> > > 知ってる?日雇い労働者がカードローン審査に不利な理由!

知ってる?日雇い労働者がカードローン審査に不利な理由!

カードローンの申込み条件には必ず安定した収入のある人と記載されています。返済能力を審査する上で最小限必要な事だからです。

安定した収入と言うのは言うまでもありませんが、毎月同じ収入が見込まれると言う事です。

特別な事が無い限り借入金は、毎月一定額に分けて返済しますよね。

「今月は収入が少ないから返済出来ない」

と言う方に金融会社はお金を貸したいとは思いませんよね?

ですので、申込み条件に安定した収入のある人と特記してあるのです。

では、日雇い労働の人はその条件にあてはまるでしょうか。答えは「NO!」です。日雇いは申込み条件にはあてはまりません。

何故だめなの?収入はあるのに?と思いますよね。その理由を分かり易く説明しましょう。

日雇い労働者とカードローンについて

日雇い労働者がカードローンに申込もうとした時、最初にぶつかってしまうのが申込み条件にある安定した収入のある人と言う文言です。

カードローン申込みに安定した収入はなぜ必要?

日雇いと言う勤務形態は安定した収入があると言えるのでしょうか。安定した収入がある、というのはどういう事でしょう。

そうですよね、毎月決まった金額の収入が見込まれる事を言います。日雇いと言うのは一日の契約で労働を行う人の事です。

そして当然収入はその日一日分だけです。続けての収入が見込まれるとは言えません。

もちろん、続けて契約する場合もあるのでしょうが、あくまでも短期労働と言う事には変わりなく、安定した収入とは言えないのです。

カードローンの審査で一番重要な事は、返済の能力があるかどうかと言う事です。 1万円借入れて、短期収入が入れば1万円返済する。

そういった返済なら可能かもわかりませんが、毎月持続して返済して行けるかと言うと不安です。

日雇い労働と言うのはその不安材料が多い為、申込み時点で対象とはならないのです。季節労働や短期労働の人も同じ理由で対象から外れます。

安定した収入が見込まれる職業の定義

一言で安定した収入が見込まれると言っても、いろいろな状況があると思います。

  • 正規社員
  • 長期契約のアルバイト、パート社員
  • 派遣社員だが一つの会社に長期派遣され仕事に従事している
  • 会社員でなくても充分な収入が見込まれる職種の人

一つの企業で継続して勤務している正規社員は、当然収入も安定していると言えますね。問題なく安定した収入が見込まれると判断されます。

アルバイト、パート社員も長期契約であれば当然、毎月ほぼ同じ収入が見込まれると判断され、カードローンへの申込みも可能です。
(⇒フリーターやパートでも審査に通りやすい消費者金融

