今月はちょっと家計が厳しいというようなときにカードローンは便利ですが、まず考える必要が有るのは、本当に借りなければいけないのかということです。カードローンは借金ですから本来は借りないほうが良いのです。
どうしても必要と言う場合、まず必要になるのは業者選びで最近では銀行の利用者が増えていますが、実は銀行のカードローンのサービスの裏には大手消費者金融が信用保証業務を担っており、大手消費者金融でも悪い選択ではありません。
業者が決まったら、その業者の申込方法を調べ、申込みから利用までどのような手順になるのかを理解して、申込みを始めましょう。申込方法は何種類か用意されていますから自分向きの申込方法を選んで下さい。
銀行や消費者金融を安易に選んではいけない!使い勝手を考えよう
カードローンの利用を考え始めたらまず必要なのは本当にそのお金を借りる必要が有るのかということです。本来生活は自分の収入の範囲内で行うもので、お金を借りたら利息も掛り決してお得とは言えないのです。
しかしどうしてもカードローンの利用が必要という場合も有り、そういう人はすぐに申込みを始めようとするのですが、その前に最も大事な作業が残っています。それはどの金融機関にするのかという事です。
最近ではテレビのCMで毎日沢山のカードローンの情報が発信されていますから、それらの内の最も印象に残ったようなものをあまり考えずに選ぶ人が多くなっています。しかし本当にそんな選び方で良いのでしょうか。
例えば、安易に選んでインターネット上から申込んですぐに審査・契約と順調に進み、カードが送られてきたとします。
さてそこで利用しようとしてATMを探したら隣の駅まで行かないと利用できるATMが無かったとしたら笑い話になってしまいますよね。ですから選ぶことは結構重要なのです。
本当に借り入れる必要が有るのかを考えよう
カードローンは借金です。したがって借りたものは返さなければなりません。しかも元本だけではなく金利に見合った利息も付ける必要が有ります。それをトータルで考えると利息分が損失になってしまいます。
住宅ローンや自消費者金融は今業界の存続自体が危ない未曽有の危機にあります。なぜこうなってしまったのかというと直接の引き金を引いたのが、近年行われた貸金業法の改正です。
貸金業法とは社会問題化したサラ金の業務を縛るために徐々に縛りがきつくなり、サラ金改め現在の消費者金融の時代になってもその手は緩められず、今回の改正で業界は瀕死の状態です。
この中で以前は優良消費者金融などと言われていた業者も次々に消えて行くことになりました。
ここで説明するナイスという消費者金融は審査が緩く利用者には好評の消費者金融で、グループ会社との合併や外資系の出資などを経て存続していました。
しかし今回の改正で、合併後の会社も行き詰ってしまい現在では貸金業を廃業してしまっています。
ナイスの痕跡を追う!なぜ経営不振に至ってしまったのか
消費者金融業界は栄枯盛衰が比較的激しい業界で、一度消えてしまうと、すぐに忘れ去られてしまい、現在ナイスと言われても以前のナイスを思い浮かべる人はよく利用していた人ぐらいになってしまいました。
しかし現在はインターネット時代ですので、検索をかけてみると、ナイスが営業していた時代に口コミ情報などに書き込まれている情報を見つけることができます。
当時の情報を読んでみると、ナイスは審査が緩く大手消費者金融では貸してはくれないような状態の人でも、融資をしてくれていたらしく、比較的好意的な書き込みを読むことができます。
このナイスは後に合併することになるアエルという消費者金融などとグループを形成しており、アエルの方も審査は緩かったようで好評な書き込みが目立ちます。
(⇒審査が緩かったら通るのは確実?)
