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事故情報はいつ消える!?よく解らないブラックリストの真実

あなたはブラックリストという言葉を一度は聞いた事があるでしょうか。ブラックリストというと、自分が載るというと、とても悪い事のようなイメージはないですか?

しかし、そんなブラックリストですがあまり詳しい事は知らないということが多いのでは?

今回は、ブラックリストについて、疑問を解消してすっきりしましょう。これからのあなたのマネーライフにもお役にたてます!

本当にあるのか?ブラックリストの正体が知りたい!

“ブラックリスト”というのは、良く聞く言葉ですが、果たしてそういったものがあるのか、その正体について迫ってみたいと思います。
(⇒ブラックでも借りられる審査が緩いカードローン

実はない!?ブラックリストの真実

実を言うと、”ブラックリスト”というリストがあるわけではありません。けれども、あなたも”ブラックリスト”という言葉を聞いたことがあるかと思います。

この”ブラックリスト”というのが一体何なのかということについてお話します。クレジットカードを作ることや、カードローンを組むという場合がありますね。

その情報というのは、”個人信用情報機関”というところに登録されます。しかし、その後延滞をしてしまったり、破産をしたということになると、それが”事故情報”として記録されてしまうのです。

この”事故情報”のことが”ブラック情報”と言われ、世間では”ブラックリスト”と呼ばれているのです。

どんな時に載る?載ってしまったら何かが起こるの?

どうすればブラック情報が載ってしまうのか、もし載ってしまったらどうなるのかという恐さというのはあるのではないでしょうか。

延滞が原因でブラック情報に!

“事故情報”の中で一番多い原因が”延滞”になります。ローンを組んでいて、返済期限までに返さないことが”延滞”となります。

1日でも遅れた場合でも”延滞”とみなされます。しかし、”事故情報”とされるのは、2カ月以上の延滞ということになっています。

返済を済ませた時点で”延滞”自体はなくなりますが、一度”延滞”をしたという情報は一定期間ずっと消えませんので、返済は遅れずに済ませることが大事なのです。

”代位弁済”で事故情報になるから気を付けよう

“代位弁済”というのは、お金を貸している金融会社が、借りている本人ではなく。会社が契約している保証会社に返済を一括でしてもらうというものです。

これによって金融会社には借金がなくなりますが、保証会社に借金が残ると言う形になります。

“代位弁済”は、長期間延滞をしていた場合に金融会社が行う措置です。”代位弁済”をすると、この情報というのは”事故情報”ということになるのです。

保証人が付く事のないキャッシングなどではこういったことは発生しませんが、保証会社を付けることになっているローンに対して措置が取られるのです。

カードを強制解約された場合などにも記載される!?

クレジットカード会社やキャッシング会社が、ローン等の契約を強制的に解約をする場合があります。

契約していた内容であったり、延滞情報や債務整理をした事実などが個人信用情報機関” に”事故情報”として載ることになります。

また、“民事再生”や”任意整理”などの”債務整理”を行った場合や自己破産をしても、その事実が記載されます。

”事故情報”が載ったらどうなる?

金融機関等は、”個人信用情報機関”と提携しています。よって、記載されている個人の情報というのも金融機関は見ることが可能です。

ローンを申し込むとしても、もし“事故情報”が記載されていればそれを金融機関の方で知ることになるのです。

そうなると、融資をしてもらえる枠というのが与えてもらえなくなってしまうのです。なので、ローンを組んだりキャッシングをすることができなくなるというわけです。

この様に、”個人信用情報機関”に”事故情報”が載ってしまうと、お金を借りたりすることができなくなってしまうということを、覚えておくようにしましょう。

記載情報を知りたい!自分で確認する方法とは

クレジットカードを作った履歴なども”個人信用情報機関”に載りますが、事故情報も載っているのか、自分の情報を確かめたいと思うのではないでしょうか。

確認方法について考えてみましょう。

”個人信用情報機関”に開示請求しよう

ブラック情報は、”個人信用情報機関”で管理をされています。この情報というのは、他人が見たりできるものではありません。

しかし、自分が載っているのかどうかということを知りたいということはあるでしょう。”個人信用情報機関”は3か所あります。

各個人信用情報機関に情報を開示することを請求することができます。これを”本人開示制度”と言います。

”個人信用情報機関”に赴き、開示請求をすればすぐに見ることができます。また、郵送で取りよせることも可能です。

基本的には、本人が請求することになっていますが、本人の同意があれば家族でも請求をすることができることがあります。

条件などの詳しいことは、”個人信用情報機関”によって違いがあるので、もし家族が請求するのであれば、問い合わせてみると良いです。

誤った情報などに注意しよう

過去に、一度も遅延をしたことがないという場合でも何故かブラック情報として載ってしまうことがあります。

これには、同姓同名で間違って登録された場合。そしてクレジットカードの情報が盗まれてしまい、悪用されたことによって登録されてしまうというのが原因と考えられます。

もしこういった誤情報を見付けた場合は、調査を依頼すると情報を直したり消すことができます。

引っ越しをした場合などにも注意が必要

引っ越しをした場合や、結婚をしたことで名字が変わった場合には、”個人信用情報機関”に登録されている内容と違うと言う場合がありますね。

そういった場合には、開示をしてもらうにしても時間がかかってしまうことも考えられます。

なので、以前の以前の住所などの情報についても前もって用意しておくようにしましょう。旧姓がある場合には、戸籍謄本が必要になることも覚えておきましょう。

いつ消える!?ブラックリストの保持期間について

ブラック情報が載ってしまうと、その期間はお金が借りられなくなってしまいますし、早く消えて欲しいと思いますよね。

では、一体どの程度の期間で情報が消えるものなのでしょうか。探ってみましょう。

”個人信用情報機関”によって期間は異なる

”個人信用情報機関”は幾つかありますが、各機関によってブラック情報が載る期間というのは違うのです。

“個人信用情報機関”は、「CRIN」という繋がりで情報を共有しています。なので、一つの機関で記載されたものでも、他の機関にもわかることになっているのです。

ちなみに、記載された情報は情報に誤りがある場合は期間内では消すことができません。

それぞれの場合での記載期間について

ここで、どういった場合にどのくらいの期間の間掲載されるのかということについてお話しいたします。

延滞の場合は、1年間載る機関と5年載る機関とがあります。ただし、この5年と言う期間は延滞分を払い終えてからということであり、延滞し続けていれば記載されたままということになります。

任意整理をした場合については5年間となっています。自己破産については5年と7年、10年とそれぞればらつきがあります。

代位弁済が5年間という機関もありますし、強制解約については5年間残るという機関もあります。

過払い金の請求に関しては、利息を過剰に払い過ぎていたものであり、利用者の権利ですので、ブラック情報として載る事はありません。なので、安心して請求することができます。

【参考ページはこちら】
公務員はブラックに陥りやすいってホント?

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