派遣社員の場合、一つの企業に派遣され、継続してその企業での仕事をしている場合は安定した収入があると見なされます。

企業に勤務していなくても、充分収入が見込まれると言う職種の人。俳優、フリーのアナウンサー、作家など。

安定した収入というのはこのように、その収入の額の多少にかかわらず、継続してほぼ同様な収入が毎月支給されると見なされる事なのです。

安定した収入と似て非なるものの例

収入はあるのだから、と言う人の中には日雇い労働者もいます。日雇いと言ってもさまざまで、1日だけの場合や1週間の場合もあります。

多くは報酬が日給として支給され、支給方法もその日その日で支払われたり、1週間まとめて支払われたりとまちまちです。

たとえこの日雇いでの収入が1ヵ月続いたとしても、これは安定した収入とは言えないですよね。

同様に、ギャンブルなどでの収入。パチンコで毎月何十万円も稼ぐ、競馬で毎月中っている、などは安定した収入とは言えません。

審査における職業の優先順位と勤務形態の事

安定した収入と、似ていても安定した収入と見なされない勤務形態について、お分かりいただけたでしょうか。

言うまでもありませんがカードローン会社はお金を融資し、その利息分を利益としています。毎月の返済金に含まれる利息が収入源なのです。

そうなると、必ず毎月返済してくれる顧客でないと困ります。収入の多い時には返済出来るけれど、収入の無い月は返済出来ない。

そういう顧客には融資は出来ない、とカードローン会社が考えるのは当然の事ですよね。

カードローンの審査に有利な勤務形態とは

上記理由から、カードローン会社では顧客の職種や職業、そして勤務形態を融資可否や融資条件の重要なポイントとしています。

カードローン審査における職種、勤務形態には優先順位があるのです。

  • 公務員である
  • 勤務先が上場企業など大手企業
  • 医師など社会的地位が高い
  • 正規社員である

以上は審査時に上位ポイントで優位となります。最も安定しているのは昔も今も公務員です。また医師、大学教授なども同様です。

そしていくら景気に左右されると言っても上場企業など大手企業の正規社員であるなら、プラスポイントはより高くなるでしょう。

以下優先順位としてはやはり正規社員、一つの会社に長く従事する契約社員、パート社員、アルバイト、それから自営業者となります。

  • 中小企業正規社員
  • 契約社員でも勤続年数が長い
  • 継続して勤務するアルバイト、パート社員
  • 自営業者

勤務先や職種に本来優劣は無いのですが、カードローンの審査に関しては、このように差がついてしまいます。

そしてその差によって、融資限度額が変って来ます。アルバイト、パート社員の場合は限度額は10万円から30万円位までが多いです。

これは総量規制との兼ね合いもあると思いますが、無理なく返済出来る額を考えての事でしょう。

日雇いという勤務形態ではまずカードローンに申込みすら出来ないと思って下さい。日雇いでも月にしたら定額収入がある人もいます。

実質働くのは月に10日くらいでも10万円程の収入になり、その収入がほぼ毎月あるという場合ならどうでしょうか。

日雇い労働者が借入出来る所は本当にないのか

日雇いで毎月安定した収入がある場合でも、カードローンへの申込みは出来ないのかというと、出来ないと言わざるを得ません。

日雇いなら派遣会社への登録をすべき

もし日給で飛び飛びでの勤務でも、決まった額の収入があるのなら、日雇いという勤務形態にせずに申し込むという方法があります。

同じ会社への勤務ならアルバイトという勤務形態で申込めます。2、3日という短期勤務の場合、仕事はどのような形で斡旋されていますか?

派遣会社などからの斡旋なら、派遣会社勤務という形で申込む事が可能です。まず派遣会社への登録をしましょう。

短期であれ日雇いであれ、派遣会社からの斡旋で仕事に就いているのであれば在籍確認は派遣元へあります。

派遣会社では大勢の登録者がいるので、在籍確認が難しい面もありますが、予め担当者へお願いしておく事も良いですね。

ローンで買い物をしたので確認の電話があると、お願いすれば対応してもらえるのではないでしょうか。

毎月決まった金額の収入がある事が大前提!

カードローン会社にすれば融資した金額を返済してもらえれば良いのです。毎月決まった金額の収入が見込めるのであれば融資対象となり得ます。

もちろん審査は厳重に行われます。過去に金融事故などがあれば融資は不可能です。返済能力があるとしっかりと認められる事が大切です。

確実に返済する能力がある人だけがカードローンへ申し込むべき

派遣登録してカードローンに申込み、融資を受ける事が出来たとしても、大事なのはその後の返済についてです。

借入と同様に、返済も計画的に行わなければいけません。カードローンに申込む事を目的に派遣登録をした以上、返済は責任をもって行うべきです。

そして信用実績を積む事です。勤務先を大手企業にする事は難しくても、自分自身の信用実績を積む事は職業に関係なく出来ますよね。

属性に不安があっても、遅延なく毎月返済をきちんと行う事で優良顧客となる事も可能なのです。

返済出来ないのなら借入れはしない事

日雇いが社会的に信用されない勤務形態である事は、カードローンへの申込みも出来ない事で分かります。

それは返済能力が無いと見なされるからです。実際に日雇い労働者にとって、月々の返済を行うという事は容易なことではありませんね。

返済が出来ないのであれば、最初から借入はしない事です。反対に借入するのであればきちんと返済を行うことです。

日雇い労働者はカードローンの審査には圧倒的に不利となります。返済能力があると見なされるには時間が必要です。

派遣登録をして、出来るだけ一つの会社に長く勤めるように努力する事も、信用実績を積む為には必要な事ではないでしょうか。

【参考ページはこちら】
その他職業の方におすすめの消費者金融

新着記事
ページトップへ