中小消費者金融と呼ばれる大手よりかは小さな規模の金融業者について、皆さんはどれくらい知識をお持ちでしょうか?
大手と比較すると目立たないものの、ブラックリストにも対応している金融業者が存在しており、審査が柔軟である事が大きな魅力です。
ただ、中小消費者金融は地元密着型が多く、特定地方の方には融資が出来ないというケースがかなり多くなっています。
そこで、今回は愛知県にお住まいの方でも使えるブラック対応可能な業者であり、尚且つ安心して使える中小消費者金融をご紹介していきます。
(⇒ブラックでも利用可能な消費者金融は?)
ブラックリストでも希望は?各金融業者の対応をまずは知る
まずは知っておいてもらいたい事実として、ブラックリストでは大抵の金融業者で借り入れる事は不可能です。
例えば、以下のような消費者金融の名前なら聞いた事があると思います。
- アコム
- プロミス
- モビット
これらの消費者金融は、今まで一度もお金を借りた事がない人でも知っているほどの有名業者です。
有名な金融業者はサービス内容が極めて高品質なのですが、大手は利用希望者が非常に多く、わざわざブラック登録されている人は融資を希望しません。
ブラックリストというのはそもそも『金融事故記録者』の俗称であり、延滞や自己破産など重度の問題行為を行った人たちです。
そうした記録がある人が貸し付けてすんなりと返済してくれるとは思えず、出来るだけ多い希望者から優良顧客を選別したい大手にとって、ブラックリストの人たちは避けたいのが本音なのです。
ブラックOKと言えば中小消費者金融?その隠れたメリット
大手の消費者金融では融資をしてくれない…そうなると、勘が良い方ならばブラック対応も可能な消費者金融についてある程度イメージが出来ているかもしれません。
ブラックリストの顧客にも対応してくれる金融業者と言えば、一部の中小消費者金融が人気を博しています。
融資初心者の方からすると「中小消費者金融って大手とどんな風に違うの?」という疑問があると思いますが、簡単に説明すると以下の通りです。
- 柔軟な審査で大手からは借りられない人も貸し付け対象に
- テレビCMなど宣伝は控えめながら口コミでは有名
- 特定地方のみに絞って活躍しているケースが多い
大手消費者金融は融資を使った事が無い人でも知っているほどの宣伝数に加えて全国対応がほぼ完璧と、利用者と利益の差を見せつけているといった感じですね。
ただ、顧客一人一人に向けた柔軟な審査となると、ブラックにも対応している中小消費者金融の出番です。
ブラックの人以外でも中小消費者金融を使うケースはありますが、やはりそれは少数派と言わざるを得ません。
中小消費者金融を使う前に知っておきたい2つの懸念事項
ブラックリストになれば中小消費者金融しか使えないし、そうなるともう迷ってられない…と選ぶ人が居ますが、少し待って下さい。
中小消費者金融にはブラック対応という強い武器がありますが、大手に比べるとどうしても見劣りする部分があります。
- 限度額や金利が大手に劣る
- 地方によっては使えない場合がある
- 違法業者が見分けにくい
まずは最大の違いとしては、限度額と金利でしょう。最大限度額が大手より低く、金利に関してはやや高めになっています。
これはやはり利用者数の少なさもありますが、普通の人は大手を頼って、ダメな場合頼るのが中小消費者金融です。
そうなると中小消費者金融は貸し倒れが起きやすい事もあり、それに備えて高めの金利等の措置が必要になってくるのです。
また、今回は愛知県にお住まいでも使える中小消費者金融を紹介していきますが、場合によっては愛知県からでは使えない業者が存在する事を覚えておきましょう。
違法業者に関しては後半にて詳しく説明しますので、これより『愛知県に住んでてブラックリストでも使える中小消費者金融』についての有名どころを説明していきます。
中小だけど有名!?全国にユーザーを抱えるフクホーの特徴
まず紹介するのは、中小消費者金融の中ではかなり有名かつ人気、どこからでも使える充実したサービスを提供する『フクホー』です。
サービス名 | 限度額 | 金利 |
---|---|---|
フリーキャッシング | 最大200万円 | 7.30%~20.00% |
貸金業法に基づく借換えローン | 最大200万円 | 7.30%~20.00% |
フクホーには二種類の借入方法があり、多重債務状態から脱出する為の借り換えローンも利用が可能になっています。
とはいえ、用途が多いフリーキャッシングがメインの商品となっており、もちろんブラック対応も有名なのでそちらに興味を示す方が多いでしょう。
中小消費者金融の中には融資条件をはっきりさせずに違法な金利を課したりしている所もありますが、フクホーは条件を明記しているので安心です。
また、インターネットには積極的に進出していない会社が中小では多いものの、フクホーのサイトは現代にきちんと合わせた、洗練された見やすいサイト構成になっています。
フクホーはネットも電話もOK!申し込みやすさも高評価
フクホーのサイトは見やすいだけでなく、まるで大手消費者金融のようにネット申し込みにも対応しています。
その手順は簡単で、以下のようになります。
↓
審査結果が出たら近くのセブンイレブンへ
↓
ネットプリントを選択し契約書類を出力する
↓
契約書に記入してフクホーに送付
↓
契約完了後に融資
このように、ネットでも電話でも申し込みが出来るのが強みで、ネットが苦手という世代の方でも安心して対応してもらえます。
このおかげで全国どこでも申し込みが可能となっており、フクホーの本社がある大阪以外にも利用者が多数居るのです。
