アルバイトやパートなどを探している最中にお金が必要になった場合、非常に困りますよね。特に仕事を始めるために必要な準備や道具の購入などお金を使う場面はたくさんあるでしょう。
しかしそんな時にお金を貸してもらえないとせっかく就職が決まっても準備物が用意できない…なんて悲しいことにならないためにも、無職や収入が安定していない人でも借入できる方法やコツを伝授します。
無職でも方法次第でお金を借りたい
完全に仕事をしておらず、日雇いや不定期のアルバイトもしていないという人はかなり審査が厳しくなります。審査時にチェックするポイントとして「安定した収入」が求められる場合がほとんどだからです。
収入がない場合はその条件をクリアできず、結果審査を通過できないという場合もあります。しかし完全に諦める必要はありません。借入についてもう少し詳しくご紹介していきます。
- 再就職のための準備資金が必要な場合はそれを正直に話す
- 内定はまだもらっていないが、今必要なお金を返すめどを立てられる
- 主婦なので収入はないが主人の収入での返済を考えている
- 失業したばかりだけど急にまとまったお金が必要になった
- 自営業を始めたばかりでまだ収入がない
そんな人達は必要以上に心配することはありません。消費者金融などの金融機関に事前に相談して詳しい事情を説明して借入できるように話をすすめてみましょう。そういった無職での借入についてさらに詳しく解説していきます。
働く意思がある・もしくは内定している
まず働く意思があり、準備などでお金が必要となっているために借入を申し込んでいるというのを審査時に伝えましょう。今後の就職が決まっている人は特にお金を借りやすくなりますが、必ずしも借りれるというわけではありません。
まずは審査を受けるか窓口へ問い合わせをして相談してみましょう。その時のアドバイスとして銀行系のグループに所属している消費者金融が一番借り易いといえるでしょう。完全に貸金業のみで経営している企業よりも審査に対して柔軟なのがこの銀行系消費者金融の強みです。
配偶者の収入があれば大丈夫
銀行系の消費者金融の場合無職の専業主婦でも配偶者の収入を担保に借入することができます。例えば子供の学費やふとした出費にお困りの時はフリーダイヤルなどへ問い合わせてみましょう。
最近では女性専用窓口を用意している消費者金融もあるので、ぜひそういった電話を活用して借入を申し込みましょう。そのときに配偶者の収入を証明できる給料明細や源泉徴収票を用意しておきましょう。
日雇いや収入安定しなくても大丈夫？
失業保険をもらっている場合は職業安定所に相談しながら日雇いのアルバイトが可能かどうかしっかり確認しておきましょう。
（⇒日雇い労働者はカードローン審査に不利？）
消費者金融によって無職に対しての審査は違う？
まず銀行グループ系の消費者金融と紹介しましたが、これはテレビＣＭなどで観たことがある大手貸金業の事をいいます。正確に紹介すると以前は消費者金融として営業していましたが、現在では銀行系のグループに所属して銀行のカードローン商品の一部となったり、銀行の貸金部門となって営業している場合がほとんどです。
こういった銀行系と呼ばれる消費者金融では審査基準が貸金業専門よりも審査を通過しやすく、強いてあげるデメリットといえば借入枠が少なめに設定されているという程度なので非常に便利な消費者金融なのです。
貸金業を専門としている消費者金融では返済が見込めなければ審査を通過しにくく、さらに無職となると無事に返済できるか心配なので審査を通過できないという可能性が高まります。
元消費者金融のローンは銀行系カードローンの多目的ローンという種類の借入になるので使用用途などを事細かに申告する必要はありません。金利は年利１８％程度となり、返済シュミレーションなどを利用すればだいたいの返済プランを想像できるでしょう。
しかしその点銀行のカードローン商品となれば主婦の方はもちろん、２０歳を超えた学生でも借入ができる可能性があります。先ほども紹介した通り、完全無職よりは毎月日雇いで５万円程度でも収入があるほうが審査を通過できます。（こちらもご参考に→審査に通りやすい人、審査に落ちやすい人）
その他の注意点として他社からの借入がないこと、携帯電話の通話料や本体ローンを滞納していないことなども審査時のチェックポイントとなります。いずれにしても返済できるかどうか、その人の収入と金銭状況を客観的に判断されるのでしっかりと自分の金銭管理を見直すのも大切です。
収入や金銭状況を確認する方法
借入をするにあたり、あなたの過去の借り入れ状況や収入の証明、本人確認などの確認事項が必要となります。
まず、収入がない人に注意してほしいのが前職の会社名や連絡先を記入してお金を借りようとしてしまうと在籍確認の電話であなたが虚偽の申告をしたと判明してしまいます。無職での借入、もしくは収入が安定していない場合の借入については事前に正直に申告しましょう。
そしてあなたが現在他社から借入をしている状況で新たな借入を考えている場合、こちらも信用情報機関であなたの借入状況を調べたらすぐに判明してしまうので他社からの借入金を返済するために新たな借入をするのはやめましょう。
信用情報機関では個人の借金の状況や過去の延滞や借入履歴、そして新規申込みなどの履歴が１０年程度分残されています。お金を貸す側も無事に返済してもらわないと困りますよね。そのため貸金業を営む金融機関がそれぞれの情報を共有するためにこの信用情報機関で個人の借入などの金融履歴を調べて借入の審査に利用しているのです。
保証人が不要な借入について
最近ではほとんどの場合、保証人を用意しなくても借入できます。これはお金を借りるときの審査基準として保証会社の保証を受けられる人のみにお金を貸すようになったからです。
この保証会社というのは保証人を探すのが大変だったりあなた自身が借入を急ぐ場合、保証人の代わりとなってあなたの借入をサポートしてくれるのです。借入時の必要事項としてほとんどの企業が「保証会社の保証を受けられる方」という記載をしています。
この保証会社からの信頼を得るのが重要ですが、特に最初にお金を支払ったり契約を交わすわけではなく、あなたの過去や現在の借入状況から保証するかしないかを判断します。したがって保証会社があなたは信用できないと判断して保証してくれない場合は借入自体が難しくなります。
金融機関のほとんどが専用の保証会社を持っており、その保証会社のほとんどは消費者金融と連携をとっており、例えば銀行でお金をかりる場合もこの保証会社からの信頼が必要となります。例えば一般的な借入だけでなく自動車や住宅ローンを組む場合でもこの保証会社からの保証は必要となりますので覚えておきましょう。
貸金業登録している業者からお金を借りよう
最後に、お金を借りるときの注意点として借りる側が覚えた起きたいのが、お金を借りるにあたってどこから借りるかについてです。
お金を貸す場合、貸金業登録という都道府県の認可が必要となります。貸金業登録をしていない業者はいわゆる闇金と呼ばれ、法外な利息を請求してくる場合があります。
貸金業登録をしている金融機関は法律に基づいて経営しているので安心して借入をする事ができます。万が一違法な取立てや利息を請求してしまうとその認可はすぐに取り消されるので、あなたの今後の生活を脅かす心配はありません。
特にポスティングや携帯電話の番号が窓口となっている貸金業者についてはまず都道府県の認可を得ている貸金業なのか調べて、安易に飛びつかないようにしましょう。オススメはきちんとインターネットサイトを立ち上げていたり、名前を調べたらどんな業者かわかるような金融機関が良いでしょう。
街金は闇金と違い、消費者金融として全国のどこかに拠点を構えて地域密着型の営業をしています。大手より少し規模が小さいだけであとは大手の消費者金融と何ら違いはありません。街金や消費者金融は対応がスムーズですので、困ったときは相談してみるのをオススメします。
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