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なぜ落ちた!?アナタが消費者金融で断られる理由

最近は消費者金融商品のテレビコマーシャルやネットの広告にメジャーなタレントさんが起用されているなど、消費者金融のイメージアップに成功していますよね。また、誰でもすぐに借りれるのが当たり前のようにうたわれています。

でも、本当に誰にでも借りることができるのでしょうか?せっかく申し込んでも審査落ち・・・なんてことになったらがっかりですよね?どうしてダメなんですか?と質問しても金融会社はその理由を教えてくれません。
(⇒なぜ私が審査落ち?借りられない原因は

それでは何故審査に落ちるのか?どういったケースで落ちるのかを説明します。

なぜアナタは審査に落ちたのでしょう?

理由としては

①きちんと返済できるという信用度が低い
 年収・勤続年数・年齢など
②過去に返済トラブルがある
③他社で何件か融資を受けている

などが考えられます。
次に一般的な審査の手順を説明します。

融資申込者への審査はどのように行っているのでしょうか?

消費者金融の商品の審査は、銀行商品に比べて非常に短時間で結果がわかります。信用情報機関に個人情報を入力するだけで、消費者金融に何件、いくら融資を受けているか瞬時にわかるようになっているようです。

申込書の他社からの借入額をごまかしてもすぐにバレてしまうどころか、信用度も落ちてしまうので正直に申告しましょう。

その後、申し込みの際に申告した情報を入力すると、申込者と同じような属性モデルが選び出され、融資が可能か否か、また融資金額を決定します。

例えば

上場企業・社会保険・勤続10年・持ち家だと貸し倒れ率1% 100万円融資可
アルバイト・保険加入なし・賃貸だと貸し倒れ率15% 5万円融資可

となります。(あくまで比較のための数字であり実際とは異なります)

審査に必要な情報として各社共通なのは年齢、勤続年数、居住年数、年収、他社での借入金額などです。

それぞれの情報について調べてみました。

年齢は審査に関係がある?

年齢が上がれば上がるほど審査は厳しくなるようです。年齢という基準だけで言えば、消費者金融会社にとって一番借りてほしいのは20~30代で、この年代は独身であることが多く、自由にお金を使うことができるからです。逆に20歳未満と70歳以上は契約できません。 

勤務先に電話で確認

勤務先がある場合には、金融会社から勤務先に在籍を確認する電話があるのが一般的 です。その際、個人名で電話をかけてくるなど、周りに配慮した対応をしてくれるようです。

固定電話の方が有利

連絡先として一番いいのは固定電話ですが、最近は携帯電話のみで生活している人も多く、審査にはあまり重要視されていないようです。ただ、固定電話は電話加入権が必要ですが、携帯電話はプリペイド式があるなど契約自体もたやすいので信用度に差が出ます。

居住状況

居住年数としては1年以上を最低ラインとしている場合が多いようです。まめに転居を繰り返す人は連絡が取れなくなる可能性があると判断します。

持ち家か賃貸かも大切な判断事項になります。持ち家があるということは多少のことでは転居しないものですし、万が一の場合には家を売れば資産になります。反対に、賃貸居住の場合はいつでも転居可能な分、信用度が持ち家に比べて低くなるのは当然です。

収入が多ければよいというわけではない

年収は主に融資の限度額に関わってきます消費者金融の商品には貸金業法の「総量規制」により、。年収入等の3分の1以上の借り入れが可能な契約はできません。 個人の総額なので、他社での借り入れも合計されます。

ただし、これは貸金業法の制限なので、住宅ローンなどや銀行系カードローンなどの融資に関しては対象外です。

また、申し込みの際に他社からの借り入れ金額にウソを記載してもすぐにわかることですから正直に書きましょうね。もちろんだいたいの金額で構いません。

また、年収の金額が多くても、他社からの借り入れが多く、返済も滞りがちな人より、年収の金額が少なくても他社からの借り入れもなく初めての融資の人の方が審査が通りやすくなるのはあり得ます。

それでも審査に通らなかったら?

これらをクリアしている場合でも審査に通らなかったとすると、以前にクレジットやローンでトラブルがありませんでしたか?

仮に自己破産や債務整理を行ってから5年以内であれば審査は通りませんし、返済が滞っていてもだめです。

延滞(この場合は本来の返済日より3か月を経過してもなお返済されていない)の場合、その情報は5年間消えず、クレジットや銀行ローンにも影響するようです。

消費者金融商品に限らず、ショッピングローンやクレジットのキャッシング、それに携帯電話の端末分割金もこの延滞になれば信用情報に記録されますので、注意が必要です。

貸す方としては、確固たる返済能力がある人に貸したいのは当然です。収入に不相応な貸し出しや過去に返済トラブルがあるような人に貸したくありません。。

大手消費者金融商品の申込みに対して審査の通過率は50~60%のようです。審査に通らなかった理由は

・他社借り入れ件数による限度額オーバー
・ブラック(延滞や事故による)
・勤続年数が短い(3か月もしくはか6か月以下)
・免許証などの証明書なし、もしくは居住の確認が取れない。
・短期間に3社以上の消費者金融会社に申し込んでいる。。

などが多いです。

ちなみに審査に通らなかったという情報は信用情報機関に6か月間残るそうです。その間に再度他の消費者金融会社に申し込むと、前回申込みをしたこと、審査に通らなかったことが判明して審査には通りません。

何社も申し込んでいるということは、それだけ「お金に困っている」とみられてしまいます。

申し込む前にできること

「申し込む前に知っていたらよかった」審査に通りやすくなる方法を教えます。

転職するなら

転職を考えている人は今の会社にいるうちに融資を申し込むか、可能なら持っているカードの枠を増額しましょう。転職後に何かのアクシデントで急にお金が必要になった時、勤続年数はリセットされますし、すぐには所得証明書ももらえません。

いくらあなたがヘッドハンティングされて転職したとしても関係なく消費者金融会社にとって信用度は新入社員と同レベルです。

数社から借りている場合はまとめてから

3社から20万円ずつ借りている人と1社から60万円借りている人では後者の方が断然有利です。借りている総額よりも何社から借りているかが重要視されます。可能であれば借入金をまとめてしまってから、新規に融資を申し込みましょう。

自営業の人は

自営業の場合、通常収入証明書の提出が必要ない融資額50万円以下の契約でも、収入証明書の提出を求められたり、審査は厳しいようです。

ただ、会社によっては積極的に自営業の人に融資するところもあります。HPなどがあると実際に事業をおこなっている証明になり、資本金や売上金、取引先などが掲載されているとなおいいようです。

ただし、審査ラインに関しては各社に差があるので、もしかしたら同じ条件でも審査に通る場合と通らない場合があるかもしれませんので、事前に確認が必要です。

審査に落ちないためには?

審査に落ちたり、希望の金額より決定した融資額が少なかったりした場合、金融会社はその理由に関して絶対教えてくれません。 「総合的に判断した結果です」とか答えるだけです。

最近は店頭申込みではなく、ウェブ上で簡単に申し込むことができるようになった消費者金融商品ですが、たしかに店頭で審査落ちを告げられる恥ずかしさはないものの、やっぱりがっかりはしますよね?社会的にはそんなに信用がないのかとショックを受けるかもしれません。

そうならないためには、事前に今の自分の経済状況と返済状況と申し込みの際に少しでも有利になるような証明書などの材料をそろえた上で融資の申し込みをするようにしましょう。

【参考ページはこちら】
審査に通りやすい消費者金融とその他金融業者

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