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消費者金融でお金を借りられない!審査に落ちてしまう大きな理由

消費者金融でお金が借りられない、キャッシング審査に落ちてしまう、それは一体なぜなのか。そんなところを、消費者金融の立場になって考えてみました。お金を貸す側の気持ちになってみれば、その理由がよくわかります。

消費者金融の気持ちを知る最も手っ取り早い方法は、キャッシングしたい人の何を一番知りたがっているかということです。そこで、審査より前にその質問を知ることができる、ネットの事前診断サービスの内容を見てみました。

そこから、彼らが融資希望者に対して持っている心配事が浮かび上がってきて、キャッシング審査で落ちてしまう大きな理由がわかったのです。

消費者金融が最も重要と考えている審査の情報はコレだ!

消費者金融でお金を借りたいけれど、審査が通らないので借りられないというそこのアナタ!それはナゼなのでしょうか。その理由を知るにはまずお金を貸す側が何を最も重要と考えているかということになるでしょう。それを知るにはどうしたらいいのでしょうか。

消費者金融ではお金を貸してその利息で儲けているワケですが、利息はおろか貸したお金が返ってこないとなれば大損害です。それナノデお金を貸す時には、その人がちゃんとお金を返してくれるかどうかということがとても大事なことになる訳です。

消費者金融各社では、すぐにもお金を借りたいという人のために、融資の申し込み前にネットで簡単にその可能性を診断できるサービスをやっています。この診断時の入力項目が、お金を貸す側としてまずは知りたい融資希望者の情報なのです。つまり、消費者金融が最も重要と考えているキャッシング審査の情報と言えるのです。

そして、これらの情報の裏返しが、消費者金融でお金を借りられないという、審査で落ちてしまう大きな理由になるのだと考えられるのです。

融資できる条件に年齢・年収・他社借入金額の3つはハズセナイ!

主な消費者金融での、融資の申し込み前にネットでやっている診断のサービスの内容は以下のとおりです。

消費者金融 サービスの名称 入力が必要な情報
プロミス 3秒診断 生年月日
年収
他社借入金額
アコム 3秒診断 年齢
性別
独身既婚
他社借入金額
アイフル 1秒診断 年齢
雇用形態
年収
他社借入金額
レイク お借入れ診断 生年月日
年収
他社借入件数
他社借入金額
ノーローン お試し診断 年齢
年収
他社借入件数
他社借入金額
他社返済遅れ

どの消費者金融の『入力が必要な情報』にも、『年齢(生年月日)』・『年収』・『他社借入金額』が含まれていて、この3つが融資できる条件としてハズセナイものになっていることがわかります。

『年齢』はその人を知る最も重要な『属性』ナンデス!

キャッシングの審査で要求される情報の『年齢』は、最も基本的な『属性』となっています。融資申し込み前のネット診断サービスでは、どの消費者金融においても一番最初に挙げられている項目です。『年齢』は『氏名』では分からない融資希望者の事情をおおよそ知ることができる最も重要な『属性』ナンデス。

どういうことかというと、例えば25才の若い人について、「未婚」と「配偶者と子供2人有り」を比べた時、消費者金融ではどちらの返済能力が高いと考えるでしょうか。それは、生活費や養育費にあまりお金のかからない「未婚」の人であることは明らかです。

また、45才の人の場合はどうでしょうか。「未婚」と「配偶者と子供2人有り」を比べた時、25才の人とは見方が変わってきます。お金のかかり方としては、「未婚」の方が少なく、「配偶者と子供2人有り」の方がこれから大学受験なども予想され多額のお金がかかると考えられます。

ところが、45才の場合は「未婚」の方の返済能力を疑われる可能性が高いのです。これは世間一般のイメージなのだと思いますが、45才で「未婚」だと何かその背景にあるものを深読みされてしまうのです。

『年齢』毎の一般的な生活からハズレていると信用が下がる?

お金を貸す方には大体の年齢毎の人のイメージというものがあって、そこから離れていればいるほど、その人のイメージは悪くなり、その返済能力さえ疑われてしまうのが現状です。

45才くらいになって給料も増えたとしても、配偶者や子供に使うお金も増えるため自由に使える『可処分所得』が少なくなります。だからキャッシングを希望するというのは理解されるのです。ところが、45才独身の場合だと、お金に余裕があるはずなのに、お金を借りなければならないほど貯金も無いのか、と思われてしまうのです。

この年齢だと、このくらい稼いでこのくらいお金がかかるだろうというイメージがあるため、そこからハズレているとその人の信用は下がってしまうことになるのです。だからといって、既婚者にとってもお金がかかることはわかっていますので、融資できるお金の与信設定額に厳しさが出てくるのは当然です。

ちなみに、業界最大手のアコムの審査で成約した人の割合は、年齢別で以下のように、若い人ほど多くなっています。つまり、統計的には年齢が高いほどキャッシング審査に落ちやすいということなのです。(こちらもご参考に→審査に落ちやすい人、審査に通りやすい人

年齢 成約率
20~34才 ほぼ100%
35~49才 約75~80%
50才以上 約65~75%

『年収』自体はあまり重要な『属性』ではナイ?!

