キャッシングを利用していて、もう少し借りられる額が増えたらなあ…と思ったこと、ありませんか?
大抵は、新規申し込みや総量規制の関係で、融資枠が少額スタートになってしまった人が、一度は考えることでしょう。
でも、長く利用していると、昇進や転職などで、年収が契約時よりアップした、という人も少なくありません。
そんな時こそ、融資枠アップのチャンス!
今回は新生銀行レイクの融資枠増額審査にスポットを当て、どうすれば増額審査に通るのか、そもそもレイクは増額審査が通りやすいのか、解説していきます。
初めてのキャッシングでレイクを利用する人も多いかと思いますので、ぜひご覧ください。
増額審査って何をするの?レイクの場合
融資枠の上限を拡大するのですから、何か特別な審査をするのか、というイメージがありますよね。
しかし、レイクも含め、一般的なキャッシング会社は、申し込み時と同じ審査をしているのです。
つまり、現在の状況を「再審査」をして、増額しても大丈夫かどうかを判断しているのです。
さて、レイクはどのような手順で増額審査を行っているのでしょうか。
残念ながら、増額審査の内容については、どこのキャッシング会社も公表することはありません。
しかし、極秘というわけでもなく、次のような基準があるようです。
- 契約後6か月以上の利用
- 返済の遅延、滞納がない(他社含む)
- 安定した生活をしている
この3つの基準を満たしていると、増額審査に通過しやすいと言われています。
どんな人が増額審査に通るの?Aさんのケース
3つの基準があると申し上げたばかりですが、会社によって、異なる細かな基準があります。
この細かな基準が公表されないので、利用者にとっては「基準が分からない」となってしまうのです。
例えば、「年収300万円、会社員、勤続年数3年、借入・返済なし」のAさんが、新規に申し込んだとします。
レイクとB社の2社に申し込んだときに、次のような違いが出てきます。
レイク | B社 |
---|---|
融資枠50万円可決 | 融資枠10万円可決 |
あくまで1例なので、結果が逆になったり、どちらかが否決になる場合もあります。
何故このような違いがあるかというと、上記の例では、B社の審査基準が新規利用者に対して厳しめ、ということが分かります。
また、この場合、Aさんの年収は300万円なので、総量規制により年収の1/3、100万円までの融資が可能です。
これは6か月以上の利用で、2社とも増額審査に通過する可能性があります。
レイクの増額審査は通りやすいのか?口コミで見えること
ネット上の口コミでは、増額審査が通らなかった人、すんなり通った人と評価が真っ二つです。
口コミを鵜呑みにしてはいけませんが、やはり年収と職種、返済実績などの影響が大きいようです。
レイクの増額審査が通りやすいか通りにくいかと言えば、他社とさほど変わらないと言っていいでしょう。
長期利用で増額できないのは何故?クリアしておきたい最低条件
レイクを何年も利用してるのに、増額申請しても全然通らない!とお嘆きの人もいるでしょう。
確かに、長期利用は融資枠の増額する基準の一つですが、ただ長く利用していればいいというわけではありません。
先ほど挙げた3つの基準を元に、クリアしたい最低条件を解説します。
6か月以上の利用はあくまで基準!それ以上の返済実績を重ねよう
6か月経ったから、そろそろ増額申請してもいいよね、と思っている貴方、ちょっと待ってください。
「6か月」というのはあくまで最低ラインの年数です。
多くの金融機関は、融資枠の増額申請基準として、「6か月以上の利用実績」というものを設けています。
しかし、その間にちょっと返済が遅れた、1回だけ滞納した、なんてことがあれば、増額申請は厳しいものになります。
何年も利用していて、増額申請が通らないという人は、そういうちょっとしたミスがあったのかもしれません。
また、6か月経過したから即増額するのではなく、1年は様子を見て、融資枠の増額をじっくり検討してみましょう。
返済し忘れは命取り!?過去にもないか振り返ってみよう
返済の遅延、滞納は、増額審査において、最も致命的なものと言っていいでしょう。
レイクも含め、金融機関は「きっちり返済をしてくれる利用者」を歓迎します。
ちょっと返済遅れたけど、遅延損害金も含めて支払ったんだからいいじゃない、では通用しないのです。
特に、レイクなどの「信用貸し」を行っているキャッシング会社は、利用者の「信用度」を重視します。
(⇒信用情報がブラックの人が借りるには?)
