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審査が比較的ゆるい消費者金融でも借りれないわけ…、丸わかり!

「今すぐ、どうしてもお金が必要だから、カードローンを申し込んだのだけれど、審査になかなか通らなくて…」。そんな悩みを抱えている人、どうやら少なくないようです。

中には、「審査があまり厳しくないと言われている消費者金融に申し込んだのに、審査に通らなかった」とガックリ肩を落としてしまった、なんて人も…。

早急にお金が必要で、切羽詰まっていて、あちこちのカードローンに申し込んでみているのだけれど、結局、一社からも審査に通ったという返事が来ない、一向にお金が借りれない…。もし、こんなシュチュエーションに陥ってしまったら…、本当に焦ってしまいますよね!

しかも、三菱UFJ、みづほ、三井住友などの大手銀行や、アコム、プロミスなどの大手消費者金融のように、審査の厳しそうなところは避けて、口コミでも評判の、比較的審査のゆるそうな消費者金融ばかりに申し込んでいたのに、どこにも審査に通らなかった、というような事情なら、なおさらです。

いったい何故、審査のゆるいはずのカードローンの審査にさえ、通過することができないのでしょうか?ぜひ、理由を知りたいですよね!じっくりと探ってみることにしましょう。

ゆるい審査に通らない人、注目!

まず、下記に示した8つのチェックリストを見てください。この中にひとつでも当てはまる項目があったら要注意!カードローン等融資の審査に通らなくなる可能性大です。

審査不可の人にありがちな8項目

  • 申し込み可能年齢の範囲内に当てはまらない
  • 無職である、自由業である、勤続年数が浅い
  • 融資希望金額が年収の三分の一を超えている
  • 短期間で複数社に融資の申し込みをしている
  • 現在、複数社からの借り入れがある
  • 過去に融資を受けた際、返済の遅延をしている
  • 融資申し込み時に暴言を吐いたり、高飛車な態度を取ったりした
  • ある程度の年齢(30歳代以上)に達しているにも関わらず、過去に一度もクレジット利用歴も融資歴もない

いかがでしたか。この8項目の中で思い当たる箇所はありませんでしたか。「思い当たるところなんか、まったくなかった」と断言できる人は大丈夫。この先、どんなカードローン、融資を申し込んだとしても、審査に通る可能性はきわめて高いと言えるでしょう。

反対に、このチェックリストの中に、一項目でも当てはまりそうなところがあると言う人、…残念ながら、審査に通ることは難しくなってしまいます。もし、ひとつだけでなく、複数項目に当てはまってしまうようだったら、今後、新規のクレジットカードをつくることや、借金をするということ事態、かなり厳しいものになってしまうと思います。

では、具体的には、いったい何が問題になるのでしょう?

一項目ずつ、どのような事情で審査不可になってしまうのか、順を追って、詳しく見ていくことにいたしましょう。

当てはまる項目のあった人は、とくにその箇所をよく読んで、今後、融資を申し込む際の参考にしてみてください。

各チェック項目についての解説

  • 申し込み可能年齢の範囲内に当てはまらない

融資希望先、すなわち銀行、あるいは消費者金融などの貸金業者ということになりますが、そこの規約に定められた年齢に満たない、すなわち二十歳以下の未成年である場合や、あるいは年齢を超えてしまっている(高齢である)ということです。

ほとんどの銀行、貸金業者では未成年に対する融資を行っていません。まれに、保護者を保証人にすれば可能、というようなところもありますが、信用度の面でお勧めはできません。

また、ある程度の年齢を重ねてきた方の場合。ほとんどの銀行、貸金業者では融資可能な年齢を60歳まで、あるいは60歳代まで、と定めている場合が多いのですが、融資申込時には、ギリギリ規定の年齢であったとしても、ある程度、長期に渡る借り受けを希望しており、完済予定日には、規定の年齢を超えてしまう、というような場合には、融資を断られてしまうケースがほとんどだということを知っておきましょう。

  • 無職である、自由業である、勤続年数が浅い

無職である場合、融資を受けることが難しくなる理由はズバリ、「返済のあてがない」ということに尽きます。無職=無収入と考えられてしまうからです。収入がなければ、借りたお金を返せない…、道理ですよね。

また、会社組織などに属していない、フリーランス稼業、すなわち自由業の場合も、月々決まった日にある程度定まった額の収入が保証されないということが多いため、融資を受けるのが難しいとされます。

また、ある程度名の通ったりっぱな会社組織に属していたとしても、働き始めてまだ間もない、その会社には転職したばかりで、勤めてから、まだ日が浅い、というような場合は、融資が受けずらくなります。最低でも一年間はその会社に勤め上げたという確かな実績がないと、スムーズに融資を受けることは難しそうです。

  • 融資希望金額が年収の三分の一を超えている

総量規制というコトバをご存じですか。年収の三分の一までの金額までしか借りることができない、という法律です。

「お金がないから借りたいのに、収入が低いと、少ない金額しか借りられないなんて…!」と、納得いかない方もいるかもしれませんね。しかし、この総量規制、実は、借り手を守るためにある法律なんですよ。