契約後は公式サイトから会員サービスにログインする事も出来、ネットからでも充実したサービスが受けられるのも、まるで大手のような使用感かもしれませんね。
口コミでも高評価!大手に負けないフクホーの評判とは
中小消費者金融は何故ブラック対応をしていると話題になり、実際に会社側は明示していないのに広まったのか…それらは全部、口コミのおかげです。
(⇒ネットの口コミを活用!評判のいい安全な消費者金融)
インターネットが大きく発達した現代では、インターネットを検索すれば口コミという利用者の直の声を聞く事ができます。
おかげでテレビで宣伝していないような消費者金融を見つけたり、ブラックリストでも使えるという実際の声から利用者が増えていったというわけなのです。
では、フクホーの代表的な口コミを一部抜粋しましたので、参考程度でも良いのでご覧下さい。
- 「債権整理中でもお金を貸してくれた!」
- 「年収が多いせいか自己破産後でも結構大きな額が借りられた」
- 「提出書類が多めで準備が少し大変だった」
- 「審査結果が出るまでに一週間くらいかかった」
やはりブラックリストの人でも借りられたという声が多く、中小消費者金融の中でも代表的だけあってそれらの評判は特に良く見かけます。
自己破産後でも年収が多い人には結構な大金を借りられるなど良い評価が多い一方、書類がたくさん必要で審査に時間がかかるという意見もありました。
フクホーはブラックリストOKであっても、いい加減な審査をしておらず、むしろブラックの人に対してはいつも以上に慎重なようです。
逆に言えば、しっかり審査をしているのは大手とも共通している、ある種の優良企業としての意識の高さとも取れるので安心ではありますね。
スペースなら安心?中小消費者金融ながらも充実の融資条件!
続きまして、フクホーと同じく中小消費者金融である『スペース』についてご紹介いたします。
こちらの会社も本社は大阪にありますが、愛知でも気にせず使えます。
サービス名 | 限度額 | 金利 |
---|---|---|
無担保融資 | 最大500万円 | 8.0%~20.0% |
スペースでの融資プランは一種類のみであり、その使い道は特に指定されていない事から、フリーキャッシングと読んでも間違いでは無いでしょう。
融資プランの数が少ないと何だか貧相に感じるかもしれませんが、スペースの場合は「これ一つあれば対応できる」という自信が伺えます。
というのも、限度額の値を見てもらえると分かるのですが、最大で500万円ものお金を借り入れる事ができます。
この500万円という値は大手消費者金融の最大限度額と比肩する数値となっており、用途自由な現金を借りるには最適となっています。
もちろんブラックリストという状態でそこまで借りるのは非常に難しいですが、スペースの利用で遅れずに返していけば、将来的には希望も持てます。
そういう意味では『ブラックリストの状態でお世話になり、限度額が高いからそのまま長く付き合っていける消費者金融』だと言えるでしょう。
まずはネットから始めるスペース申し込みの基本手順
スペースも中小消費者金融ながらも、インターネットからの申し込みに対応している金融業者です。
専用フォームからの入力となり案内に従うだけですが、その大まかな流れを見ていきましょう。
↓
スペースから電話があり詳細を聞かれる
↓
審査結果発表後に書類を送付
↓
契約終了後に融資
流れとしてはこのようになっており、スペースでは電話での詳細確認が重要視されていると言われています。
インターネットから中小消費者金融も申し込める時代ではあるものの、電話が一切無い金融業者というのは大手も含めてほぼありません。
もしも急ぎで借りたいというのなら、可能な限り電話に出られるように携帯電話を指定するなどしておきましょう。
急いで手続きを済ませたい場合は、私たちから行動してその意思を伝えるように立ち回らないといけません。
スペースの質問は細かい?口コミから分かる特殊性とは
さて、それでは気になるスペースの口コミをチェックしていきましょう。
この口コミを見てみると分かるのですが、スペースは中小消費者金融の中でも特殊性が高いと言えそうです。
- 「電話で色々聞かれたけどブラックでも通れた!」
- 「おまとめローンとしても使わせてもらえた」
- 「聞き込みが多く電話のやり取りだけでも数日かかった」
- 「自分の状況をかなり細かく説明しないといけなかった」
ブラックでも通る、そしておまとめローンとして他社借入もまとめられると、中小消費者金融としては豊富な限度額は高評価みたいですね。
しかしながら『電話による聞き取り』に関しては多くの人が指摘しているように、確実に電話があるだけではなく、それに時間を結構割く傾向が強いみたいです。
聞かれる内容も借入状況から家族構成など、一見して「これって融資に必要なの?」と思うような事まで聞かれたケースもあるみたいです。
個人情報保護が叫ばれる時代なのでそれを訝しむ人が居ますが、スペースは金融業者としては特に怪しい経営はしておらず、審査基準が中小消費者金融の中でも特に独特であると思われます。
中小消費者金融は大手には無い独自の基準を重んじるからこそブラックに対応し、スペースはその中でもかなり自社の審査基準にこだわりがあると思っておきましょう。
ネットユーザー必見!アルコシステムはオンラインで簡単申し込み
そしていよいよ三社目である『アルコシステム』についてご紹介していきます。
今まで紹介してきた中小消費者金融はどこも特徴的でしたが、アルコシステムはどうでしょうか?