しかしこのアエルは屋号をわざとかどうかは知りませんが山一物産とか日立信販などと名乗り、あたかもその名称を持つ大手企業である山一物産株式会社や日立信販株式会社の系列であるかのように見せていました。
もちろん全く関係はありませんでしたので、当然裁判になり敗訴して、その後会社名としてアエルを名乗りますがこれも仙台にある会社に提訴されています。どうも経営者には問題があったようですね。
会社更生法の適用申請から合併へ
好評ではあったのですが、バブル崩壊の影響から1999年にメインバンクが破綻したことによって以後資金繰りに苦労することになってしまい、2003年になってこのナイスとアエルは会社更生法の適用を申請しました。事実上の倒産と言う事です。
しかしここで思わぬ救世主が現れます。良かったかどうかは別にしてアメリカの投資ファンドが名乗り出ました。この投資ファンドは東京スター銀行の親会社のローンスターグループで、両社はこの傘下で再建を図ることになります。
この中でどういう経緯があったかは分かりませんが業務を整理するためと思われる両社の合併が2004年に行われることになります。そして2005年にブランド名はアエルとなりナイスの名前はここで消えることになりました。
経営拡大から不祥事発生そしてとどめの貸金業法改正
以後店舗数500を目指すなど経営拡大が図られ、順調に業績を伸ばすこともできていたのですが、2006年に法令違反の不祥事が発覚して関東財務局から業務停止命令が出されてしまい、今から考えると、これが転落への第一歩だったように思えます。
この後2007年には更生手続きが終了し、さあこれからというところではあったのですが、この直前に貸金業法が改正され、業績は急速に悪化していくことになります。この時点ではこのアエルだけではなく、消費者金融業界全体が既に怪しい雰囲気に包まれていたと言って良いでしょう。
ナイスの廃業!とどめを刺した貸金業法の改正とは何だったのか
この後の消費者金融業界を見てみると、大手と言われている消費者金融を含めて中小零細まで例外なく経営が傾いていきます。
大手消費者金融はこの頃すでに銀行と提携しており銀行のカードローンの信用保証業務などを担っていたため、これらに倒れられると銀行が困ってしまうことになり、グループ企業にして経営を支えなければならない程深刻だったのです。
この時支援の得られなかった武富士などは消えてしまいましたし、現在銀行の傘下に入っていないアイフルも以後深刻な経営危機に陥っており、いまだに完全に立ち直ったとは言えない状態です。
結局この時に当時の消費者金融の半数は消えてしまったと言われています。ナイスのように今では忘れられてしまった消費者金融がたくさん有ったわけです。
貸金業法の改正点
ではここまで消費者金融業界を脅かした、貸金業法の改正とは何だったのでしょうか。消費者金融業界に深刻な影響を与えたのは、次の2点です。
- 総量規制
- グレーゾーン金利の撤廃
総量規制とグレーゾーン金利の撤廃の2点です。この2点の改正だけで、消費者金融は非常に商売がやりにくくなってしまったわけです。この改正を境にカードローンなどは銀行中心の金融商品に移行していくことになります。
では総量規制というのはどのような規制なのかというと、要するに所得制限で、融資できる金額は原則として年収の3分の1までと上限が決められてしまったのです。
それまでは資産状況によっては無職で無収入でもローン契約ができて融資していたのですが、この規制ができたため無収入では例外規定である合計100万円以上、一社当たり50万円以上の融資はできなくなってしまったのです。
この規定は消費者金融の融資によって買い物依存症や、パチンコ依存症になってしまう人が当時続発していたことが大きく影響したと言われています。
この規制で効果があったのかどうかは知りませんが、この規制によってそれまで融資をしていたのに、融資ができなくなってしまったりや融資金額を抑える必要があったりで商売はやり難くなりました。
次にグレーゾーン金利の撤廃についてですが、それまでは出資法と利息制限法の間に不一致があり、この間の金利をグレーゾーン金利などと呼んでいました。
消費者金融側は利益が大きくなるため上限金利の高い出資法に基づいて金利を設定していたのですが、この改正によって金利が低い方の利息制限法に基づくように規定されたために、利益が減ることになりました。
それだけであればまだよかったのかもしれませんが、実はグレーゾーンの金利で利息を払っていた分は取りすぎと言う事になって、その分が過払金と言われ利用者側から請求されれば返還に応じなければならなくなってしまったのです。
現在テレビで弁護士事務所などが過払金請求についてのCMを流していますが、この法改正が元になっています。
アエル廃業
こうした中でアエルは急激に経営体力を落としていき、2008年に再度民事再生法の適用を申請し店舗は閉鎖されることになり、貸金業を廃業することになってしまいました。
つまりこの時点でナイスからアエルに続く消費者金融の歴史は閉ざされたと言う事になります。これ以降ナイスの記憶は急速に薄れていったのではないでしょうか。
悪質な債権回収業者になるといきなり全額の返済を迫ってくることも有るので注意してください。ある日突然かつてのナイスの顧客に対して返済を迫る連絡が入るかもしれません。差し押さえなどに発展しないように注意しなければなりません。
消費者金融狙い撃ち
ここで少しナイスの説明からは外れるのですが、銀行について目を向けてみましょう。
銀行もカードローンを行っている以上やはり消費者金融と同じように大きな影響が出ているはずだと考える人も多いかもしれませんが、大手消費者金融を支えなければならないというような影響以外は実はこの貸金業法の改正は銀行には影響しませんでした。
理由は資本が大きく経営が安定していたからという話ではなく、貸金業法自体が銀行には適用にならないからです。
貸金業法が適用されるのは消費者金融などの貸金業に限定されており、銀行は銀行法によって管理されることになります。ですから銀行にとっては消費者金融が半数消えたことによってカードローンの利用者が増え利益になったと思われます。
例えば総量規制について考えてみると、消費者金融ではこの規定のために50万円以上の融資を希望する場合には必ず収入を証明する書類を提出しなければなりません。
