> > > ネットでみかける噂の消費者金融クランってどんな会社?

ネットでみかける噂の消費者金融クランってどんな会社?

消費者金融を調べていると、様々な金融会社名が表示されます。知っている名前もあるし、見たこともない名前もあります。特に金融会社に興味のある人は気になってしまうものです。その中に株式会社クランという社名があります。

でも会社ホームページを探してみても全く見つかりません。すでに破綻してしまっている会社なのか、どこかの大手に吸収されたのか、株式会社クランとはどんな会社なのか着目してみましょう。

また、こちらでは金融業界の動きにも注目してみましょう。ご自身が利用している消費者金融会社も問題に巻き込まれることだってあるかもしれません。手軽に借入できる時代ですから、ついでに金融業界についても知っておきましょう。
(⇒審査に通りやすい消費者金融会社一覧

相次ぐ消費者金融の破綻

当時札幌にあった消費者金融ですが、 この社名の前にも「パスキー」という社名になっていたようです。どちらの名前でもネット検索にヒットしますが、個人ブログでも掲示板でも悪い噂ばかりが目立ちます。

真実とは別の、勝手な噂も流れることが多いものですから、本当のことは一般の方には誰にもわかりません。同じ地域の方であれば、どんなサービスだったのか気になった方もいたことでしょう。

実は消費者金融会社の動きは激しい

以上のことから、ホームページで検索していると名前が出てくるのに、クランのように実際はすでに存在していない消費者金融も少なくないのです。それはクランに限ったことではなく、消費者金融業界ではここ数年相次いで破綻の傾向を辿っています。消費者金融業界も経営は非常に厳しいのです。

しかし、消費者金融会社は破綻していても、その時の借金が残っていて返済中の人もいますよね。その場合、支払い義務はどうなるか気にする方もいると思います。基本的には支払い義務が無くなることはなく、完済までは通常通り返済することになります。こうした問題に関わった際には、まずは金融会社側から通知が届きますので、案内に従うとよいでしょう。

場合によっては弁護士などに相談されるケースもあるようです。

過去に元大手消費者金融会社だって更生手続きをしているのです

余談ですが、数年前までCMで流れていて、タレントがバラエティー番組でも話題にするほどの大手消費者金融会社でも、業績と資金繰りが悪化し、会社更生法を申請して受理されています。

その後、一度は海外の消費者金融会社がスポンサーになっていますが、その後資金調達が不可能となり、次はある金融業の会社がスポンサー契約を結び、消費者金融事業を継承して、現在もなんとかそのような形で事業が継続されています。

クランの場合も破綻した消費者金融会社の一つの例です

「パスキー」から「クラン」という名前に変わっていますが、その後はやはり破綻し、別の消費者金融会社が買って事業自体は継続していました。ところがその買い上げた消費者金融会社も破綻してしまったのです。現在は破綻手続きをしており、破産管財人室が設けられています。

相次ぐ消費者金融の破綻

消費者会社の破綻については大手でない限りですと、あまり知られていないと思いますが、調べると実は毎年のように消費者金融は破綻していることになるのです。

2013年 破綻
2012年 破綻
2011年 破綻
2010年 破綻(その後某金融会社が事業継承)
2007年 破綻

過払い金返還に耐えられなくなったのが原因か?

利息を多く払いすぎた過払いの裁判で、判決により過払い金の返還を命じられた企業では、その返還の額は会社にもよりますが、多いところでは150億を超える額となり、これに耐えられず破綻してしまった例がありました。その後もここ数年は、倒産は免れているものの、過払い金返還に追われている消費者金融会社もあるのです。

過払い金は全額戻ってこないケースも

このようにして、消費者金融会社が破綻してしまった場合でも、返還手続きは継続されますが、全額は戻ってこないのが実情です。実は破綻の裏では、一般の利用者がこうした問題に巻き込まれていることを知っておくといいでしょう。もし消費者金融を利用されている方で、過払いが発覚し返還が決まったのに、いつか消費者金融会社が破綻してしまった場合、他人事ではいられなくなります。

現在生き残っている大手数社は心配ない?

大手のホームページを見ると必ず掲載されていますが、どの大手も銀行の系列になっていることがわかります。これまで説明しました破綻した金融会社とはタイプが異なるため、今後も生き残れる可能性は十分にあると言えるでしょう。

借入した後のことも考えて大手をお勧めします

もし金融会社が破綻してしまうと、色々と面倒です。先ほど説明した通り、過払いが発覚した場合の返還で、全額戻ってこない可能性もあるのです。また、もしかしたら返済手続について再度書類提出することがあるかもしれないですし、スムーズに返済できるのか不安ですね。

大手のメリットは、やはり「安心」でしょう

やはりメガバンクの系列になっていますので、いざという時には一番安心です。さらには大手ならではのサービスは便利なものばかりですから、借入される方の多くは大手を利用されています。また、ただ便利なだけでなく、返済までの計画や相談にも乗ってくれますので、プロからのアドバイスを受けて完済までのプランが立てやすいです。

インターネット審査

大手ならではと言えますが、大手消費者金融のホームページから仮審査を受けることができます。窓口に行く前に審査が通りやすいか判定してくれますので、窓口に行って審査が通らないでは、時間の無駄ということにもなりかねません。

そんな無駄を省くためにも、インターネット審査は便利です。会社員など確実に安定している収入の方は審査が通るのは確信していても、それ以外の安定した収入でも、収入の低い方は不安なものです。インターネット審査で確認してから、申込み手続きを開始しましょう。

インターネット契約

実は仮審査だけでなく、申込みもインターネットでできてしまいます。必要事項を入力し、送信後はメールで結果が届くようになっています。その後、引き続きWeb上でローンカードの発行手続きを行うことができます。これも大手ならではです。

やっぱり最短融資

急いでいる方にとってはこれが最大のメリットと言えます。申し込みから最短30分なんて会社も珍しくありません。ほとんどの大手が30分、遅くてもその日のうちに融資が可能です。

返済方法も便利

返済はATMや窓口だけでなく、インターネットバンクも対応可能ですから、忙しい方には大変楽です。複数の返済方法があるのも大手だから可能なのでしょう。

地域の消費者金融にもメリットが

破綻の後のことを考えれば、大手の方が安心なのは確かなのかもしれませんが、破綻したクランも地域の消費者金融会社だったことから、地域ならではのサービスがあったはずです。今も頑張っている地域の消費者金融では、大手ほどの便利さはないものの、小回りの利くサービスや対応があるからこそ、生き残っているのです。

ですから、メリットや、その金融会社の経済状態などを把握して、自分に合うサービスのある金融会社を選択するといいでしょう。大手が安心と述べましたが、現在は法律も改定され、以前ほどの違法な行為をする消費者金融もなくなりました。 ご自身さえ間違った利用をしなければ、完済まで信頼関係を維持することが可能となるでしょう。

【参考ページはこちら】
審査に通りやすいその他金融業者はこちら

新着記事
ページトップへ