一度お金お借りたからには、必ず、返さなければならないという義務があります。その借入額が自身の収入に見合った額でないということになれば、月々返済していくことは、非常に困難となってきます。

この総量規制の法律がきちんと整っていなかった時代は、自身の収入に見合った返済能力をはるかにオーバーした多額のお金を借りる人が続出したのです。言い換えれば、融資希望者の返済能力を顧みず、高額の貸付を行うような貸金業者が跡を絶たなかった、と言うことにもなりますよね。

返済に困り、多重債務に陥る人、中には、悲しいことに、自殺に追い込まれてしまった人など…、収入に見合わない借入金のせいで生活を狂わされてしまった人が大勢いたのです。それらを考慮した上で、総量規制という法律ができたというわけです。

いま現在、消費者金融など貸金業者は、この年収の三分の一以上の貸付を融資希望者に行うことができません。つまり、年収の三分の一以上の借入を希望する人は、まず、審査に通ることはできないのです。

  • 短期間で複数社に融資の申し込みをしている

消費者金融のA社に借金の申し込みをしたが、審査の結果、融資不可となってしまった。もし、直近に、その消費者金融以外の貸金業者のB社や、あるいはC社にも借入の申し込みをしていたとしたら、B社、C社の審査に通ることも難しくなります。

「どうして?審査に通りすらしなかったんだから、実際に他社からの借入があるわけではない。ただ、申し込みをしただけなんだから関係ないでしょ?」と思われるかも知れませんね。

ところが、消費者金融A社に融資を申し込んだ、という事実だけで、あなたの個人信用情報には、「A社に○○万円の融資を申し込んだ」という記録が残ってしまうのです。さらに、あなたに関するA社への融資申し込み記録の中で、「融資不可」の決定が出ていたとします。そのことも当然、個人信用情報に記載がなされます。

その後、あなたが新しく申し込んだ消費者金融B社やC社では、その個人信用情報を参考に、あなたに関する記載を調べます。そして、A社でも融資を断られた、という記載を見つけるのです。

「この人は、A社での融資の申し込みの審査が通らなかったとある…。もしかしたら、なにか問題のある人なのかもしれないな。我が社でも融資はしないでおいた方がいいだろう」などと判断されてしまうということが、大いにあり得るのです。

短期間でのカードローンの複数申し込みは、避けた方が無難と言えましょう。

  • 現在、複数社からの借り入れがある

今現在、複数の消費者金融からの借入がある場合、多重債務者として、新規の融資は渋られてしまう可能性があります。

また、同じ50万を借りていた場合でも、一社からまとめて借りていた場合と、複数の消費者金融から少額ずつ借りていた場合では、複数社から少額ずつの借入をしている方がはるかに審査に通りにくいということを覚えておきましょう。

  • 過去に融資を受けた際、返済の遅延をしている

返済の遅延の記録というのは、お金を貸し付ける側が非常に気にするところです。一度でも返済の遅延があった場合、「新しく貸し出すと、また同じことをするかも」という懸念が生まれてしまうことは想像に難くありません。返済は期日通りに毎回きちんと行いましょう。

  • 融資申し込み時に暴言を吐いたり、高飛車な態度を取ったりした

融資申し込みの場に限らず、このような言動や、行為をすることは、日々の人間関係においても、相手を困惑させ、悪い印象を残してしまうもの。あなたの人間性を疑われてしまっても仕方ありません。

「通常のコミュニケーションが取れないような人だから、もしかしたら、常識がなにも通じないのではないだろうか?お金を貸しても返ってこないかも知れないぞ」、「こんな人と関わって、面倒なトラブルに巻き込まれでもしたらイヤだなあ…」などと担当者を不安にさせ、融資の機会を逃してしまうことも…。身に覚えのある人はぜひ、気をつけてください。

  • ある程度の年齢(30歳代以上)に達しているにも関わらず、過去に一度もクレジット利用歴も融資歴もない

「社会人になってからそれなりの年数を経てきたが、今まで買い物などの際に、クレジットカードを使ったこともなければ、貸金業者から借金をしたことも一切ない」。

そのような人は、これから融資を申し込みに行く消費者金融などの貸金業者のスタッフから、「清く正しく生きている、実に清廉潔白な人なのだなあ…」というように好感を持って迎えてもらえるでしょうか。

…いえいえ!これがまったくの正反対。実際には、好意的な評価が得られないばかりか、「こんな年にもなって、クレジットカードの利用履歴もなく、借金の記録もないということは…、実は社会的信用度がきわめて低く、カードをつくれない、融資ができない人なのではないか?」と思われてしまうという危険性まであるのです。

クレジットカードでのショッピングを頻繁に楽しんでいたとしても、キャッシングやカードローンを申し込み、実際にいくばくかの融資を受けていたとしても、「きちんと期日通りに返済し、完済した」という事実があれば、それは個人の信用度をはかるバロメーターとなり得ます。

つまり、ある程度の年齢に達しているのであれば、それなりの借金はしておいた方が、審査に通るために有利に働くというものなのです。

…以上、各項目を詳しく説明いたしました。納得していただけましたか?

