出来るだけ審査のゆるい消費者金融を探そうとすると危険が一杯。
審査のゆるいところはヤミ金ばかり・・・もう頼りにできる借入先はない・・・。
そう諦めるのは少しお待ちください。
安心して利用でき、尚且つ審査のゆるい消費者金融は必ず見つかります。
ここでは、ブラックでもキャッシングに応じてくれる消費者金融を見つけるテクニックを紹介します。
まずは知っておきたい!消費者金融が提供できるサービスの限界
消費者金融業者はできることなら、どのようなキャッシングの申込みにも応じたいと考えていることは間違い事実です。
しかし、希望者に対するキャッシング提供が使命である消費者金融とはいえども提供できるサービスには限界があるのです。
逆に言えば、消費者金融業者の提供できるサービスの範囲があって、範囲外のサービスは提供できません。
それでは、消費者金融業者のサービスできる範囲とはどのように決まっているのかが問題になってきます。
消費者金融業者がキャッシング提供する事業を規制している法律には多くありますが、主なものに限れば以下の4つになります。
- 民法
- 利息制限法
- 貸金業法
- 個人情報保護法
キャッシング・ローンは公的・法的な行為です
キャッシング利用者に関係があることだけに限ってできるだけ簡単に説明をしていくことにしましょう。
民法が規定しているのは契約の有効性です。キャッシングやローンの提供は公式に法的な人格行為だからです。
従って民法の定めるところに従って未成年者に対して消費者金融業者はキャッシング・ローンを提供することができないのです。
また、公的な法律的行為ですから、氏名と住所が不定だとサービスを提供することができないことになります。
キャッシング・ローンは無制限な金利を設定できません
利息制限法はキャッシング・ローンに設定できる金利の上限を定めます。しかし金利が低い分には法的な制限は設定されていません。
利息はサービス提供に対する対価ですから、利息が不要になっていても法律に違反することにはなりません。
しかし、利息が低すぎると消費者金融業者の経営を圧迫することになり、法律ではなく経営上の制限が存在することになるのです。
利息の上限は、金額によって利率を定めて決定しています。利息は元金・利率・利用日数から計算される金額だからです。
金利の設定を知識として押えておくと、後々役に立つことになるはずです。
元金 | 金利 |
---|---|
10万円未満 | 20% |
10万円以上100万円未満 | 18% |
100万円以上 | 15% |
銀行カードローンなどで設定されている金利と比べると随分高い設定になっているように感じられるという方もいるでしょう。
しかし、最終的に支払うことになる総支払利息から逆算して、元金に対する金利を算出すると消費税程度の利益しか出せません。
表面上の金利が高く見えるのは、ほとんどの消費者金融業者が返済方式として採用しているリボ払いによる効果なのです。
つまりこのように合法的な利率を設定していると、利益の確保が非常に厳しいという状況に消費者金融業者は置かれていると言えます。
これまで、消費者金融業者を前提にして説明してきましたが、この消費者金融業者を規定している法律が貸金業法です。
消費者金融業は登録が義務付けられています
消費者金融業は貸金業法によって、各都道府県知事・内閣総理大臣による登録が義務付けられている登録事業になっています。
貸金業法では、利用者を保護することを目的に様々な規定と制限を定めています。
ですから消費者金融業者は貸金業法の規定に従ってサービスを提供しなければならないことになっています。
利用者と特に関わりがあると思われる貸金業法の規定としては次のように2つの項目を挙げることができるはずです。
- 総量規制
- 慎重審査
総量規制は年収の3分の1を超えたキャッシングの提供を禁じる規定です。
年収が300万円であれば、キャッシング総利用可能額は100万円になります。総量規制を超えたキャッシングは不可能なのです。
慎重審査とは、収入状況の厳重な確認や就労状況の慎重な審査などを内容とする通常とは異なる審査を意味します。
希望利用額が50万円を超える場合や、他業者での利用金額と新たな申込み金額との合計が100万円を超える場合適用されます。
これらは実質様々な問題が指摘されてはいますが、利用希望者の経済・社会生活を保護することが目的であったことは明確です。
さらに個人情報保護法で申込みやキャッシング提供によって知り得た個人情報が用途と範囲において保護されています。
消費者金融業者に開示した個人情報は、申込者の同意を得た上で、特定の利用目的にのみ利用されることになっています。
