レイクの名前を、一度も聞いたことがない人は、ほとんどいないのではないでしょうか。そのくらいレイクは知名度があります。では、現在のレイクは、新生銀行のカードローンとして存在していることを、ご存知でしょうか。このことは、意外と知られていません。
レイクは、以前は消費者金融でしたが、今では新生銀行のカードローンとして生まれ変わっています。新生銀行のレイクは、他の銀行のカードローンや、消費者金融のカードローンとはどこが違うのでしょうか。また、レイクに似た消費者金融のサービスにはどのようなものがあるのでしょうか。
新生銀行カードローンレイクの特徴は?
先ほども書きましたが、レイクは、以前消費者金融でした。レイクを経営していた、GE・コンシューマー・フィナンス株式会社が新生銀行の子会社になったため2011年11月よりレイクは、新生銀行のカードローンとして再出発しています。
GE・コンシューマー・フィナンス株式会社は、社名を新生ファイナンシャル株式会社として、新生銀行の個人向けローンの信用保証業務を担当しています。消費者金融であったレイクは、商標、店舗、社員もそのままで新生銀行に吸収合併される形になったのです。
銀行のため総量規制の対象外です
レイクは、新生銀行がおこなっているカードローンのため他の銀行と同じく総量規制の対象外となっています 。総量規制とは貸金業方法で定められた年収の3分の1を超えて融資ができないことです。
消費者金融は、総量規制の対象となります 。そのため年収の3分の1を超えて融資をすることは禁じられているのです。それに対して銀行は総量規制にしばられることなく融資をおこなうことができます。
このことが、カードローンとしてのレイクの大きな特徴になっています。レイクは、銀行のカードローンのため、消費者金融のカードローンと異なり、年収の3分の1を超えて融資ができます。
消費者金融に近い金利です
総量規制の対象外ということでは、他の銀行カードローンと同じですが、レイクが、他の銀行のカードローンと違う点はどこでしょうか。最大の違いは、金利です。貸出金利が、他の銀行のカードローンに比べると高めに設定されています。
レイクのカードローンの金利は、年4.5%~18.0%です。銀行のカードローンの金利の上限が14%代であることから、銀行と比べると高めの設定です。他の消費者金融のカードローンをレイクと比較すると、レイクと同レベルの金利であることがわかります 。
消費者金融に近い融資限度額です
金利の他にも、融資限度額に違いが見られます。他の銀行に比べて融資限度額は、少なくなっています。レイクのカードローンの融資限度額は500万円です 。この金額は、銀行のカードローンの800万円から1000万円と比べると低い額となりますが他の消費者金融のカードローンと比べるとほぼ同じ額です。
金利は、他の銀行のカードローンに比べると高めになっていますが、消費者金融のカードローンと比べれば同じ水準です。また融資限度額も他の銀行のカードローンよりは少ないけれど、消費者金融のカードローンとは同じくらいの額です 。
(⇒消費者金融は銀行よりも審査が緩い?)
銀行カードローンでも即日融資に対応しています
その他にレイクが、銀行のカードローンと違い消費者金融に似ている点は、申し込みから融資までが早いため、即日融資が可能な点があります。レイクでは、平日14時までに、申込や必要書類の確認が済めば、その日のうちに本人名義の金融機関の口座へ振り込まれます ので来店も不要です。
大手の消費者金融では一般的になっていますが、銀行カードローンで即日融資をおこなうところはまだ数は少ないです 。そのためレイクの即日融資は、銀行のカードローンでは数少ない即日融資に対応していることになります。
申し込み年齢の上限は69歳です
申し込みの年齢の上限が70歳となっている点は他の銀行カードローンとの違いです。主な銀行カードローンが65歳、66歳を上限としているのに対して4歳、5歳上の70歳をレイクは上限にしています。主な消費者金融が69歳を上限としていることからも他の消費者金融に比べても1年ではありますが年齢制限を上げています。
65歳以上を対象としたときに年金収入をどのように捉えるかで対応は分かれるのではないでしょうか。レイクのホームページの、よくある質問をみても、レイクは、年金でも一定の収入があるとみなしている ことがわかります。そのため70歳までの申し込みが可能となっているようです。
今まで上げてきた項目をまとめると以下のようになります
レイクが消費者金融に似ているところ
- 金利の水準
- 融資の限度額
- 即日対応
- 申し込みの年齢の上限
レイクが消費者金融に似ていないところ
- 総量規制の対象外
レイクならではのサービスについて
主にこれまでは、銀行にはない、レイクのサービスについて説明させていただきましたが、レイクには、銀行だけでなく、消費者金融でも数少ない優れたサービスがいくつかあります。
金利ゼロの期間限定サービスと、コンビニATMの手数料ゼロのサービスです 。
レイクの2つの無利息ローンについて
180日間無利息ローンとは、5万円までの借り入れならば、初回契約の翌日から180日間(おおよそ半年間)、利息がかかりません 。30日間無利息ローンは、同じく初回契約の翌日から30日間、利用限度額内の借り入れには利息が付きません 。このふたつを初回契約時に選ぶことができます。同時に利用することはできません。
5万円以下の借り入れをちょくちょく利用する人には180日間無利息が、まとまった額を借りる人には30日間が向いています。期間を超えると通常の利息が付きます。レイクを初めて利用する人限定のサービスです。上手に利用すると他で借りるよりかなりお得になります。
コンビニATMの利用料無料
レイクでは、コンビニATMの利用が無料でできます 。他の銀行カードローンと異なりATMの手数料がかかりません。他の銀行や消費者金融では、自社のATMは無料でも、提携しているコンビニなどに設置してあるATMは有料になっていることが多いのです 。
銀行や、消費者金融によって金利だけはなく、意外に差がつくのが、ATMの手数料です。特に入出金の多い人には、ばかにならない金額です。できるだけ無料の会社を選ぶようにすれば、それだけもかなり違うのではないでしょうか。1回あたり、1万円以下の入出金は108円、1万円超の入出金は216円の手数料が一般的です。
新生銀行カードローンレイクをお勧めします
新生銀行のレイクは、銀行の持つ利点と、消費者金融の持つ利点を兼ね備えた、カードローンです。例えば、消費者金融のカードローンを利用しようと思っている人で、総量規制の問題にひっかかる人は、消費者金融のカードローンを利用できないため、レイクのカードローンを検討する価値があるでしょう。
その他にも、消費者金融とほぼ同条件で、他の銀行や、消費者金融にはない様々な利点があります。申し込みの年齢制限や、コンビニATMの手数料無料、さらには2つの無利息ローンなどレイクならではのメリットも多数あります。
特に無利息ローンはレイクを初めて利用する人だけの特典ですので、まだレイクを利用したことがない人は、この機会に総量規制の対象外のレイクのカードローンに申し込んでみてはいかかでしょうか。
レイクのカードローンを上手に使って、より一層、充実した生活が送れるようになることを願っています。
【参考ページはこちら】
レイクって消費者金融?