キャッシングの審査で要求される情報の『年収』は、実を言うとあまり重要な『属性』ではありません。「エッ!本当ナノ?」という声が聞こえてきそうですが、それが本当なんです。どういうことかというと、それは簡単な話で、事前の診断サービスでいくら盛った年収を入力しても、審査になると確実にウソはバレてしまうからです。

キャッシング審査では、収入証明書の提出が必須の現在、在籍確認などとも合わせて、本当の年収はしっかり把握されてしまいます。融資金額によっては収入証明書が要らない場合もありますが、融資限度額などの借りられるお金が制限されてしまいます。

また、在籍確認の電話が無いという消費者金融もありますが、この場合は提出する書類を多くして、融資希望者の信用を担保しているのです。融資は信用の元に成り立っているため、必ず何らかの形でその証明をすることが必要なのです。

お金を貸す方ではこの事前診断サービスの『年収』で何を確認しているかというと、融資希望者の誠実さというか、「この人はウソをつかない人なのか?」ということを確認するための基本的な質問をしているだけなのです。

『年収』を正しく伝えることが自分の信用度アップになる!

借りられるお金は年収の3分の1までという『総量規制』があるため、『年収』を把握しておくというのは基本中の基本なのですが、それとはまた別に、キャッシング申し込みにおいて提出する基本情報の、氏名・住所・年収・勤務先などがウソとわかるとアナタの信用はガタ落ちになるのです。

事前診断サービスでは、『総量規制』のことも含めて確認するため、その基本情報のひとつ『収入』を聞いているだけなのです。初めてキャッシングをする人は特にこの申し込みの時の信用されるかどうかが、審査に落ちるかどうかの重要なポイントになります。

また、キャッシング経験のある人にとっては、氏名・電話番号・性別・住所・勤務先などの基本的な個人信用情報は、信用情報機関で管理されておりますので、ウソはすぐにバレることとなります。絶対にウソをついてはいけません。

ちなみに、業界最大手のアコムの審査で新規に契約した人の割合は、年収別で以下のようになっていて、必ずしも年収の高い人の新規契約率が高いというわけではないのです。つまり、統計的には年収が低いことがキャッシング審査に落ちやすいということにはならないのです。

年収 新規契約率
2百万円以下 25.1%
2百~5百万円 65.2%
5百~7百万円 6.5%
7百~1千万円 2.6%
1千万円超 0.6%

『他社借入金額』はその人の返済能力を知る大きなポイント!

キャッシングの審査で要求される情報の『他社借入金額』は、融資希望者の現在の借金の状況がわかる重要な情報です。この情報がポイントとなって、融資できる金額が決められます。『総量規制』があるためどうしても必要な情報なのです。

例えば、年収600万円の人がお金を借りたいとした場合、『総量規制』によって融資限度額は最大200万円となります。この時、他の金融機関での借入があると、その分差し引かれた形でしかお金は融資できないのです。他ですでに100万円借りていれば、差し引き100万円までしか融資することはできないのです。

ただ、『総量規制』は銀行には適用されない、貸金業者にむけた法律ですので、細かいことを言えば銀行の借金を別にすれば『総量規制』にかかる以上のお金を借りることはできるでしょう。

しかし、消費者金融も銀行もお金を貸すのはその利息で儲けるのが目的なので、元金まで返済できそうに無いような人には絶対貸してはくれません。あまり、無謀なキャッシングはしない方が良いということです。

何社から借りているかが審査のポイント!!

実際にキャッシング審査を申し込む時には、他社からの借入状況の報告は絶対必要になりますし、消費者金融においても信用情報機関の管理情報も含めてきっちりと調べ上げてしまいます。他社からの借入状況は金額だけではなく、何社から借りているかというのも審査のポイントになるのです。

『総量規制』の適用されない銀行を利用しないまでも、消費者金融だけであまり多くのところからキャッシングをしていると、確実にアナタの返済能力は疑われてしまいます。本人の収入や生活費などの消費金額に見合ったキャッシングがされていないのではないのかと、そこが審査での大きなマイナスポイントになるのです。

ちなみに、業界最大手のアコムの審査で新規に契約した人のうち、他社での借入件数別での割合は以下のようになっていて、他社借入件数が多くなるほど新規の契約率は低くなっていくのです。つまり、統計的には他者借入件数が多いほどキャッシング審査に落ちやすいということなのです。

他社利用件数 新規契約率
0件 50%
1件 25%
2件 15%

キャッシング審査に落ちてしまう大きな3つの理由

ほとんどの消費者金融でやっている、ネットの事前診断サービスの内容から、消費者金融が最も重要と考えているキャッシング審査の情報がわかりました。それが次の3つになります。

  • 年齢:その人を知る最も重要な『属性』
  • 年収:融資希望者の誠実さを知る基本的な質問
  • 他社借入金額:返済能力を知る大きなポイント

これらのことから、消費者金融がキャッシング審査で落とす大きな理由は次の3つになるのです。

  • 年相応の一般的な生活をしていないと信用度は低くなる。
  • 年収などの基本的な質問でウソをつくと信用度は低くなる。
  • 他社借入金額・件数が多いと返済能力が低いと判断される。

つまり、世間並みに・誠実に・堅実に仕事をしてお金を使っている人はいいのですが、ここを踏み外してしまうと信用度はいっきに下がり、消費者金融でお金を借りられない・審査に落ちるということになってしまうのです。

【参考ページはこちら】
消費者金融の審査に落ちたら考えられる理由

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