消費者金融からお金を借りることは、すこし前までは難しくはありませんでした。
ですが、関連する法律が改正された後は職業や年齢そして収入によってはお金を借りづらくなりました。
消費者金融の借り入れ審査に落ちる人はどのような特徴があるのか?どうしたらお金を借りれるのか?
分かりやすく解説しますので、是非ご覧ください。
消費者金融で審査に落ちる人はなぜ失敗するのか?
消費者金融で審査に落ちる人というのは、失敗する理由というのがちゃんとあります。
審査に落ちる人の失敗の理由というのはだいたいはひとつに纏められます。それが計画的な借入でないことです。
よく借金をするための消費者金融や銀行系カードローンのCMなどでは計画的な利用が重要といいます。
どこでも計画的な利用をすべきといいますが、失敗してしまう理由としてはこの計画的な利用ができない場合です。
例えば何も考えずに申込みをする、借入金額なども適当に決めてしまうという時には落ちてしまうでしょう。
審査の甘かった時代の消費者金融とは変わっている
ちなみに失敗するパターンは計画的でない利用が多いですが、年齢の高い人の場合は昔の感覚で借りるというのもあります。
昔、かなり消費者金融の借入れが楽だった時代があります。どういう人でも借りられる時代でした。
その頃は今のようにルールもほとんどなくて、金利も少し高めに設定されていました。
その代わり借りられないことはまずなかったし、どこでも借りるのが楽だったといいます。
今は信用情報も蓄積されていますし、データ化されていますし、法律のルールも厳しくなっています。
昔の感覚で行くと、消費者金融が使えないということが起こりうるので、今の感覚に慣れる必要があります。
今は昔のようにフリーターでも何百万円も借りるということは出来ない時代だということは注意しましょう。(こちらもご参考に→フリーターやパートでもお金を借りられる?)
よくある審査で断られた!という人のパターンとは
そんな審査で断られたという人の場合の失敗パターンというのを考えてみたいと思います。
逆に言えば失敗したというパターンを覚えて身に覚えがあるなら改善する余地があるでしょう。
借金の借入金額を計算していないパターン
一つ目としては借金の借入金額を計算していないパターンが有ります。計算せずに借入をしたら、ほぼ通りません。
- 総量規制を考えずに多額の借金を申し込むパターン
- 自分の収入に合わない金額を申込みするパターン
- 業者の極度額を確認せずに申込みするパターン
この三つはよくあります。
総量規制は消費者金融では非常に重要で、総量規制を超える借入というのは法律でできなくなっています。
年収300万円なら100万円までと、年収の3分の1以上は借りられません。つまり審査に落ちるということです。
総量規制のなかった時代とはちがい消費者金融を使う場合には常に確認が必要です。
たとえそれが銀行系カードローンのように、総量規制対象外でもチェックしておかないといけません。
でなければ借り入れが出来ないからです。どんなに頑張っても年収の半分までという業者が多いのです。
銀行系カードローンの場合は年収の半分、消費者金融の場合は年収の3分の1までと言われています。
ですからそれ以上の借り入れが出来ないのですから、どこまで借りられるのかを常にチェックしておかないといけないのです。
最後が極度額をチェックしていないというパターンで、これは中小の業者を使うときに起こります。
中小の業者、信用金庫、地方銀行などは借り入れできるきん額が少なめになっていることがよくあります。
借りられる金額が50万円まで、もしくは100万円までのような業者もたくさんあります。
そんなところに200万円貸して欲しいと言っても、門前払いをされてしまうというパターンです。
これは一般的に有名な消費者金融の極度額がだいたい500万円あるという先入観が働いているのです。
つまり他の業者も同じくらいだろうと思ってしまうのです。実際には業者や商品によってかなりの違いがあります。
業者も商品もだいぶ違いがありますので、必ずチェックしておかないとパターンにはまってしまいます。
他社借入が多すぎて借りられないパターン
次に多いのは借金を他でやりすぎているために、審査に断られたというパターンです。
よくネット上の口コミでは「他社借入が多くても借りられる業者は?」というような質問があります。
こういった質問に対して紹介される業者もありますが、一般的には他社借入が多いと借金の審査に通りません。
ですのでよく知られている大手の業者などを使って、他社借入ができないで審査に落ちるというわけです。
このようなことがよく起こるために、他社借入が多くても借りられる業者を探している人が多いというわけです。
そもそも厳しい業者を選んでしまうパターン
もう一つよくある失敗のパターンはそもそも厳しいと言われている業者を使うパターンです。
例えばりそな銀行のカードローンには年収制限があるカードローンがあります。
当然ながら借金の審査に通るかというと、非常に厳しい審査が必要になります。
にも関わらずフリーターや専業主婦が申し込んでも、まず審査に通ることはないでしょう。
これはひとつの事例ですが、その業者それぞれに審査の厳しさというのがありますから、よく調べないといけません。
審査の厳しい業者に申込みをしても仕方ないのです。申し込みをするなら審査のあまい業者を選ぶべきなのです。
業者選びをそもそも失敗しているというパターンも少なくないので、ぜひよくチェックしましょう。
どうすれば消費者金融の審査に通るようになる?