しかし銀行の場合のは各行の判断によって100万円以上としている所や中には300万円以上としているところも存在しています。融資も年収による縛りは存在しません。
貸金業法の影響による面白い事例にレイクが有ります。レイクと言えば多くの人はまだ大手消費者金融の一つだと考えていると思いますが、実はレイクも御多分に漏れずこの貸金業法の改正で経営が悪化し新生銀行の傘下に入りました。
ところが新生銀行はネームバリューの有るレイクを積極的に使うことを考えて自分のところのカードローンにレイクという名前を付けたのです。
(⇒レイクのカードローンについてもっと)
以前レイクを名乗っていた消費者金融も新生ファイナンシャルという名前で現存しているのですが、レイクというのは今や新生銀行のカードローンなのです。
したがってレイクには貸金業法の縛りは掛かりません。これが発表になった時には他の大手消費者金融からはあまりにレイクだけが有利になるため多くの不平不満が噴出しました。
このようにして消費者金融は非常に経営が難しくなってしまいました。半数は消え新しい業者も参入してきてはいますが、銀行がカードローンに参入してきている以上、国内での市場は今後もかなり厳しいと思われます。
消費者金融側もそういう点はよくわかっていて、現在もう少し商売のしやすい海外に進出するところも多くなってきています。
この改正によってアエルだけではなく当時の多くの消費者金融が貸金業の廃業に追い込まれることになり、またこの時アエルの抱えていた債権は、他の業者に譲渡されて、その後も業者間を転々としています。
この貸金業法と言うのは同じようにお金を融資している銀行には適用されないため、銀行は総量規制などの影響は受けることが無く、カードローンにおいても消費者金融よりも銀行のほうが商売がやりやすく有利になりました。
アエルは現在も存在している!業務は過払金返還請求への対応のみ
ただしアエル自体は現在も事業自体は存続しています。貸金業は廃業しましたが、業務は継続しているのです。
現在は支店などはありませんが東京新橋に事務所があり、業務は主に返還業務だけになっており過払い金請求への対応と言う事になっています。
この過払い金請求業務が終了すればこの事務所も閉められることになるのではないでしょうか。これが現在のナイスからアエルに続く会社の状況です。
過払金残っていませんか
どうだったかよくわからない人は一度調べてみる価値はあるのではないでしょうか。
ただしこの過払金請求にも時効が有り10年となっています。いつから10年なのという疑問がわきますが、これにはいろいろと争われて判例が出ていて、最終の返済日から10年と言う事になっています。
ですからナイスの時代に借入して返済していたとしても、まだ過払金請求ができる可能性は残っていますし、アエルも同じです。
過払金の請求方法
過払金の請求は弁護士や司法書士と言った法律関係の専門家に頼むことができますが、自分でも行うことができます。そこで手順を説明しておきましょう。
まず過払金があるのではないかと思った場合は本当に過払金があるのかどうかを調べてみなければなりません。そこで当時の取引を確認する必要があるのですが、利用明細は残っているでしょうか。
もし利用明細が残っていなければ、消費者金融側に取引履歴を請求することができます。すでにどこに消えてしまったかわからない業者では素人には難しいですが、ナイスの場合はそれを引き継いだアエルが幸い残っているので、そちらに請求すればよいでしょう。
ただしこういった請求は過払金請求を前提にしているので対応は遅い可能性が高いです。
取引履歴を手に入れたら、それに基づいて利息制限法の最高金利で計算したときの利息を算出し、実際に支払った利息から差し引いて、過払金額を計算します。
素人には利息計算は難しいかもしれませんが、今はインターネットがあります。インターネット上にはこの過払金を計算するためのソフトウェアが無料で提供されていますので利用してください。
計算が終わり過払金額が分かったら過払金請求書を作成します。この請求書のフォーマットもインターネット上を探せばすぐに見つかるのでそれを利用すれば簡単に作成することができます。
間違いがないかを再度確認して、この請求書を業者宛に送付します。送った送らないという話にならないように内容証明郵便で送ってください。これで請求は終りです。
ただし、これは利用者側の請求が終わったと言う事であって、これで過払金が返ってくるわけではありません。難しいのはそこから先の業者との折衝になります。
業者側はなるべくお金を出したくはないので、何かと理由をつけ、時には屁理屈に思うような事を言ってでも請求額の減額を図ろうとしますので、忍耐強い交渉が必要です。
あとはどこまでやるかという話になって、業者側と話がつけばその金額が返還されます。しかし、もし話がつかなければ司法に訴えるしかなくなります。
訴訟を起こすのはかなり面倒なので、そうなってしまうと素人には荷が重くなってきます。以後は弁護士に頼んだ方が良いでしょう。あとは途中で和解するか、あくまで判決まで争うか弁護士と相談して決めてください。
過払金の金額が大きいのであれば、面倒なので弁護士に依頼してしまった方が良いと思います。いろいろと過払金請求をしているはずですから、自分で行うよりも早く返還額も大きくできるでしょう。
再度言いますが時効は10年です。ナイスの時代の過払金とすればもうすぐ時効です。すぐに請求しなければ取り戻すことができなくなってしまいます。
借金の返済で返済金とはいえ過払金は自分のお金です、過払金が残っているのであれば遠慮なく過払い請求しておきましょう。
返還請求は、まず取引履歴から利息制限法の定める最高金利を適用した時の利息を計算して実際に支払った利息から差し引いて過払になっている利息を計算します。
その後、その金額を返還請求することになりますが、業者側も減額しようとしますから、そこで話し合いあるいは司法判断によって実際の返還額を決めることになります。
過払金返還請求は利用者自身でも行えますが、弁護士や司法書士に依頼することもでき、そのほうがスムーズに進む場合も有ります。
ナイスには別の業者もある?悪徳業者も有るので要注意!