個人情報は法律によって保護されています
もし法律による保護がなければ、個人情報がお金になる時代であることが背景にあります。
だからこそ個人情報の流出が問題になるのであり、取り扱う業者も神経質になりがちのことなのです。
個人情報は本人の同意なく参照することはできなくなっており、少なくとも正規の消費者金融業者はこの法律に管理されています。
ですから正規の業者であることは、悪意による情報漏洩から利用者が守られていることを意味すると考えてよいでしょう。
金融業者だからといって無制限に個人情報に照会できることにもなっていません。金融業者間でも厳密に管理されているのです。
知れば安心して申し込める!キャッシング審査のパターン
金融業者でキャッシングを利用するために申込みをすると、氏名・住所、就業状況、金額など内容の確認をすることになります。
(⇒消費者金融の審査内容で重視するポイント)
これを申込み審査と呼んでいます。審査は入学試験や入社試験、あるいは資格審査などとは性格が異なったものなのです。
ですから、審査が難しいということはまずありません。ただ、申込内容が法的に適性であることが確認できることが必要なのです。
しかし、実際にはキャッシングローンの申込み審査に落ちてしまったという話もよく語られることであり、そこに不安があります。
ローンは民法上の契約ですので両者の合意によって成り立つ性質のもので一定の基準を満たせば良いというものではありません。
法的な合意に基づくところから審査の不透明性が指摘されることもなくはないのです。審査にまつわる不安もここに起因します。
審査に不合格であっても、理由は明確に示されません。また、業者側の状況に可決基準が左右されることも事実です。
ですからいくら審査にこだわっても、100%完全に審査を理解することは不可能でしょう。
しかし、同時にいくつかある審査のパターンと傾向とを知っておくことは利用する金融業者を探すためにも有益です。
審査項目はほぼ共通している
同じ消費者金融とは言っても業者の規模などで分類すると多くの種類に分けられるのが普通ですが、審査項目はほぼ共通しています。
共通している審査項目は、大きく次の4つから成り立っています。
- 個人を特定する情報
- 利用希望金額と年収
- 勤務状況
- 他社からの借入れ状況
個人を特定する情報に誤りが含まれていると法律的に成立させることができませんから、これが審査項目になるのは当然ですね。
簡単なことだとタカをくくっていると、しかし、痛い目に会うこともあるので注意しましょう。
コンピュータでの入力ミスや記入ミスなどのケアレスミスで審査落ちということもあります。小さななミスでも影響は大きいのです。
個人を特定する情報には電話番号などの連絡手段も含まれます。これらが正しく記載されていることは双方にとって大変重要です。
審査結果の連絡が来なかったり、連絡をもらう手段を勘違いしていたりして、審査完了までたどり着かないなんてこともあるのです。
このような情報は契約を法的に成立させるために不可避な情報ですね。そしてこれに加えて勤務状況の確認が必須項目です。
勤続年数の長短が問題になることもあります。しかし、原則的に収入があることが求められているのです。
法律によってキャッシングの提供が本人年収の3分の1に定められているのですから、勤務していなければキャッシングは不可能です。
かつては正社員でなければ、消費者金融を利用することが難しいといった時代もありましたが、今ではそのようなことはありません。
就労の状況を必要以上に誇張することはですから逆効果になってしまいます。
大手が実施するオンライン審査
積極的な審査を実施するとは言っても、大手の消費者金融業者ではオンライン情報を活用して審査の画一化を図る傾向にあります。
公的なデータに照らして、申込者の信用状況を確認した上で、自社の融資基準を適合させることで融資の可否を決定します。
個人信用情報機関に保存されている利用希望者のデータと自社での判断がどの程度のバランスをとるのかは業者それぞれです。
大手であっても自社のオンライン情報を重視してキャッシング・ローンの申込み応じるという業者もあるということです。
しかし、過去に多くの利用履歴を持っており、しかもそれらの履歴が望ましくないのであれば、概ね良い評価を得ることは無理です。
地域が異なっても同じ会社であれば、同じ結論を導きたいというのが大手業者側のサービス方針なので仕方がないことでしょう。
それでも、時期が変われば業者の方針が変化することも事実としてあります。
場合によっては先月はだめだったのに、今月は審査に通ったということもあるようです。諦めないことは大切なことですね。