具体的な失敗のパターンは上記のように説明したとおりではありますが、では対策はどうしたらいいのでしょうか。
消費者金融の審査に通るようにするためには二つの準備が必要です。
一つが自分自身の分析をすること、もうひとつは業者の分析をすることです。
自分がどの程度信用があるのかをチェックする
まず見ないといけないのは自分自身の信用がどのくらいあるのか?という自己分析が必要です。
自己分析で見るべきポイントは下記の通りになっています。
- 職業は安定しているか、収入はどのくらいあるのか
- 他の借金やローンはどのくらいあるのか
- 過去の金融事故や返済実績はどうなっているのか
まずはこの3つのポイントを見ておく必要があります。
最初は一番良く見られている項目でもある、職業と収入についてです。
職業も収入も当たり前ですが、必ず安定していてたくさん持っている場合のほうがいいでしょう。
大企業、もしくは公務員であればかなり評価は高くなります。また収入は高ければ高いほうがいいでしょう。
借入が多いとなぜ借金がしづらいのか?それは借金の返済確率が減るからです。
例えば借入を全くしていない人と、他3社から借りている人の場合、返済は前者のほうが圧倒的にされやすいでしょう。
他の支払いをする必要がない分、同じだけの稼ぎだとしても使えるお金が圧倒的に多いのです。
ですので借入を全くしていないのが一番いいですが、他社借入はできればまとめて一つにして減らしておくべきです。
三つ目が返済実績、過去の問題です。過去、金融事故などを起こしていればブラック扱いされて審査に落ちます。
消費者金融に断られたという人の中にはこのブラックであるということを知らずに申し込んだ人も多いのです。
金融事故は借金を返済しない、3ヶ月以上延滞するといったことがでおこります。
そして金融事故の履歴が残っている限りはブラック扱いをされるので、まず借入はできません。
逆に一度も送れずにしっかりと支払ってきたという実績がある人は、評価を高くすることになります。
ちゃんと送れずにしっかりと返済をする、逆に遅れたり返済忘れをなくせば借りやすくなります。
どの業者が自分にぴったりなのかを探す
自分自身の状況がわかったのであれば、後は消費者金融などの業者について調べることになります。
消費者金融や銀行系カードローンなど、かなり借入ができる業者というのはたくさんあります。
そしてそれらの業者によって審査や対象となっている人というのも全く違います。
ですので基本的な厳しい業者、あまい業者というのを知って自分似合っている業者を使うのです。
1 | 2 | 3 |
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銀行系カードローン | 消費者金融・クレジットカードキャッシング | 街金サラ金 |
基本的な厳しい審査の順番というのは上記のようになっています。
次に厳しいのが消費者金融の有名業者、そしてクレジットカードのキャッシングです。
両方ともかなり柔軟に借入ができるので、銀行系カードローンが不安な場合はこちらを使いましょう。
最後に規模の小さい消費者金融である、サラ金や街金と言われているところを使うパターンです。
規模の小さい消費者金融はさすがに金利も高いですが、ほとんどの人が使えますが借入金額も少ないのが特徴です。
少なくともこの基本的な審査の厳しい・甘いというパターンを覚えておく必要があるでしょう。
借金をする前の業者選びと信用の分析が大事!
以上のように、まず必要なことは自分自身の信用というのがどのくらいあるのか?をチェックすることです。
そしてその信用がある程度わかれば、後は自分にあった業者というのを選ぶことです。
これだけでも十分断られたという人が消費者金融を再度使う事ができるようになるかと思います。
「これだけのことをやって通らない」という人も確かにいるかもしれませんがそれは別の理由を考えないといけません。
自分自身の信用を知った上で、業者をよく調べて借入れをしても通らないパターンは下記のようなものがあります。
- 同時申込みや連続申込みで申し込みブラックになっている
- ブラックの状態が解けていない
ブラック状態を見逃すときも多いですが、それよりも特に申し込みブラックについては気をつけておいてください。
パターンとしては申し込みブラックになっていることのほうが多いでしょう。
申し込みブラックから抜け出す方法・防ぐ方法
申し込みブラックはだれでも簡単になってしまいますので、ナラないようにするための方法があります。
それが申込みをするときには一つ一つ申込みをして、連続や同時に申込みをしないということです。
申込みブラックのほとんどが同時での申込みや連続での申し込みによって引き起こされているのです。
その申し込みブラックにならないためには一つ一つ申込みをしていくしか無いでしょう。
そして万が一、申し込みブラックになってしまったのであれば、半年間まつしかありません。
半年間待つことができれば申し込みブラックから抜け出すことが出来ますので、ここは我慢が必要です。
半年も借り入れが出来ないと、生活がかなり苦しくなる人も多くいるかと思います。
それくらい厳しいものですから、申し込みブラックに最初からならないようにしておくことがポイントです。
申し込みブラックかどうかも自分の信用情報を取り寄せればわかりますので、通らない人は一度取り寄せてみてはいかがでしょうか。
【参考ページはこちら】
ブラックでもお金を貸してくれる?