消費者金融、銀行カードローン、クレジットカードのキャッシング機能、どれを利用するのも名の知れた会社も多く、安心して気楽に利用しやすい時代になりました。
安定した収入がある人ならば、多くの人が簡単に借りれるようになった反面、多くの人が返済困難を経験しているのが現実です。
返済できないとなれば気になるのが『催促』ですよね。催促と聞いて思い出すのが、金融ドラマなどでもお馴染の怖い怖い『追い込み』です。
現代の消費者金融・銀行・クレジットカード会社でお金を借りた際、催促の追い込みはどのように行われているのでしょうか?
(⇒消費者金融などの借入には危険性がある?)
恐怖で死を覚悟!?そんな追い込みは営業違反だから安心!!
一時期、借金の取り立てが厳しくて、死を覚悟した人が増えた時期がありました。実際に自殺をしてしまった人もいます。
そんな追い込みを「今もやっているのか?」と思うと、今の借金残高を見ただけで震えてしまいますね。でも大丈夫ですよ!!
殴る・蹴る!?人に傷をつける行為は禁止!
金融ドラマが好きな人は見たことがあるでしょう。怖いお兄さんに囲まれてリンチされている様子を…。胸ぐら掴まれてね…。
お隣様だってカードの1枚くらい持っているでしょう。もし、お隣でそんな状況になっているのを発見したらどうしますか?
普通は警察に連絡しますよね。警察だって「そりゃ返してないなら当然でしょ~」なんて見逃すことはなく、傷害として対処するはずです。
どんな理由があろうとも、人を傷つけるような行為はしてはいけないものです。傷害事件、場合によっては殺人事件になり兼ねない。
外国に売り飛ばす、海に沈めるなんて話もありますが、これを「返済しない客にはOK!」という恐ろしい会社が全国各地にあるとは考えにくいものです。
怖がらす為なら何でもあり!?物を壊すもの禁止!
家に催促の為に訪問してきた時、借りた会社の事務所などにこちらから訪問した時、手を出す前に脅しのように物に当たることがあります。
ドアをドンドン叩いて大きな音を立てる・壊す、窓を割る、椅子などを蹴るなどなど、ドラマなどでもよく見る光景ですよね。
取り立てをする時、相手に見くびられているようではダメです。怖がらせないと、ビビらせないといけないのです。
相手がチンピラの怖い兄ちゃんだったとしても、絶対にその人の方が強いなんて保証はないですものね。怖がらす為なら何でもありです。
人が居ない場所・監禁!?連れ出すのも禁止!
家や職場にやってきて、話がつくまで連れ回す、どこかに監禁する、暴力行為を行う為に人の居ない場所へ連れて行く…。
「このまま家に帰れないんじゃないか…」「もしかしたら殺されるの?」なんて恐怖を感じさせる為にも行うことがあるようです。
こんな事をするのは、確実に闇金でしかないと思います。というよりも、直接対面することすら、一般的な貸金会社では返済してなくとも、ほぼないと言えるでしょう。
会わなくても追い込みは可能!?精神的に追い込むのも禁止!!
実際に目の前に怖い人が現れて追い込んでくるだけが催促ではありません。電話で怒鳴り散らされるというのもよく聞く話です。
何度も鳴り続ける電話は、とてもとても辛いものでしょう…。でも、必要以上の催促は精神的に追い込む原因にもなり、禁止されています。
1日に何度も何度も電話が…なんてことはない!
知り合いの方に用事かあって、電話をかける時、あなたならどうしていますか?相手にも都合がありますし、1度で出てくれるとは限りません。
少し時間を置いて数回かけてみる、お昼休みなどを狙ってかけてみる、次の日など日を変えて改めてかけてみる…。そうしますよね?
貸金会社も同じです。用事があるので、連絡が取れるまでは何度か様子を見ながら電話をしてくるでしょう。
また、電話に出て対応すれば、それ以上、何度も何度も連絡してくるということもありません。
言葉遣いだってキチンとしていなくてはいけません!
忘れてはいけないのが、相手はお店の従業員、私たち利用者はお客様です。この関係性を忘れてはいけません。
「返済する気はない!」とこちらから喧嘩を売ったのならともかく、返済できていないことを伝える時、返済をお願いする連絡をする時に、怖い言葉遣いはダメです。
あまりにも返済しないことが続くと、多少はキツイ言葉遣いになってくるかもしれませんが、それでも敬語は捨てないのが一般的な社会人。企業でしょう。
正直なところ、余程のことがない限り、キツめに言われることすらないと思います。単なるバイトさんならイヤ気がさして強く言っちゃうかも?程度です。
多くの場合、「返済していないことを怒られるのではないか?」「怖い人が対応するのではないか?」と不安で電話に出たら、「超親切だった!」なので安心してください。
早朝・夜中の追い込み!訪問・電話の時間は決められている?