ここではアエルに繋がるナイスについてお話してきたのですが、実はナイスと名乗った業者はこの業者だけではありません。
ナイス或はナイスxxxと名乗っている正規業者は現在でも2業者、過去にもかなりの数あったようです。ですから一口にナイスと言っても様々な業者があると言う事になり、利用者によっては自分が利用した貸金業者は別の業者だったと言う事もあり得ます。
インターネット上に残る記録によれば同じナイスであっても利用にあたってまずは保証金名目で振込みをさせて、それ以後融資をなかなかしないというような悪徳業者も存在していたようです。
今考えればこの悪徳ナイスは正規業者だったかどうかも疑わしいものがあります。手口が現在の闇金にそっくりですので、闇金か闇金に近い業者だったと思われます。
まずはナイスという業者を調べてみよう
そこで問題になるのは過払金返還請求など業者に接触する必要がある場合です。同じナイスと言っても借入先が別の業者では返金など絶対にしてくれません。
確認は難しいですが、まずは年代を確認してみましょう。ここで説明したナイスの名称は2005年に無くなっています。したがってこれ以後のナイスは別の業者と言う事になります。
もし例えば2006年にあったナイスを実際に利用して過払金を請求したいという人がいるのであれば、これを現在のアエルの対して行ったとしても、取引履歴の請求に対して履歴なしと言う回答が来るでしょう。
ですからもう一度自分が契約して利用したナイスが本当にここで説明したナイスなのかどうか少なくとも年代についてだけでも確認してみてください。
正規業者かどうかを確認しよう
ナイスという言葉は意味的にも肯定的なものがあるため、金融業では利用しやすいのかもしれません。したがって正規業者以外にもナイス或はナイスxxxを名乗る業者はたくさんあることが予想されます。
したがって、人によってはかつてのナイスを連想して利用しようかと思うかもしれませんが、全く違う業者ですので、利用には注意が必要です。
正規業者であれば現在縛りがきつくなってきていますから、問題になるようなことは少ないと思いますが、闇金の場合は近づいてはいけません。
そこで利用する前には必ず正規業者であることを確認することが必要です。
確認には金融庁のデータベースを利用するのが最も簡単です。このデータベースはインターネット上から誰でも利用することができます。
名称で検索したら表示された情報から次の情報を確認してみてください。
- 業者名
- 代表者名
- 貸金業登録番号
- 所在地
- 電話番号
すべての情報が見つけた消費者金融のものと一致していたら、その業者は正規業者と考えて良いでしょう。闇金の中には正規業者の情報をホームページまでそっくり真似て電話番号だけを入れ替えておくなどの手口がありますから、十分注意して確認する必要があります。
【参考ページはこちら】
中堅消費者金融で借りたい方におすすめ
この貸金業法の改正では、貸金業者は年収の3分の1までしか貸せないという総量規制や、高い金利が付けられなくなるグレーゾーン金利が廃止され、これが原因で過去に遡って取り過ぎた利息を過払金として返還しなければならなくなり、消費者金融の経営を圧迫しました。
過払金の請求は取引履歴などから払い過ぎている利息を計算して、過払金請求書を業者宛て送ることで可能ですが、その後業者との折衝や必要が有れば司法に訴えることもあるので、弁護士などに依頼する方が良い場合も有ります。
ナイスと言う言葉は良いイメージを与える為、ナイスを名乗る金融業者は、他にも存在しますし、かつても存在していました。もし過払金請求などを行う場合には自分が利用したナイスとは別の所に行っても返還は有りませんから注意しなければなりません。
動車ローン、教育ローンというようなローンであれば、そういう点を考慮しても借り入れが必要かもしれませんが、そういった目的もない場合には、借りようと思った時にまず必要なのは本当に借入れが必要なのかということです。
そこで最初に家計簿や預金額、貯金額とにらめっこして何とか借りなくてよい方法を考えてみるようにしましょう。そうした上でやはり借入れが必要だという場合に限って融資の利用を考えてください
使い勝手の良し悪しの判断は何を重視するかによって違ってくる
そこでどの様に選べば良いのか考えてみましょう。
最も重要なのは自分の使い勝手で何を重視するのかという事です。
例えばとにかく利息を少なくしたいという事であれば金利の低いところが良い訳です。しかしこれには落し穴が有ります。最も金利が低いと思って選んだのに実は利息以外にお金がかかりすぎたと言うような笑えない話も有ります。
それはなぜかと言うと例えば先ほどの例の様に隣の駅までATMを利用しに行っていたら電車賃が掛ります。
人によっては現在ではコンビニでも利用できるからそんなことはあり得ないと思うかもしれませんが、コンビニのATMの利用には通常手数料が発生します。これはコンビニに限らず提携金融機関なら何処でも発生する可能性があります。
