を避け、誰かの信用を失ったり、気が散って仕事に集中できなかったりすることは得策ではありません。
個人的に借入をする方も、事業のために借入する方も、無駄な借入は必要ありませんししない方がいいのは当然です。
でも、変な意地を張って最終的に別の部分に歪が入るのはどうですか?
お金を自分の意思で且つ重要なポイントで利用することができれば、あなたの大きな一助となることでしょう。
経営者・個人事業主がカードローンを利用するということ
経営者や個人事業主の方は、審査が厳しいようでも個人的に利用できるカードローンと事業に利用できるカードローンの二種類があるということです。
必要書類や必要条件がクリアできれば、経営者でも問題なく借入ができる消費者金融がたくさんあります。
しかも事業資金は総量規制の対象外ですから、消費者金融は経営者・個人事業主の味方といえますね。あなたの理想の借入をこのままネット上で探してみてはいかがですか。
【参考ページはこちら】
審査に通りやすい職業って?