このようなことは、金融業者の貸付残高の総額を監視していると判断できるという報告があるので参考になるかもしれません。
中堅・中小の対面審査は柔軟な審査が期待できる
日本で営業している消費者金融業者はなにも、テレビなどで有名な大手の業者ばかりではありません。中堅・中小の業者もあります。
このような中堅・中小の消費者金融業者には大手に負けないほど優良な営業を展開しているところも少なくありません。
これらの消費者金融業者が主に実施する審査はオンライン審査ではなく、顧客と対面して行う対面審査になります。
もちろん、有名大手でも対面審査を実施しているところはあるのですが、これらの業者ではオンライン審査が主体なのです。
対面審査が主体の消費者金融では直接顔を合わせて、受付に座っている担当者が相談に乗ってくれることで審査が進みます。
店頭に出向くという手間はありますが、キャッシング以外にも相談に乗ってもらえるというメリットは決して小さくありません。
キャッシング・ローンの種類を上手に使い分けることで有利なキャッシングの利用が可能になったりする可能性もあります。
また、申込み書類の記入も相談しながらであれば明確であり、安心して申込みすることができるでしょう。
さらに対面審査に担当者が慣れていることは利用者にとって大きな安心材料の一つです。
たとえ、申込みそのものがダメであっても、何がダメなのかを指摘してもらえるということも考えられるからです。
対面審査をクリアするためのポイント
対面審査は人対人の交渉です。担当者の人柄が審査の可否に大きく影響します。そして申込者の人柄も同様だと考えましょう。
身だしなみを整えていくのは人として最低限のマナーですし、また言葉遣いも審査の対象になると考えておくほうが良いでしょう。
単に客と店という対立構造で理解するのは考えものです。金融業者はキャッシングの提供によって社会貢献しているからです。
ですから、利用者は金融業者を大切な協力者だと考えることが必要でしょう。その考え方が態度にも表れてくるでしょう。
対面審査に際して、敵対関係ではなく、信頼と協力の関係を前提にした態度で臨むことがきっと良い結果に結びつくはずなのです。
日本一!?審査のゆるい消費者金融を見つける具体的手順
日本一審査がゆるい消費者金融が知りたいという願いはよく分かるつもりです。でも、そこには大きな危険も潜んでいるのです。
「なんでもいい」、なんて思いで探したりする態度は慎むべきでしょう。審査がゆるいということだけでは危険を回避できません。
ここでは、安全にキャッシングを利用することを第一に考えましょう。その上で審査がゆるいということを条件にします。
それでは、ゆるい審査でのキャッシングが期待できる、安心の消費者金融業者を探すコツと手順をご紹介します。
少額のキャッシング利用に限定する
消費者金融でのキャッシングは少額にすることが鉄則です。
キャッシングに応じることができる金額は業者の事業規模にも影響されるのですが、そもそもが少額であることが原則なのです。
では、少額キャッシングとは具体的にどれくらいの金額だと考えればよいのでしょうか?
貸金業法では50万円がひとつの基準になっており、それ以上だと慎重審査を必要とします。
また利息制限法では10万円が金利が変わる基準として設定されています。利息制限法では10万円未満がひとつの仕切りです。
つまり、利息制限法10万円<貸金業法50万円の関係になっていることから少額とは10万円未満だと考えられるでしょう。
事実、関係機関のアンケート結果によれば、消費者金融のキャッシングローンは5万円前後の利用がもっとも多いのです。
ということは、だいたい5万円程度の利用から少額の上限としては10万円程度だと言えるのではないでしょうか。
短期完済が可能な返済計画を立てる
消費者金融のキャッシング・ローンの利用においても個別に積み上げられた信用、ロイヤルティは存在します。
良好な利用を繰り返している客は上客として扱われることは、信用が積み上げられていることに理由があるのです。
上客になれば、金利面での優遇や融資限度額などの融通などのメリット享受が期待できます。これは良い目標になります。
少額の利用が原則だと申しました。少額の利用を原則にすることで短期完済が可能になるのです。
そしてさらに短期完済を目指すことで、利用の計画性を向上することが可能になるでしょう。
利用の計画は返済計画です。この返済計画にはコツがあります。それは毎回の最低返済額と目標返済額の両方を設定することです。
最低返済額はできるだけ低く設定します。でもこの最低返済額だけで完済すると総支払い利息は大きくなってしまいます。