返済が遅れると、信用度はガタ落ちしてしまいます。
また、レイクではちゃんと返済しているけど、過去の返済や、他社の返済に遅延、滞納があった場合も、審査に引っかかることがあります。
「個人信用情報機関」に、過去5~7年間の返済履歴が記録され、金融機関は審査の際に、照会することができます。
もし、1度でも遅延、滞納があれば、やはり増額審査は厳しいものになるでしょう。
安定した生活=居住・勤続年数の長さ!なるべく長く勤めよう
これも利用者の「信用度」を計る要素です。
仕事が長続きせず、転職を繰り返すような人は、世間的にも何か問題があるのでは、と思われてしまいますよね。
収入も安定しませんし、職場に合わせて引っ越しを繰り返すことになると、ますます信用度が落ちてしまいます。
1つの職場に長年勤め、1か所に定住していれば、例えアルバイトでも、増額審査通過のチャンスがあるのです。
中には、正社員だけど転勤族で居住年数が短くなりがちな人もいるでしょう。
しかし、1~3年以上の勤続年数があれば、そういった事情も考慮してくれます。
レイクから融資枠増額の案内が来る!?そのタイミングとは
レイクも含め、多くのキャッシング会社は、一定の条件を満たしている利用者を「優良顧客」とみなします。
各会社によって条件は異なりますが、共通しているのは
- 利用年数が6か月~1年以上
- 過去7年間も含め、返済の遅延や延滞がない
- 総量規制の融資上限まで余裕がある
この3つをクリアしていれば、キャッシング会社側から融資枠増額しませんか?と案内が来るのです。
レイクの場合、次のような形で増額の案内が来ます。
レイクの増額審査には、仮審査と本審査がありますが、この増額案内が来た時点で、仮審査を通過していることになります。(こちらもご参考に→消費者金融の審査基準とは)
自分から申請するより、融資枠を増額できる確率がアップすると言えるでしょう。
増額案内キター!実際に案内を受けた「優良顧客」たち
レイク側から増額案内が来たということは、信用度の高い「優良顧客」になったということです。
ネット上で、レイクから増額案内が来た、という人たちの声を集めてみました。
- 融資枠20万円から、数回の増額案内が来て、最終的には100万円までアップした
- 2年間で3回増額案内が来た
- 他社からも借入していたが、増額案内があり融資枠がアップできた
- 増額案内があったが、色々聞かれて給与明細まで提出したのにダメだった
ほとんどの「優良顧客」はすんなり融資枠アップできているようですが、中には増額案内があったにも関わらず、増額ができなかったという人もいます。
レイクから増額案内が来たからと言って、必ず融資枠を増額できる、とは限らないようです。
これはケースバイケースなので、一概にこれが原因、と言い切れないものがあります。
例えば、増額案内が来て、それを確認するまでの間に…
- 他社から借入を行った
- 住宅ローンやカーローンなどを組んだ
- 返済状況の悪化
など、様々なケースが考えられます。
レイクの増額審査のコツ…「真面目に返済」で優良顧客になろう
融資枠アップをするためには、自分で増額申請するより、レイク側から増額案内が来るのを待った方が良いと言えます。
増額案内が来る=優良顧客=信用度が高くなっている、という図式ができているからです。
優良顧客になるためには、レイクのみ借入で、毎月の返済をきちんとして、長年利用する、というのが一番の道のりです。
コツコツ信用度を上げれば、そのうち増額のチャンスが巡ってきます。
果報は寝て待て、何事も気長に待ちましょう。
【参考ページはこちら】
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