お金に困ってキャッシングをする、ここまでは問題ありません。
ただ、キャッシングを繰り返していくことで返済が苦しくなり、新たなキャッシングに手を出してしまったらどうなるでしょうか。
借り入れ金額が膨らんでいき、返済が難しくなるかもしれませんよね。
返済できなくなってしまえば、延滞、債務整理に繋がって気づけばブラックに!?という事もあり得るのです。
ブラックになると、当然信用出来ない状態となってしまいますから、キャッシングの審査に通るのはかなり困難となります。
しかし、現在ブラックのあなたでも大丈夫!関西には審査がゆるい消費者金融があるんですよ。
ブラックでも審査に通る!?関西の審査がゆるい消費者金融とは
ブラックである状態で消費者金融の審査に通る、とても難しい事のように思えますが、全ての消費者金融がブラックへの融資をしないわけではありません。
大手消費者金融の利用は難しいかもしれませんが、中小の消費者金融であれば十分利用できる可能性はあるのです。
関西にある、ブラックへの融資実績がある消費者金融を3つ紹介しておきましょう。
消費者金融名 | 利用対象地域 | 融資限度額 |
---|---|---|
フクホー | 全国OK | 200万円 *新規でWEB申し込みの場合は最高50万円 |
スペース | 全国OK | 500万円 |
キャネット | 関西エリア | 300万円 |
この3つの消費者金融は、実際にブラックの人が申し込みをして利用することができたという実績があります。(こちらもご参考に→ブラックでも借りられるライオンズリースとは?)
キャネットは基本的に関西エリア対応となっていますが、フクホーとスペースは日本全国どこからでも利用可能です。
フクホーは、新規申し込みをWEBで行った場合は最高50万円までの融資ですが、2回目以降の融資申し込みの場合は信用に応じて高額な借り入れも可能となっています。
いずれも、無担保ローンなので担保・保証人は必要ありません。ただし、カードローンではなく一度融資を受ければそれを完済する、というのが基本です。
追加融資は完済後に再度申し込みを審査を受けるか、返済途中であれば消費者金融と相談して再審査を受ける必要があります。
ブラックOKという消費者金融でも、あまりにも信用が低い状態で返す見込みがない、と判断されれば融資されません。
ブラックOKであれば誰でも必ず融資される、という事ではないのです。
ただし、審査に通らなければ借り入れ出来ないという点は他と同様
また、営業地域が限られている場合もあるので注意が必要
ブラックへの融資は、法律によって制限されているという事ではありません。返済してくれないかもしれない可能性が高い、信用することが出来ないという理由で、審査に通らないだけなのです。
ですから、ブラックであっても返済してくれると判断してもらえれば、消費者金融を利用することは出来るわけですね。
多重債務でブラック扱い…それでも利用可能な消費者金融はある
気づけば多重債務となり、これ以上の返済は不可能だと判断されて新規キャッシングの審査に通らなくなってしまうかもしれません。
多重債務もブラックと同様、信用面で審査に通りづらい状況になってしまうわけです。
しかし、多重債務でも利用可能な消費者金融はあります。ブラックでも融資OKとなっている先ほど紹介した3社も審査に通る可能性があります。
ただし、多重債務で新規キャッシングを申し込む際は総量規制に注意しなければいけません。
消費者金融は総量規制の範囲内でお金を貸さなければいけない、と法律で決められています。
ですから、債務総額が総量規制をオーバーしている場合、新規で借り入れすることは法的に不可能なのです。
多重債務になる事は避けたいですが、すでに複数の消費者金融から借り入れをしてしまっているという場合は、今返済しなければいけない総額の確認をしておきましょう。
総量規制オーバーでもOK!?おまとめローンなら利用できるかも
消費者金融は総量規制を守らなければいけない、これは確かなのですが、実は多重債務状態だからこそ利用できるキャッシング商品があります。
それがおまとめローンです。おまとめローンは、複数の借金を1つにまとめることを目的としています。
1つにまとめることで、借金返済の管理が楽になる、金利が低くなれば返済総額が少なくなるというメリットがあるのです。
おまとめローンは、借金をしている人の負担を減らす商品なんですね。
複数借金があるという事は、当然その総額もある程度大きな金額となってしまいます。
しかし、現在よりも負担が減り楽になるのは、利用者にとって大きなメリットです。ですから、おまとめローンは総量規制の対象外となっているわけです。
おまとめローンは多重債務者の大きな味方です。ただし、おまとめローンを利用するためには、やはり審査を受けなければいけません。