手数料なんて大したことは無いと思っている人もいると思いますが、金利が低くなっている現在ではこの手数料が大変曲者で実は利息以上に掛ってしまう事も有るのです。
ですから、利息を重視する人の場合、この手数料と言うものを無視ししていると、利用方法によっては利息を二倍払っているのと同じだったと言うようなことも起こり得るのです。
これ以外にも自分が重視する点は色々と有る筈です。
そこでまずは自分が何を重視するのかという事を考えてみてください。
例えば次のようなことが考えられます。
- 金利
- ATMの場所
- 提携金融機関
- ATMの利用手数料
- 月々の返済額
- 返済方式
- サービス内容
有利な利用に影響する?返済方式も考慮しておこう
返済方式って何?と言う人がいると思いますが、例えば消費者金融の多くで採用になっている返済方式は良く聞くと思いますがリボルビング払いと言うものです。
このリボルビング払いにもいろいろと方式の違いがあるものが有るのですが、一般的に用いられているのは元金の返済分と利息分を合計した金額が一定になると言うもので利用者には好評です。
銀行などではこの他の返済方式として残高スライド方式というものもあります。これは借入残高によって返済額が変化するもので沢山借りたら月々の返済額も大きくなるという事になります。
どちらも一長一短なのですが、金融機関側に歓迎されているのはリボルビング払いなのです。利用者は支払額が一定と言う所が魅力ですが金融機関は違います。
実はリボルビング払いは方式の特性から利息が多くなり金融機関にとっては利益が増えるのです。ですから有利さを追求する利用者には本来向かない返済方式なのです。
なぜ利息が多くなるのかと言うと、借入金額が多くなればなるほど顕著になるのですが、返済額が一定のため借入が増えれば利息も増え元金の月々の返済分は減ってしまいます。
元金の返済が進まなければなかなか完済にはならず返済期間は延びていきます。その間はずっと利息が掛り続けるという事になりますから、短期間で返済出来る方式と違って利息が増えてしまうのです。
このため例えば選ぶにあたって利息を重視する人の場合単に金利だけを重視していては駄目で、こういった返済方式についても考慮する必要があります。
ただし、返済できなければはじまりません。リボルビング払いと言うのは利息の点では不利な方式ですが、返済と言う観点から見ると、返済額が一定ですから、返済の見通しが立てやすくなり利用し易い方式と言えます。
長期間の借り入れを考えている場合にはよく先を見越して選んで下さい。
使い勝手での良し悪しで金融機関を採点する
自分が何を重視するか大体わかってきたところで採点表を作ってみましょう。
重視する点は1点だけと言う事はないと思いますから何点か重視する点を挙げて、それぞれに重要視する度合いに応じて重みを付けておきましょう。例えば最も金利を重視するなら重みを最も高く、その次がATMの場所であれば少し低い重みを付けておくようにします。
次に自分が利用できる金融機関を挙げます。例えば最寄り駅や勤務先までのルートで利用できそうな所、それからコンビニで利用できる金融機関を調べてください。
地方に行くとメガバンクなどのほかにも地域密着の地方銀行や地域密着で商売をしている消費者金融なども有りますので、できるだけ網羅してください。それを採点表に書き込みましょう。
採点表が完成したら、各採点項目に従って挙げておいた金融機関を採点します。ホームページだけではなく実際に行ってみたほうが立地などもよくわかると思います。
重みによって点数をつけたら集計して、最も点数の高いところが自分に最も合っている金融機関と言う事です。そこでその金融機関の申し込み方法を調べてみてください。
まずお金を借りようという場合、よく考えてほしいのは本当に借りる必要が有るのかと言う点です。カードローンと言えども借金は借金です。本来はあまり利用しないほうが良いものです。
どうしても借り入れが必要と言うのであれば、まず良い業者を選ばなければなりませんが、この良い業者と言うのは自分にとって使い勝手が良いという意味で、重要なのは自分が重視する点をはっきりさせることです。
良い業者を探すには自分の周囲にあって利用できる可能性のある銀行や消費者金融のカードローンの情報を集め、自分が何を重視しているかによってそれらを評価し、もっとも評価が高い業者を選ぶようにします。
落着いて申込みしてみよう!利用業者の申込方法を理解する
これでやっと申込み先が決まりました。次は実際の申込方法の理解です。
申込みというのは申込書或は申込情報を金融機関に提出あるいは送信することによって行うという点ではどの金融機関でも同じですが、細かい点についてはどの金融機関もそれぞれ違うため、ここで紹介する方法が必ず通用するものではありません。
まずは大体の申込みの方法を理解するようにしてください。
大体の流れが理解できたら、次に申込を行う金融機関のホームページあるいは金融機関の店舗などに置かれているパンレットで詳細な申し込み方法を確認する必要があります。