ですから、目標返済額を設定して毎回の目標返済額を支払いできるようにガンバルのです。そうすることで利息を節約できます。
また万一、目標返済額に足りない時があっても最低返済額でやり過ごすことができるはずです。
中堅・中小の消費者金融に焦点を絞る
大手の消費者金融業者の利用が問題になるのは、ほとんどの業者が社内システムによる審査と信用情報審査とを併用することです。
社内システムは当然、社外秘ですから詳細を知ることはできないのです。そのため、絶えず結果が揺れ動くことになります。
その上、信用情報審査は共通した内容を提示します。他社での申込み状況すら審査判断に大きく影響してしまいます。
ですからA社で審査に落ちたら、B社でもまず審査に通らないということで審査落ちの経歴を蓄積することになりかねません。
それに対して中堅・中小の消費者金融業者であれば、対面審査に重点を置いて審査してもらえます。
そこで、審査がゆるい消費者金融業者を探すという観点から言えば、中堅・中小の消費者金融業者に絞って探すことになります。
インターネットで情報収集する
インターネットを利用しない手はありません。「審査ゆるい」とか「借りれる」などキーワードを検索すれば一覧が得られます。
あるいは地域で営業している消費者金融業者を検索することも有効なやり方だと言えるはずです。
それらの方法で入手した業者のリストを利用します。ただ、どの業者情報も本当だとは思わないでください。
インターネットの性質上、すべての情報が真正であることは約束されていないからです。中には偽の情報も含まれます。
ですから、これらの業者リストから情報をチェックして目的とする消費者金融業者を選ぶのです。
貸金業法登録を確認する
まず確認しなければならないのは業者が貸金業法の登録をしている正規の業者であるかということです。
これは金融庁が公開している「登録貸金業者情報検索」を利用して確認することができます。
いろいろなパターンで検索できますが、正式な業者名で検索することが簡単でわかりやすいと思います。
この際、広告している名称がブランド名だと検索ができないので、正式な業者名を確認するようにしてください。
登録している正式業者であれば業者の情報が表示されます。逆に検索が失敗したなら、非合法の業者だと判断しましょう。
所在地や代表電話番号は一致しているか、業者が提示している情報と検索した情報とが一致しているかを確認することが大切です。
表示される内容に「登録番号」があります。この登録番号は
- 登録の種別
- 更新番号
- 個別番号
の3つの要素から成り立っています。
登録の種別は、財務局長であったりしますが、複数の自治体に営業所があるかないかで、大きな問題は生じないでしょう。
更新番号は登録を更新した回数を表します。この番号に3を掛けたものが営業年数だと考えてよさそうです。
ですからできれば、更新番号が大きい業者の方が安心できるということができるかも知れません。
個別番号は業者に対して振られた番号です。更新番号は業者側の情報管理の問題でずれていても、この番号はズレないはずです。
ホームページの更新が遅れる場合があります。その場合、業者が提示している更新番号が小さいままになってしまうことがあります。
それでも、個別番号が違っているということはないはずなのです。このようなチェックをすればほぼ正規業者は判断できます。
個人信用情報機関の加盟状況を確認する
正規の消費者金融業者だからといってすべての業者が個人信用情報機関に加盟しているとは限りません。
そして個人信用情報機関に加盟していなければ、機関が保管している個人情報を照会することはできないのです。
つまり、個人信用情報機関に加盟していない正規の消費者金融業者は個人信用情報を照会できません。
ですから、個人信用情報機関未加盟の消費者金融業者は共用の個人情報を照会できない分、審査がゆるいといえるのです。
消費者金融業者を対象とする個人信用情報機関は2箇所です。
- JICC 日本信用情報機構
- CIC シー・アイ・シー
業者がこのどちらの機関にも加盟していなければキャッシング申込みする利用希望者の経歴はわからないということになります。
もちろん、債務整理などをしていれば官報に公告されてしまうケースも有り、情報は知られてしまっているはずですが…。
それでも極端な場合、債務整理の手続きに入っただけでは状態を知られることはないということになります。
さて、これら2つの機構ではそれぞれの公式サイトで加盟業者のリストを公開しています。これでお分かりだと思うのです。
