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消費者金融は保証人をつける必要なし!その理由とは

お金を借りる時、保証人つけることは絶対だと思っていませんか?そのイメージがあるために、消費者金融の利用を躊躇している人もいるでしょう。

しかし!実は消費者金融を利用する時は、基本的に保証人は不要なんですよ。もちろん担保もいりません。

消費者金融は申込み者がどのくらい信用できるのかを審査し、その信用に応じてお金を貸してくれる所なんですよ。

当然、信用してもらうためには様々な条件が必要となります。どのような人が信用できると判断されるのでしょうか。

消費者金融は少額融資が基本!無担保・保証人不要で利用可能

消費者金融は、少額融資を基本としています。実は、消費者金融の利用者の大半は数十万円の利用で、数百万円という高額融資はなかなかありません。

少額融資を基本とすることで、担保や保証人をつけることなく利用することが可能となっているのです。

個人で借り入れをしたい時に比較的簡単に利用することが出来る、というのが消費者金融の魅力であり特徴であると言えます。

消費者金融の利用には、担保で保証人も必要ありません。消費者金融を利用するためには、申込み者の信用です。

信用をチェックするために行われるのが審査です。

  • 安定した収入がある
  • 他社借り入れ件数・金額がない
    あっても高額ではない
  • 延滞・債務整理経験がない

審査した結果、これらの条件満たしていれば信用できると判断されて消費者金融を利用することが出来るのです。

担保と保証人は、申込み者が万が一返済できなくなってしまったときに代わりに返済をしてくれるものです。

それが無いということは、申込み者が返済をしてくれなければ消費者金融は損をしてしまうことになりますよね。

審査でいかに自分が信用できるか、ということを証明することが消費者金融を利用するポイントだと言えます。

消費者金融は少額融資が基本で、担保・保証人なしで利用可能
申込み者が返済できると信用してもらえればOK

融資金額が少額になってしまうのは、消費者金融が総量規制の対象となっており、高額融資をするにはそれなりの収入が必要だという事もありますね。

高額になると返済できない、つまり貸し倒れのリスクが高まりますが、少額融資としておくことで確実に返済してもらえるようにと考えられているのです。

返済義務があるのは契約者本人のみ!家族への取り立ては違法

消費者金融を利用していて返済できなくなると、家族や知人に取り立てが行われるのではないかという不安はありませんか?

その心配はありません。保証人不要で利用している消費者金融であれば、返済義務があるのは申込み・契約をした本人のみなのです。

契約者以外の第三者に取り立てを行う行為は違法行為となっていて、刑事罰の対象となります。

実は家族であっても、契約者本人以外に借金がある事実、消費者金融を利用している事実を知らせることも法律ではNGとされているのです。

家族・知人に返済義務が生じるのは、連帯保証人になった場合のみです。

ですから、保証人をつける必要がない消費者金融を利用している家族がいたとしても、その返済を代わりにする必要はないんですね。

保証人と連帯保証人は違う!保証人は督促を拒否できる!?

実は、保証人になっただけでも必ず返済をしなければいけない事にはなりません。

保証人と連帯保証人の違いについて、簡単に紹介しましょう。

保証人 連帯保証人
突然の督促に応じる必要なし 突然の督促でも応じなければいけない
契約者に返済能力があれば
契約者に取り立てをするよう要請可能
契約者の返済能力に関わらず
返済義務がある
複数の保証人がいる場合は
全員で返済金額を割ることが可能
何人いても、全員に全額の返済義務がある

主な違いはこの3つですね。保証人は、契約者に返済能力がある、つまり貯金や資産がある場合は、契約者に返済を求めることが出来ます。

一方、連帯保証人は契約者の返済能力に関わらず督促が来たときは応じなければいけないのです。

保証人も返済しなければいけない可能性はありますが、状況によっては返済せずに済むこともあります。

保証人も連帯保証人どちらになるにしても、慎重に検討をする必要がありますね。

契約者死亡時は家族に返済義務が!?債務は相続されます

基本的に、保証人や連帯保証人ではない家族が返済をする義務はありません。ただし、返済をしなければいけない状況も起こります。

それが、契約者が死亡した時です。契約者が死亡すると、財産の相続が行われますよね。実は、借金もマイナスの遺産として相続されてしまうのです。

ですから、残った借金総額を相続人が引き継ぐことになるわけですね。返済したくない!と思えば、相続放棄の手続きを取ればOKです。

相続を放棄すれば、プラスの遺産もなくなってしまいますが、借金を相続することは無くなります。

プラスの遺産とマイナスの遺産、そのバランス・金額を見た上で、相続放棄も検討してみましょう。

貸し倒れリスク予防!?契約時に保証会社が必要な理由とは

最近では消費者金融と契約する際に、保証会社の保証を受けることを条件としていることも多くなりました。

その理由は単純です。保証会社の保証を受けていれば、返済が滞った時に代わりに返済してもらう事が可能となるためです。

保証人がいない消費者金融の利用は、返済できなくなったときにそのまま貸し倒れとなってしまう可能性が高くなってしまいます。

しかし、保証会社の保証を受けていれば、代わりに返済してもらうことができるため貸し倒れにはなりません。

消費者金融のリスクを防ぐために、保証会社は必要というわけですね。

消費者金融を利用するときに受ける審査は、消費者金融からの審査だけではありません。保証会社の審査にも通る必要があります。

保証会社も、代わりに返済しなければいけない状況を作ることは避けたいですよね。

ですから、本当に返済能力があるかどうか、保証会社もしっかりチェックしたいのです。

消費者金融の審査と保証会社の審査、両方の審査に通って初めて消費者金融を利用することが出来ます。

消費者金融を利用するときは保証会社の保証が必要なことが多くなっている
保証会社は返済できなくなった際、代わりに消費者金融に返済してくれるが
契約者の債務がなくなるわけではなく、保証会社へ返済しなければいけない

ただし、返済できなくなり保証会社が代わりに返済をしても、それで契約者の借金がゼロになるわけではありません。

返済先が消費者金融から保証会社に変わるだけです。保証会社への返済は、一括返済となるケースもあります。

債務整理をせざるを得なくなってしまう場合もありますから、保証会社からの消費者金融への代位弁済は楽になるわけではないのです。

保証会社の保証は、あくまでも消費者金融側にメリットがあるものであるという認識でいましょう。

信用できなくなれば利用停止もある!?契約更新時の審査に注意

消費者金融を利用することが出来るのは、消費者金融に信用してもらう事が出来た人だけです。

そして、その信用がなくなってしまえば、当然書飛車金融を利用することが出来なくなってしまうこともあります。

実は、消費者金融の利用は契約後永年に続けることが出来るわけではありません。

契約期間というものがありますし、期間終了前には契約更新のための審査が行われます。

このとき、次のような要素が判明すれば、信用が低下する、信用できないとの判断になる可能性があります。

  • 収入が減っている
  • 勤務先が変わって収入の安定が不安視される
  • 他社の利用が増えている
  • 返済に遅れ・延滞が見られる

信用が低下すれば、今の利用限度額が引き下げられてしまうことがありますし、新規借り入れが停止されてしまう場合だってあるのです。

消費者金融利用中は、自分自身の信用が低下しないよう心掛けておく必要があります。

まずは返済日をしっかり守り、安定した収入を維持するようにしておきたいですね。

【参考ページはこちら】
お金を借りるのに保証人は必要?

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