もしこれらの情報だけで理解できない点などがあった場合には、直接店舗の窓口に行って確かめてみることを勧めます。
万が一を考えると不明点をそのままにしてはいけません。
必要書類を確認して申込みを始める前に用意する
申込み方法が理解できたら、申込みを行う前に申込みに必要な書類を用意しておきます。
例えばインターネット上から申込む場合、申込みの途中で書類を要求されてその場で探し回る人がいますが、そうした場合慌ててしまって申込みに失敗してしまうことも考えられます。
ですから申込みを始める前に必要な書類を用意しておきましょう。
申し込みに必要になる書類は通常の場合、
- 本人を確認する書類
- 融資の希望額によっては収入を証明するための書類
の2点です。この他金融機関によっては住民票の写しが必要であったり、申込者が個人事業主の場合には経営状況を記載した書類が要求されることも有ります。
本人を証明する書類としては運転免許証が最適と言えますが、運転免許証を持っていない場合には、健康保険証やパスポートなども利用することができます。
金融機関によっては健康保険証のほかにもう一点本人を確認する書類を要求している場合もあります。外国人の場合にも在留者カード等様々な書類が利用できますから、金融機関で確認してください。
この本人確認書類は誰かを偽って申込んでくる輩がいる為、そういった人を排除するために審査で利用されます。
収入を証明するために利用できる書類としては源泉徴収票、住民税決定通知書、確定申告書、所得証明書などがあります。
もし就職してまだ一年経過していない場合には、これらの書類の代替として給与明細書を2か月分で良いという金融機関もあります。消費者金融の場合他と合わせて100万円を超える場合或は50万円以上借りる場合に必要です。
この収入証明書類は、申込者が実際に返済できるのかどうか審査で判断するために利用されます。
申込み方法を決める!自分が利用しやすいものを選ぼう
さていよいよ申込みです。申込みは以前は店舗の窓口に行くしかありませんでした。このため消費者金融に抵抗感がある人の場合、お金が必要でも申込みさえできない状態でした。
消費者金融側もそれを理解していて、郵送や電話などでの申込み方法を提供するほか、窓口まで行く必要のない自動契約機を開発したりして利用者を増やす努力をしました。
自動契約機は別名無人契約機、ローン契約機などとも言い、窓口のように人に接する必要が無いため、当時としては画期的な契約方法でした。
この自動契約機によって利用者は急激に増えることになり、さらに若手女優を使ったCMで好感度がアップしてさらに利用者を増やしたのですが、決定的に利用者増につながったのはやはりインターネットの出現でした。
現在では大手はもとよりかなり小規模な消費者金融でもインターネット上から申込む事ができるようになり大変便利になりました。
しかし利用者の中にはなかなかインターネットを使いこなせない人もいるため、申し込み方法としては従来の方法も引き続き利用できるようになっています。
ですから申込みに当たっては、自分の利用しやすい方法で申込むのがよいでしょう。
ただしもし急いでいる場合には、カードの受け取りまでできる店舗の窓口か自動契約機に行くのが良いと思います。
選んだ方法で申込みを始める
店舗や自動契約機を利用する場合、店舗に備え付けの申込書への記入が必要になります。FAXや郵送でも基本的には同じです。
したがってこれらの方法で申込みを行う場合、店舗に行っていきなり書くよりも時間があるのであれば一度店舗に行って書類をもらってきて書き入れてから再度店舗に行った方が落ち着いて申込書を作成することができます。
電話やインターネット申込みでは、必要書類は別途郵送する場合、画像にして別途メールで送る場合、申込情報と一緒に送信する場合などがあり、予め確認しておくようにしましょう。
申込みには本人確認書類や収入を証明する書類が必要になるため、申し込みの途中で探すというような事が無いように、申込みを始める前に必要書類を確認して、準備しておくことを忘れないようにして下さい。
書類が用意できたら、どの方法で申込みをするかを決めます。最近ではインターネット経由での申込みが増えていますが、いろいろな方法が有るので、自分の使いやすい方法を選びましょう。申込方法を決めたら、手順に従って申込みを開始してください。
審査中も油断は禁物!審査から契約までの流れを理解しておこう
これで申込自体は終わりですが、まだ利用できるかどうかは分かりません。利用するためには消費者金融などの審査が通らなければなりません。
カードローンに限らず、金融機関からお金を借りる場合は闇金などは別にして必ず審査が行われます。この審査というのは金融機関が貸したお金が本当に返済されるかどうか借り手を調べるものです。
審査ではまず申込者が本人に間違いないかどうか、返済能力はあるのか、過去の信用情報に問題が無いかなどについて行われることになります。金融機関はこれらの点すべてに問題がない場合に、審査を通すことになります。