大手の消費者金融や銀行、クレジットカード会社であるほどに、訪問をするとも考えにくいですが、訪問することがあっても、電話で済ませるにしても、規定があります。
『確実に家にいる時間に訪問して、確実に相手に会って追い込みたい』でしょうし、『確実に家にいる時間に電話をして追い込みたい』でしょう。
となれば、早朝や夜中がベストですよね。仕事をしている方でも比較的家にいる時間帯を狙って行きます。人も少ないですし。
しかし、これは禁止されています。まぁ普通に考えれば、いくらこっちが悪いとはいえ、すっごく迷惑な時間帯ですものね…。生活に支障が出ます。
- 朝は早くても8時以降
- 夜は遅くても9時まで
基本的には訪問はないので、電話での催促ですが、営業時間内というのがほとんどだと思います。なので、実際には夜7時くらいまでというのが多いと思います。
本人以外の人に接触は?勤務先や家族の安全
「本人が返さないのであれば、他の人に返してもらわないといけない!」と勤務先や友人、家族や子供、離れて暮らす両親や兄弟が気になりますよね。
勤務先には「退職金で返せ!」といわゆる退職金の前借をさせて返済に回させることがあるようですが、他の方法でお金を準備させて返済させるのも禁止です。
また、家族や友人に関しては、そもそも、その人たちの情報を教えたの?という疑問があります。普通はそんな情報は必要ありません。
保証人も必要ない今の貸金会社は、家族の情報を聞くことは、主婦が旦那の給料でキャッシングを利用する時くらいであり、他はありません。
家族や友人の情報を聞かれた場合、教えてもないのに調べられた場合、それは変な話です。本人以外への取り立て自体が禁止されています。
勤務先や離れて暮らしている実家などに訪問することも禁止されています。本人以外に接触はないと言えるでしょう。本人もないくらいです。
返さないとプライバシーも守られないの?第三者に知られる可能性
どんな事情があったにせよ、第三者に教えてはいけないという決まりがまずあります。ですが、何をするか分からない追い込み…。バラされそうですよね。
第三者に電話で連絡を取ることも禁止ですし、郵便を送るなどをしてバラすことも禁止です。「誰かにバラすぞ!」という脅し文句すら禁止です。
また、家の周りや勤務先などに、返済をしていないことや、お金を借りていることを記載している貼り紙や、催促状などを貼るなどの行為も禁止です。
厳しいことを言うけれど…多少の催促や追い込みは当然ですよ!
消費者金融でも銀行でも、クレジットカードのキャッシングでも、例え闇金であったとしても、契約時にはどんな約束をしていたでしょう?
「返す」というのが条件で借りたのではなかったでしょうか?それが返ってこないのですから、それなりの催促や追い込みは当然と言えば当然でしょう。
借りたら返すは絶対条件!!違う会社なんて存在しない!
どこからお金を借りたとしても、どんな事情で借りたとしても、どんな事情で返済ができないのかにしても、借りたら返すは絶対条件だったはずです。
「返済ができなくなってもいいですよ~」なんて会社は、どんな大手であろうと、良い会社であろうと存在しません。本来なら返せないなら借りてはいけないんです。
電話・メール・郵便の催促は当然の義務でもある!!
現在の消費者金融、銀行、クレジットカード会社でも、全く催促がないというわけではありません。返済をしなければ、催促は行われています。
これは、怖いというイメージを持つ追い込むような催促とはほど遠い、単なる「返済できてないですよ」「返済してくださいね」という催促です。
最近はネット会員というのが定番になっているので、登録しているメールアドレスに通知が1通入る程度で終わることも多いです。
会社によっては携帯電話に電話をかけてきたり、郵便で「残高不足で引き落としされてませんでした」などの通知がくることもあります。これも基本1度です。
今のほとんどの貸金会社の催促や追い込みは、ただこれだけ。電話・メール・郵便が1度来るだけです。それ以上はほぼ行われていません。
もちろん、催促後にも返済がなかったり、こちらから一切連絡をしないなどであれば、再び催促の連絡が来るでしょうけれども、しつこいものではありません。
ただこれだけの催促すら、「うっとうしい」「精神的苦痛になる」と訴える人も言いますが、そうでしょうか?