自分が検索したリストの中で、この条件に適合する業者を探しだすことができます。
さらに業者が自社サイトなどで積極的なアプローチをしているようであれば、十分可能性を見ることができるのではないでしょうか。
このような手続きは慣れないと、非常に面倒にも思えるでしょう。しかし、審査がゆるい業者を利用するのですから仕方ありません。
審査がゆるいことを売りにしている金融業者の中には、ヤミ金も多く含まれている可能性が高いのです。
より安全なキャッシング・ローンを利用するためには、このようなヤミ金を見破ることがどうしても必要ですね。
それでは最後にヤミ金について簡単にまとめておくことにしましょう。
危険を察知しよう!ヤミ金のワナを見破るテクニック
自称消費者金融だけど法的な登録はしていない金融業者、ヤミ金。
法的な登録をしないのには、しっかりとした理由があります。まず登録に必要なだけの資本がない、合法的な営業をしたくない。
利用者の生活を保護することが目的であった規制を拒否しているのですから、すべては法律外のことばかり。それがヤミ金なのです。
申込んでから判明!では遅すぎる
審査がゆるいと思って申し込んだのに、審査に落とされた。それだけでは終わらず、次々と業者を紹介されてタライ回し…。
こうなったらアリ地獄に落とされたのと同じようなものです。過ぎゆく時間に焦って、担当者の言いなりに判をついてしまうことも。
気がついたらありえない金利でキャッシングローンの契約をさせられたのに手元には利用申し込み金額にはほど遠い現金のみ。
これがヤミ金の典型的手口でしょう。特徴は、甘い誘い文句、通らない審査、タライ回し、僅かな現金と果てしない金利。
それでも完済までたどり着ければ、地獄の底ではなかったと喜ぶべきでしょう。これはまだ地獄の一丁目に過ぎないのでした。
払っても払っても減らない元金が、本当の地獄なのです。だかといって申し込まなければ大丈夫とも言えません。
申込情報は個人情報を含んでいますよね。この情報はそれだけで商品価値があるのです。彼らがそれを見逃すことはないでしょう。
ヤミ金は申込んでから気づいても遅いと言えます。ヤミ金を事前に見破り、申込みを回避することが大切です。
気をつけたい!さまざまな勧誘の手口
「審査なしで融資します」と書かれたチラシが電柱に貼られているのを見たことがあるかも知れません。とても魅力的ですね。
でも、少し待って下さい。審査がないということは、つまりどんな人でも融資できるということを主張していることですよね。
どんな人にでも融資できるということは明らかに誇張を含んでいることに気づくことはできますか?この広告はウソなのです。
申込者の氏名を確認することも、審査の一つです。また連絡がつくかを確認することも審査なのです。つまりありえない広告なのです。
このようにヤミ金融はありえない広告を堂々と出すことで、私たちの良識的判断を免れようとするのです。
また、堂々とヤミ金融であることを公開して営業している業者もあります。彼らはそのようにすることが効果的だと知っているのです。
このような魅力的な広告を手にした時、一旦冷静になって考えましょう。
そこまでやるか?ヤミ金の狙い
キャッシングすることなく、少しでも多くの利息を獲得することがヤミ金の狙いです。
申込金額に満たないキャッシング実行にも係わらず、契約上はローン金額が増えていったりします。
場合によっては、そもそもキャッシングになっていないような詐欺まがいのケースの犠牲になってしまうこともあると言います。
利息が知らない間に元金に組み入れられていたらどうでしょう。もちろんそのようなことは違法です。それをするのがヤミ金です。
計算日と支払期日がずれていたらどうでしょう。ヤミ金ではなんでもありなのです。
あちこちの店舗をタライ回しにされ、計算してみれば1000%を超えた金利になってしまっていたなどということもあるようです。
彼らは取り立てに際しても、法律は関係ありません。禁止されている様々な取り立てを実行するでしょう。
すべてが法律や常識からかけ離れた世界です。法律と規制の境界線を理解することで、近寄らないようにすることが肝心なのです。
家庭が崩壊したり、社会生活が正常に営めなくなることがほとんどですが、彼らが狙っていることはそのようなことではありません。
彼らの狙いはただ、完済できないローンから生じる利息を回収し続けることなのです。
ぜひとも、このようなヤミ金の犠牲になるようなキャッシング・ローンの利用は避けて、安全なご利用を頂くようにお願いします。
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キャッシングって周りにばれないの?