これらをすべて調べるには時間がかかりそうに見えますが、最近では自動化が進み30分程度で終わらせるところもあります。
ただし最近では銀行でも消費者金融でも、利用者をとにかく確保したいという思惑からか、審査が甘いと言われる銀行や消費者金融なども多くなっているのが現状で、これまでの構図が成り立たないケースも目立つと言われるようになっています。
勤務先に在籍確認が来る
申込みを行うと、次に金融機関から来るアクションは在籍確認と言う事になります。最近では即日融資を実現するため最短30分などと言うスピード審査が増えて審査時間が非常に短くなって来ているため、在籍確認も申込んだらすぐに行われる場合も出ています。
この確認は本人確認の一環で行われているもので、本人を確認する書類だけでは足りない分を埋めるという目的があり金融機関では重要視されています。
在籍確認は申込者が在席している勤務先に金融機関から電話がかかり、申込時の情報の通りの勤務先に在籍しているかどうかが確認されます。
周囲に消費者金融の利用が知られたくない場合でも、この在籍確認は行われます。ただし、消費者金融の場合にはこの電話は個人名で掛かりますから、別の人が出たとしてもそれが消費者金融とはまずわかりません。
また個人事業主の場合には勤務先というものがありませんから、自宅の方に電話がかかります。これを在宅確認と言う場合もあります。
この場合も実際に本人がいることがわかれば良いのですが、どちらの場合もたとえば生年月日のように申込時に記載した内容について質問を受けます。質問というと怖がる人もいますが、答えられないものではありません。
在籍確認については様々な情報がインターネット上にもありますが、この確認が来ればもう審査に通ったと思っても良いというような事が書かれている場合もあります。
しかし実際には金融機関によって様々で、消費者金融によっては審査の最初にこの在籍確認をする場合もありますから、在籍確認が来たとしても審査が終わるまで安心はできません。
どうしても在籍確認が困るという場合には最近になって、この在籍確認の無い申し込み方法が提供される消費者金融が現れました。
これはWEB上からの利用に限定したものでWEB完結と呼ばれ、申込みから利用までWEB上で行うことを想定しているため、ATMからの利用ができません。ですから在籍確認が無いからと言って安易に利用してはいけません。
契約が終わるまでは利用できない
審査が終われば店頭窓口や自動契約機であればその場で、郵送や電話の場合は電話で、インターネットを利用した場合はメールか電話で連絡が来ることになります。審査結果がどうであっても連絡が来るのが普通ですから、とにかく待ちましょう。
ただし、カードローン会社によってはローン審査が否決になった場合には、ハガキで連絡してくる場合が有るので注意が必要です。
また審査が通ったという連絡があったとしても、まだ利用できるわけではありません。契約が必要です。
契約と言うのは一般的には紙という実態が有る契約書類を取り交わす契約手続きを経て成立するという契約方法が採られるのが普通です。しかしカードローンは即日融資などが行われるようになってこれでは利用者に不便を強いることになります。
カードローンの契約も以前は書類を取り交わしていたために、郵送に手間がかかっていたのですが、最近ではこれもインターネット上で可能になり、審査さえ通ればすぐに契約を取り交わすことができるようになり申込み即日契約日にできるようになりました。
ただし、まだ従来通り書類を取り交わしている金融機関も存在していますから、急ぎの場合にはこの点についても予め確認しておいてください。
利用方法は2種類有りATMでの利用はカードの受け取り後になる
契約が完了すれば、もう利用が開始できますが、店舗の窓口か自動契約機を利用する場合はその場でローンカード発行が行われますが、それ以外はすぐにカードを受け取ることがまだできません。
カードはインターネット上で受け取ることはできませんから、いくら急いでいても郵送と言う事になります。ただし急ぎの場合には店舗に行って自動契約機から受け取ることも可能な消費者金融が存在しています。
このようにATMからの利用の場合カードの受け取りがネックとなってすぐの利用はできない場合がありますが、もう一つの融資方法としてインターネット或は電話経由で振込みを依頼して振込んでもらう銀行振り込みが用意され、このネックを解消しています。
したがってカードが届く前には自分の口座への振り込み依頼をすれば自分のキャッシュカードでATMから現金を引き出すことは可能ですが、振込可能時間には注意が必要です。
まず審査中には勤務先に在籍確認と言う電話が入ることになります。この電話は本人確認の一環で行われ、申込み情報中の勤務先に偽りがないかどうかが確認されます。消費者金融の場合この電話は個人名で掛り、周囲にバレることはまずありません。