なぜ催促がくるのかを考えれば、今の時代、この程度の催促で済ませてくれるなんて幸せなことだとも言えるのではないでしょうか?
返済していない人の全てが、故意に返済していないわけではありません。忘れているだけなのかもしれないし、どうしようもない事情があったのかもしれないです。
貸金会社も商売です!ボランティアじゃないんです!!
厳しいことを言いますが、消費者金融も銀行も、クレジットカード会社も、闇金だって商売で貸金会社をしているんです。
貸したお金に利息を付けて返済してもらうことで儲けがあり、返済してもらったお金があるから、次の困っている人を助けることができるのです。
みんなが返済しなくなったとすれば、困っている人に貸す為の資金もなくなり、唯一返済してくれている人から超高額な利息を取るなどしない限り、倒産も見えてきます。
少しでも返済をしてもらい、少しでも回収しなければ、会社の運営に関わってくるのです。下手な追い込みをしても営業停止処分などになり、莫大な損益になります。
本来なら、返す約束を破って返済しない人は【詐欺】と言っても過言ではありません。こちらから事情を説明しない限り、相手には伝わりませんし、全て詐欺なんです。
しかし、私たち利用者が返済をしなかったとしても、詐欺罪として立証させるのは非常に難しいことなんです。元から返すつもりもなく借りた場合のみ、詐欺罪になる場合があります。
必要以上の催促や追い込みもできず、返済しない人を訴えることもできないなんて、逆に可哀想に思えてきますよね…。
あまりに長い滞納や連絡が取れないことが続くと、差押えなどの手段を取ることもできますが、これも稀なことのようです。
ボランティアでお金をくれているのではありません。商売です。なのに利用者への罰則は少なく、貸金会社には規制が多い…。
返済が遅れても大丈夫!普通に利用していれば追い込みはない!!
返済が遅れるなんてことは、実は…よくある話なんです!誰もが1度くらいは経験しているのではないでしょうか?
人間ですもの。ミスもありますし、事故もあります。その後、どうするかで対応は変わってくるのではないでしょうか?
理由なんて関係ない!返済日が過ぎれば延滞は延滞!!
返済できない理由って何でしょう?理由はたくさんありますよね。人それぞれの事情が隠れていることがほとんどです。
- 残業が少なく給料も少ない
- 普段はない出費が重なった
- 病気や怪我をしてしまった
- 倒産・リストラになった
- 返済日を忘れた・残高不足だった
という、仕方がないのでは?という理由もたくさんあると思います。
- 欲しい物を買ってしまった
- ギャンブルに負けてしまった
- 借金があるのに仕事を辞めた(自分から)
という、仕方ないとは言え、「ちょっと考えてよ…」というような理由もあるでしょう。
もちろん、事情をしっかり説明すれば上の例の方が融通が利きやすい理由でしょう。しかし、事情を説明しなければ、どちらの理由であっても同じなんです。
返済が遅れても事情を詳しく聞いてくることもありません。どんな理由であっても、返済日よりも1日過ぎれば、その時点で延滞は延滞です。
返済が遅れても、ちゃんと返済すれば問題ないことがほとんど!!
返済日を忘れてしまったにせよ、返済できない仕方ない理由があったにせよ、返済よりも優先してしまった自分勝手なことがあったにせよ、延滞は延滞。
電話・メール・郵便のどれかで連絡がくるでしょう。稀に何も連絡がないというパターンの会社もあるようですが、カードが使えなくなっているなどで気がつくでしょう。
多くの会社は、2度目の返済日を指定してくれます。「○日までに振り込んで(口座に入金)ください」と。催促と言ってもこれだけです。
この2度目の返済日まではカードの利用も止められてしまいますが、2度目の返済日までに返済をすれば、元通りに使えるようになり、何も問題はありません。
電話・メール・郵便の催促が来たら、怖がらずにすぐ対応して!!
初めて返済を遅れさせてしまった時、電話・メール・郵便で催促が来た時、何を言われるのか、どうすればいいのか、怖いですよね。
返済に充てるお金が用意できないなんて窮地に立っている時の催促ほど、怖いものはないかもしれません。安心してください。大丈夫ですよ。
1番怖いのは、催促の連絡も対応しないで、返済もしないで放置を続けることです。法的に罰せられることはほとんどありませんが、差押えなどは可能性があります。
少なくとも信用を大きく失い、今度、お金に困った時にも貸してくれるところがないという結果になる可能性も出てきます。
怖いチンピラのお兄さんが来るわけでもなく、電話の向こうから怒鳴られるわけでもありません。素直に返済が遅れたことを謝罪して、指示に従いましょう。
怖がって電話に出ないのは勝手ですが、何度も掛かってくるほどに怖くなり、不安になります。何も怖くないので、すぐに対応するようにしましょう。
もし、どうしても指示される通りの返済ができない時も、正直に相談してみましょう。ほとんどの場合が、親身になって返済が軽くなるように考えてくれます。
できることならば、催促の連絡前に自分から連絡しよう!!