サービス名 | 限度額 | 金利 |
---|---|---|
証書貸付 | 最大50万円 | 10.950%~20.000% |
アルコシステムの融資条件というのは、これまでに紹介した二社と比較するとかなりこぢんまりとしていると言わざるを得ません。
最大でも50万円で金利もそれなりであり、このカタログスペックを見るだけではなかなか選ぶ意味を見出せないかもしれません。
ブラックリストにも貸し付けているという実績があるとはいえ、アルコシステムの強みはどこにあるのでしょうか?
中小消費者金融は情報量が少ない為に、良い所を探すにしても思わず諦めそうになりますが、その必要はありません。
アルコシステムは、インターネットを利用した申し込みにこそ良さを隠していると言えます。
最短で即日融資!?他社には無い素早い申し込みの仕組み
まず知ってもらいたい事は、『アルコシステムは最速でその日には借りられる』という事です。
これは即日融資という大手では有名なサービスなのですが、ブラックの人も申し込んでくる中小消費者金融では、慎重になってしまいなかなか即日融資が難しくなっています。
アルコシステムの申し込みから借入はどうなっているのか、その流れを見ておきましょう。
↓
審査結果をメールにてお知らせ
↓
電話がかかってくるので打ち合わせ
↓
契約が締結となれば指定口座に振込にて融資
↓
契約書類が後日届くので、それを確認して返送する
アルコシステムは契約書類が届く所までは、何と最短で即日で終わるようになっています。
場合によっては即日にはならないものの、例えブラックでも即日融資を受けられる可能性があるのは、大きなアドバンテージです。
借入の最大額が小さい事を気にするかもしれませんが、そもそもブラックリストでは大金はなかなか借りられないものです。
それを考えると必要十分と言える限度額に迅速な対応と、アルコシステムはシンプルで役割が非常にはっきりした業者と言えます。
やっぱり早さが好評!アルコシステムの口コミの傾向とは
アルコシステムの強みは融資までの早さと言ったように、口コミでも全体的に早さを賛美する内容が多いです。
- 「自己破産した後でも即日融資してもらえた!」
- 「一時間くらいで振込してもらえました」
- 「数分足らずで審査落ちしてしまった…」
- 「早いと聞いていたのに返信が遅れた」
早い人の場合、一時間程度で審査が終わって即日振込してもらえたという意見があり、これは他の中小消費者金融ではなかなか見れない意見です。
当然ブラックリストであっても同じように応対してもらえるのですが、審査に落ちてしまう場合も返事が早い事から「本当に審査してるの?」と疑う人も稀に居ます。
もちろん実際に審査はしてますし、その証拠ではありませんが、場合によっては審査が遅れる事があります。
アルコシステムの営業時間外に申し込んだり、本当に融資出来るかどうかギリギリの人が申し込んだ場合、遅れてしまう事はあり得るわけです。
これはアルコシステム以外の消費者金融も同じで、申込者が多い時期はよりこの可能性が高いみたいです。
即日融資だからと言って過信せず、早く借りたいなら午前中には申し込みをしておきたいですね。
非正規は避けよう!危ない金融業者はまだ存在しています
消費者金融の基本の話に戻りますが、消費者金融というのはきちんとした登録を国に届け出ないと、全て非正規業者となってしまいます。
今回紹介した消費者金融三社については『登録貸金業者』と呼ばれており、個別の登録番号がきちんと掲載されています。
- フクホー(大阪府知事(03)第12736号)
- スペース(大阪府知事(03)第12865号)
- アルコシステム(兵庫県中播磨県民局長(10)第50158号)
こうした番号を確認し、そして番号や会社名によって検索できるサイトがありますので、それで確認が取れるかどうかで安全さが分かります。
もちろん登録しておいて違法行為を行っていたというケースが0とは言いませんが、それでも非正規業者よりは違法行為の可能性は非常に低いです。
昔は融資に関する法律も甘かった為に非正規業者が多かったのですが、残念ながら、今でもそれが0になっているわけではありません。
現代でも違法業者を使ってしまった為に被害を被ったという報告はあり、私たちは可能な限り事前に対処しておく必要があります。
その為に、非正規の金融業者がどれだけ怖いか、それを理解しておく事も必要となるでしょう。
闇金融を使うとどうなるかその恐るべき実態を解説!