審査に通過した場合でも契約が行われるまではカードローンの利用はできません。最近ではインターネット上から契約が可能な場合も有り便利になりました。
カードローンの利用方法はATMを利用するものと銀行振込を利用するものの2種類で、契約直後はまだカードが送られる前ですから、インターネットなどで申込んだ場合にはまずは銀行振込を利用して融資を受けることになります。
必ず審査に通るという保証はない!通らなかった時の注意とは
審査を行う以上審査に通らないという人も必ず出てくることになります。
こうした場合お金が必要で切羽詰っている場合ほど慌ててしまい、すぐに別の消費者金融に申し込もうとするのが普通です。
しかしすぐに申し込んだとしても再度審査に落とされる可能性が高いため、十分注意しなけなりません。少し落ち着いてなぜ審査に落とされたかについて冷静に考えてみてください。
再度申し込みで通る可能性はあるがすぐに申し込んではいけない
金融機関が審査の時に使う審査基準というものは金融機関ごとに違いますから、ある消費者金融の審査に落とされたとしても、別の消費者金融の審査では問題はないかもしれません。
ですから一つ審査に落とされたからと言って落胆してしまう必要は全くありません。ただし申込み直後は後で説明する申込ブラックと言う状態ですから、しばらく間をおいて申込む必要が有ります。
再度申し込む場合には、申込む前に作った採点表で次に評価が高かった金融機関に申込むのも良いでしょう。
ただし人によっては2度3度と申込んでもすべて落とされてしまう人もいます。こういう人は後で説明る金融ブラックの可能性が高くなります。
ブラックというのは信用情報に問題がある人のことで例え返済能力があったとしても審査に落とされてしまうのが普通です。どうしても審査に通らない場合には過去に遡って何か問題が無いかを考えてみることも必要です。
金融ブラックの場合
金融ブラックというのはかつて何らかの取引で返済が滞ったとか、支払いが遅れたというような人や、お金を借りて返済できなくなって自己破産したような情報が信用情報に残っている人を言います。
これらの情報はそれぞれ決められた期間信用情報に残った後削除される事になっています。例えば自己破産の場合10年間はブラックとなってしまいます。
ブラックというのは以前は信用情報中にブラックリストがあってそれに入ると借りられなくなるというような事を言われた時期があって、ここからブラックと言われるようになりました。
実際にはこのようなブラックリストなどというものは存在せず、それぞれの人の情報中に自己破産のような情報が書き込まれているという状態のことです。
申込ブラックの場合
自分は過去に信用情報に書き込まれて困るようなことは無かったという人でも実はブラックになる可能性があります。
それは申込みブラックというもので、短期間に何度も申込みを繰り返すと、余程お金に困っているのではないかと言う事になり、これが返済は大丈夫なのだろうかと言う疑いにつながって、審査に落とされる原因になってしまうのです。
実は審査に通るか通らないかは別にして申込んだと言う事自体が信用情報に書き込まれることになっているため、消費者金融に申込んだ場合、直前に申込んだ消費者金融の情報は筒抜けになってしまうのです。
この申込んだという情報は信用情報中に6か月を超えない期間保存されることになっていて、早い場合は1か月、多くの場合は3か月程度経過すれば消えているようです。
心配であれば6か月経過すれば必ず消えますから、そのあと申込めば少なくとも信用情報中には申込情報は有りませんので申込ブラックとして扱われるようなことはなくなります。
【参考ページはこちら】
地方の消費者金融はブラックでも借りられる?
業者を選んだら申込みということになりますが、落ち着いて行うためにその業者の申込みから契約までの流れを予め理解しておくことが重要です。申込みには何種類かの方法が提供されていますが、自分が利用しやすい方法を選ぶようにして下さい。
申込みが済むと審査に入り、この途中で在籍確認が行われ、審査に問題が無ければ契約ということになります。契約が完了すれば利用が可能になりますが、カードが到着するまでは銀行振込での融資を利用してください。
審査は必ずしも通るとは限らず、通らなかった場合には申込ブラックを避けるために次の申し込みまでには、しばらく時間を置く必要が有ります。何度申込んでも審査に落ちる場合には過去に何らかの問題が有って金融ブラックになっている可能性が有るので注意が必要です。
ナイスの経営がおかしくなりだしたのは、バブルが崩壊した後、ナイスのメインバンクが破綻したためナイスも資金繰りに行き詰ってしまったことが原因となり、結局この時は会社更生法のの適用申請まで行き、グループ企業のアエルと合併します。
その後外資系企業の傘下で再生をはかり、一時は順調に業績を伸ばしていましたが、法令違反で業務停止になり、さらに貸金業法の改正で、他の多くの消費者金融と同じく業績が悪化していくことになりました。