返済することができると認めてもらえるだけの収入がある、というのは必須条件なのです。
銀行は総量規制オーバーの借り入れが可能!でもブラックはNG
消費者金融は総量規制を守らなければいけませんが、銀行からの借り入れであれば総量規制の対象外です。
ですから、現在の借り入れ総額が総量規制をオーバーしていたとしても、銀行からお金を借りることは可能だと言えます。
ただし、銀行の審査をクリアすることは、消費者金融の審査をクリアするよりかなり厳しいものです。
ブラックであれば銀行からの借り入れを利用することは不可能だと思っておきましょう。
銀行が多重債務でも融資してくれるとすれば、収入が安定していることは絶対条件です。
あとは、以下の2点を最低限クリアしておきたいですね。
- 今まで返済に遅れたことがない
- 多重債務であること以外の問題点が見当たらない
これらの条件をクリアしていたとしても、銀行からの融資を確実に受けられるかどうかは分かりません。
銀行はリスクが高い相手に対して融資をすることはしない、これが基本だということを知っておきましょう。
審査がゆるい=メリットというだけじゃない!そのリスクとは
審査がゆるいということは、ブラックの人たちにとって大きなメリットに思えるかもしれません。
しかし、単純に審査がゆるいから良い、安心、便利、ということは言えません。
それは、審査がゆるい消費者金融の中にヤミ金と呼ばれるような悪質な業者が存在している為なのです。
ヤミ金なんて利用しようと思うはずがない、利用する前に気付くから大丈夫、そう思ってはいませんか?そんなに簡単なものではありません。
ヤミ金は一見するとただの消費者金融にしか見えないことも多いので、騙されてしまう人が後を絶たないのです。
もし、誰でも融資可能!ブラックでもOK!という宣伝をしている消費者金融があった場合は以下の項目をチェックしてください。
- 貸金業登録番号があるか
- 住所がしっかりと表記されているか、偽りではないか
- 固定電話番号があるか
最低限、この3項目は確認しておきたいですね。消費者金融として営業していくためには、固定電話の設置は必須です。
携帯電話番号だけの表記であれば、所在を確認できない可能性があります。騙されたと分かっても、こちらから探す手段がなくなってしまうので気をつけておきましょう。
ヤミ金じゃないかどうか、事前に確認できることは確認するようにしよう
審査がゆるい消費者金融は、知名度の低い小規模な営業をしている場合が少なくありません。
誰でも知っているような大手消費者金融であれば、多くの情報を得ることも出来ます。しかし、小さな消費者金融はそうではありません。
得られる情報が少ないからこそ、ヤミ金であるかどうか判断することが難しいのです。
自分で確認できるところは確認し、安心して利用できるかどうか慎重に判断しましょう。
ブラックで新規借り入れは危険!?返済できるかしっかり検討
現在ブラックという状況であっても、利用できる消費者金融はあります。ただ、利用できるから利用する、お金を借りられるなら借りる、というのは少し安易ではないでしょうか。
実際、どうしてもお金が必要だという事でやむなく利用するというのは仕方ないかもしれません。
しかし、せっかく借り入れ出来ても返済できなくなってしまえば、債務整理をせざるを得ない状況に陥ってしまう可能性があるためです。
過去に債務整理をしたことでブラックになってしまっているのであれば、再び債務整理を検討するという事になりますよね。
債務整理に回数制限はありません。認められれば何度でも行う事が出来ます。ただし、2回目の債務整理が可能となるまでには一定の期間が必要となります。
債務整理内容 | 2回目の債務整理が可能となる期間 |
---|---|
任意整理 | いつでもOK |
個人再生 | 前回から7年 |
自己破産 | 前回から7年 |
任意整理は、借り入れ先との交渉によって返済額を減らす方法になりますので、2回目・3回目も比較的認められやすくなっています。
ただし、前回任意整理をした返済がまだ途中という事であれば、認めてもらえない可能性もあります。
また、個人での交渉となれば失敗することもありますので、専門家に依頼した方が良いですね。
個人再生や自己破産後は、最低7年間は個人再生・自己破産を行う事が出来ません。
そして、2度目の自己破産をすることは、ほぼ不可能です。法的には可能ですが、収入を含めた生活面に改善が見られていないと判断されてしまいます。
ブラックで新規借り入れに成功し返済が苦しくなってしまっても、債務整理が出来ない場合があるわけですね。
そうなれば、苦しい状態をずっと続けなければいけなくなってしまうわけです。新規借り入れをする際は、本当に返済できるかどうかしっかりと検討しましょう。
【参考ページはこちら】
消費者金融のブラック企業を見分ける方法