非正規の金融業者の呼び方は、ほとんどが『闇金融』と呼ばれており、今も昔も恐怖の対象として注意を払う必要があります。
その実態を知っていれば恐怖する分避ける事もできますが、実際にどんな事をされるか知らないと危ないので、その手口を一部紹介いたします。
- 法定金利を遥かに超えた利息を取る
- 決して完済させないようにして利息を延々と取り続ける
- 先にお金を振り込ませようとする
- 返済できないと迷惑電話や自宅への取り立てを平然と行う
- 親や会社にまで取り立てが及ぶ事もある
有名な所で言えば、大体はこのような感じになるでしょう。
これらを見て分かると思いますが、良くあるテレビドラマの借金取りのような事を平気で行うのが闇金です。
裏ではそういった犯罪者同士が繋がっており、逃げようと思ってもなかなか逃げられず、お金を借りてしまった自分が悪い…そう思い込み、悩み続ける人も居ます。
一見して手がつけられないほど危なさそうな業者ですが、何の対策もできないわけではありません。
案外簡単?闇金融業者への効果的な対策方法はコレ!
闇金融業者は何度も言っているように、ルールを守っていない金融業者であり、それはただの犯罪行為です。
日本は法治国家なので犯罪行為を行う事はまかり通らず、そうなると対策方法は絞られてきます。
- 闇金から借りても返済しない
- 取り立てや電話などがあれば通報出来る
- そもそも使わない
貸金業法を守って営業していない業者から借りたお金に関しては、基本的には返済の義務が生じません。
さらに強引な取り立ても違法行為の一つであり、これらは全て通報対象となっています。
ただ、通報できるからと言ってお金だけ借りて通報はする…なんて事をしていると命に関わる事もあるので、絶対に止めましょう。
また、闇金融業者は「審査無しで即日融資!」と言うような、普通の金融業者ではあり得ない宣伝を行っているため、見分けるのは実は簡単です。
愛知からでも問題無し!中小消費者金融でも人気業者は全国対応
今回の記事のテーマを振り返る為に、紹介した三つの消費者金融についてまとめておきましょう。
- ブラックリストの人でも借りられる事がある
- 愛知県からでも利用可能
- 許可を得て営業している安心安全の企業
フクホー・スペース・アルコシステム…消費者金融とはいえそれぞれに特徴があるものの、上記のポイントは全て満たしており、どこからも借りられない人でも安心して使う事ができます。
ブラックリストになってしまってもはや闇金しかないし、闇金でも返済すれば問題ないと思っている人がいますが、それは大きな間違いです。
闇金融業者に一度でも頼ったら最後、どんな手段を使ってでも、あなたからあらゆる物を巻き上げていこうとするのが彼らの最終目標です。
そう悩む前に、今回紹介した全国各地どこからでも頼れる中小消費者金融を頼ってみましょう。
愛知県に住んでいても、ブラックリストでも、それこそブラックリストで無かったとしても、この三社なら真っ当に利用ができるのです。
一定期間後は大手もOK?ブラックリストは永遠じゃない
稀に「ブラックリストだけど大手消費者金融から融資が受けられた!」という口コミを見かけます。
例えブラックリストであってもより条件が良い大手消費者金融が使えるならそれに越した事はありませんが、そうした人は大抵『知らないうちにブラックリストの期間を終えていた』場合です。
金融業者は融資審査をする際に信用情報機関という、その顧客の融資利用履歴を保管している場所に問い合わせて閲覧する事ができます。
消費者金融の場合はJICC(日本信用情報機構)に問い合わせるのですが、その情報保管期間は以下の通りです。
- 延滞:一年
- 任意整理:五年
- 自己破産:五年
- 強制解約:五年
大手は基本的にこの情報が残っている限り融資をしてくれませんから、ブラックリストになった場合、この期間待つ事が出来るなら待つというのも有効な選択の一つなのです。
【参考ページはこちら】
ブラックでも利用できるライオンズリースって?