審査で比べてみる!カードローン

「それは大手銀行などで扱っている、審査の厳しいカードローンなどに限ったことでしょう?審査のゆるい消費者金融のカードローンに申し込むとしたら、今、見てきたようなチェックリストの項目に、ひとつふたつ、当てはまる箇所があったとしてもべつに問題ないんじゃないの?」。

そんなふうに考える方もいるかもしれませんね。

では、実際のところ、この〝審査の厳しいカードローン〟と〝比較的審査の厳しくないカードローン〟、このふたつにはどれほどの違いがあるものなのでしょうか。じっくり比較してみましょう。
(⇒審査に通りやすい消費者金融申込みランキング

審査の厳しいカードローン

審査の厳しいとされるカードローンには次のような特性があります。

経営母体のしっかりした大手銀行などで扱っているため、金利が低めに設定されている。

ある程度まとまった金額を比較的条件よく貸し出すため、貸し出した金額・条件に対し、返済能力が見合っていることが重要となる。社会的信用度が問われる。

この理由を読むと、審査の厳しさにも、なるほど!と合点が行きますね。

審査の比較的ゆるいカードローン

中堅どころ、あるいはより小規模な経営をしている、消費者金融などが相当する。

金利は多少高め。チェック項目のように、貸し出し時の条件を満たしていない場合には、より高めの金利を提示されることもある。

審査のゆるい理由も、ご理解いただけたでしょうか。

多少は、ゆるいと言っても、やはり貸金業者として、貸したお金を回収(金利を上乗せして返済してもらう)することが絶対条件となります。

貸金業者が、融資希望者に対して、いざお金を貸し付けたとしましょう。しかし、月々の返済が非常に難しい状況にある人だったり、返済能力がきわめて低かった…、というようなことであれば、儲けである金利分どころか元金も取り戻せないという事態に陥ってしまい、貸金業という商売として成り立ちません。

ですから、たとえ高い金利を条件に融資をするにせよ、お金がスムーズに返ってこない可能性が高いと判断されれば、やはり審査が通りにくくなることは道理だと思いませんか?

審査が比較的ゆるいとされる消費者金融でも、お金が借りられないわけ、きちんと理解されましたでしょうか。

意外にある!申込時イージーミス

さて、ここまで読んできてくださった方の中で、自分自身、チェック項目に当てはまるようなことは何ひとつ、身に覚えがない、しかし、以前、カードローンを申し込んだ際、審査不可になったことがある、というような方ももしかしたら、いるかもしれません。

実は、こんなイージーミスで審査不可になったというケースがあるそうなので、参考にしてみてください。

数字等の簡単な記載ミス

たとえば、「間違えて、以前住んでいた住所、前に勤めてていた会社の所在地をうっかり記載してしまった、郵便番号や電話番号の数字を書き間違えてしまった」なんて場合…。

「え~っ!?そんな簡単なミスで審査に通らなくなってしまうなんてことがあるの?」と思ってしまわれるかもしれません。

しかし、今現在の居住地、勤め先を正直に記載することで、融資のための審査に通ることが不利になる、というように不安に駆られてしまった場合、また、審査に通って、いざ、本人確認のために、電話をかけてこられてしまうことを避け、虚偽の電話番号を記載するような人も少なくないものなのです。

ですから、このような一見単純ミスのようにも思える記載の不備を発見した、融資担当者が、「もしかしたら虚偽申告では?」と疑いを持つということも十分に考えられます。

そのような事情で、審査に一度通ったにも関わらず、融資が不可になってしまうケースもあると言いますから、申込時の記載内容は何度も見返すようにして、万全を期していきたいものですね。

融資を受ける前に心がけたいこと

出費がつづいて、手持ちのお金が心細くなってきた、給料が入るのはまだまだ先…。そんなときに限って、ふいにお金が必要となるということは、誰にだって十分、起こりうることです。

どんなに頑張っても自力では絶対に用意はできない。家族や友人から借金することも難しい…。そうなると、次の手立てとして考えられるのは、消費者金融などの貸金業者に融資を頼む、ということになるでしょう。

それが、どんなに急を要するものなのだとしても、「とにかく、お金を借りなければ!今すぐ借りなければ!」、そのことだけに気をとられて、あらゆることをおざなりに、後回しにしてしまうのでは、あとあとが思いやられます。

そんなときにこそ、とにかく落ち着いて考えてみては?

無理のない返済計画をしっかり立てた上で、可能な限りメリットのある、よりよい条件で融資を受けられるように、知恵を最大限絞るべきなのではないでしょうか。

また、上記で示した8項目をもう一度、見直し、ひとつでもあてはまることのないようにチェックしていきたいものですね。

常日頃から、お金に関することに気を配りつつ生活を送っていきたいものですね。そうしたささやかな気遣いこそ、今後、スムーズに融資を受けるためには、なによりの近道となるはずです。

【参考ページはこちら】
カードローンは審査が緩いだけで安心?

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