1番ベストなのは、催促の連絡が来る前に自分から連絡をして、返済が出来なかったことを伝え、どうすれば良いかの指示を自分から聞くこと。
返済日をうっかり忘れていた場合でも、気がついたのが夜なら手遅れ。翌日の営業時間に連絡を入れましょう。
催促が来てからの対応でも別に良いですが、自分から連絡をすることで、返済の意思を伝えることができ、失う信用を少なくすることができます。
怖いなんてとんでもない!普通に利用してれば親切で便利♪
正直なところ、追い込まれる・怖いというイメージを持っているのは、闇金です。イメージに強くあるドラマなども、よく見れば闇金のお話。
昔は消費者金融も闇金と繋がりがあるとか言われてました。でも、今はそんなことはないと思います。それこそ大問題になって会社が破産するだけでしょう。
多くの会社がオペレーターを女性にするなど、怖い印象をなくし、親切・丁寧な接客をしてくれます。
返済を遅らせることなく、キチンとしていれば、つまり普通に利用していれば一切怖いこともなく、便利なだけ。逆に親切すぎて驚くくらいかもしれません。
もしも辛い催促や追い込みが自分に来たら!?相談を!!
一般的に名の知れている消費者金融や銀行、クレジットカード会社を利用しているのに、未だに酷く辛い催促や追い込みが行われているとは考えられません。
もし、そんな状況になってしまったら、心配しなくて大丈夫です!!すぐに相談すれば解決するので、是非、相談してみてください!
闇金も今や大人しい?酷く辛い追い込みは普通はあり得ない!!
今、闇金はどんな取り立てをしてるんだろう…。ふと思いました。一般的な貸金会社が利用しやすくなり、闇金を利用している人が減っているのかもしれませんね。
闇金の被害ってそれほど聞かなくなりましたよね。追い込まれるような催促や取り立てをされたという話は、調べてみない限り聞かない話になりました。
正規の貸金会社かどうかは、登録番号で分かります。闇金でも登録番号を記載していることがありますが、実際に照らし合わせると一致する会社はありません。
もし本当に酷く辛い追い込みならば…逆に相手を罰せられます!!
もし、仮に、本当に未だに怖いイメージのような、酷く辛い追い込みをされたならば、逆に相手会社を罰せられる可能性があります。
暴力的行為、必要以上の催促や取り立て、第三者にバラす・返済を求めるなどなど、そんなことをしていれば違反であり、営業停止処分もあります。
基本的には正規のまともな貸金会社は、電話・メール・郵便での催促のみ。訪問してくることも稀ですし、3人以内で普通の人が来ます。
すぐに弁護士や司法書士に相談を!無料相談も多いです!
お金のことに関することを専門にしている弁護士は結構多くいます。今では司法書士も弁護士と変わらないくらい力になってくれるようになっています。
厳しい追い込みをかけられるほどの状態であれば、どちらにしても返済自体が困難になっているでしょう。同時に返済についても相談してみましょう。
借金の返済問題だけでなく、闇金の対応に対しても力になってくれる弁護士や司法書士も多いですし、依頼となればお金はかかりますが、かなり助かりますよ!!
プロに頼れば闇金でさえも一瞬で解決!時には警察も頼ろう!
プロの弁護士や司法書士に頼めば、違法営業をしている悪徳な闇金でさえも、一瞬で大人しくなってしまいます。
これは、弁護士や司法書士が間に入ると、本人にも直接催促ができないという決まりがあるからです。
ちなみに、返済ができない為に債務整理や自己破産を依頼した時も同じです。これは闇金や違法業者だけでなく、正規の貸金会社もなんです。
毎日のように訪問してくるなどの追い込みをかけられた場合などは、警察にも相談してみる価値があります。対応してくれるかは微妙ですが…。
正規のまともな貸金会社なら、大手であるほどに追い込みは考えられませんので安心して利用しても大丈夫ですし、何かあった時にはプロが力になってくれて安心です。
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