キャッシングやカードローンを利用する際、どこの業者から借りても同じだと思っていませんか?
業者には大きく分けて「銀行」と「消費者金融」の二つがあります。この二つには、実は大きな違いがあります。
「そんなの調べてる時間がない!」と適当に選ぼうとしているアナタ、ちょっと待った!
後で後悔しても遅いですよ!
ここでは銀行カードローンと消費者金融の違い、それぞれのメリット・デメリット、おすすめの業者など借入前のアナタへ有益な情報を紹介していきます。
それぞれの特徴を事前にしっかり調べて、自分に合った借り方を見つけましょう。
基本をチェック!「銀行」と「消費者金融」の大きな違いとは
銀行と消費者金融とでは、一体何が違うのでしょうか。その違いは「総量規制」の対象かどうかで大きく分かれます。
総量規制とは、個人が借りられるお金の総額が、年収の3分の1までに制限されることを言います。
どんなに収入と信用があっても、その方の年収の3分1を超える額は借り入れられない規制があります。
総量規制が対象となるのは?
個人向けの貸し付け=個人がお金を借り入れる際に対象となります。銀行は賃金業法の対象外、消費者金融は対象となります。
この総量規制が対象となる前提には、お金を貸す業者に賃金業法が適用されているかどうかで決まります。
比較してみよう!それぞれのメリット・デメリット
銀行も消費者金融も、店舗の窓口やATM、およびインターネットから、借り入れと返済が可能であることは共通しています。
具体的にどのような点が銀行と消費者金融とで異なるのか、メリット・デメリットを整理してみましょう。
内容 | 銀行 | 消費者金融 |
---|---|---|
総量規制 | 非対象 | 対象 |
おおよその金利 | 3%~15% | 5%~18% |
無利息期間 | 無し | キャンペーン有り |
即日キャッシング | ほとんど無し | ほとんど有り |
審査 | 日数がかかる | 即日融資可能が多い |
事前にご自分の収入と借入額のバランスを把握しておきましょう
借り入れをする際の金額は特に重要で、消費者金融では総量規制が適用されます。
しかし、消費者金融では総量規制が適用されるため、収入300万円の3分の1以下、つまり100万円までしか融資を受けることができません。
両者を比較すると、借入額が多く、金利が低い方が良いという方は銀行を選ぶと良いでしょう。
金利が少し高くついても良いので、即日で融資を受けたい方は、消費者金融を選ぶと良いでしょう。
また、審査基準においても、銀行と消費者金融とでは、審査に使用しているシステムが異なります。(こちらもご参考に→安全なカードローンは何を基準に選ぶ?)
消費者金融は、申し込み者の過去の借り入れ履歴等をハイスピードで調べることができるシステムを導入しています。
わずらわしい書類の準備が面倒な方や、時間のない方は、消費者金融が合っているでしょう。
わたしでも借りられる?主な審査基準とは
最近では、銀行でも消費者金融でも、ほとんどの業者が、インターネットから申し込みを行えるようになっています。
これなら、会社員の方でも、子育てで忙しい主婦の方でも、インターネット環境があれば、簡単に申し込みができますね。
しかし、ただ申し込むだけでは、お金は借りられないことはお分かりですよね。そうです、両者とも審査が必要になります。
審査に共通している必要な条件とは
- 一定の収入があるかどうか?
- 過去の借り入れで返済にトラブルが生じていないか?
- 他社と並行して借り入れをしていないか?
専業主婦やパート・アルバイトでも借りられる?
銀行の場合は、所得のない専業主婦でも申し込みが可能です。
配偶者に「一定の収入」の条件が当てはまれば、審査に通る可能性が十分にあります。
ただし、「専業主婦」であることが条件ですので、主婦であっても、自分自身に所得がある場合は、必ずしもこれに該当はしませんのでご注意を!
なお、学生やアルバイトでも、今後も収入を見込めると判断される場合もありますので、申し込みは可能です。
しかし、消費者金融では、収入があることは外せない条件となっていますので、収入のない専業主婦や、学生は借り入れができません。
高い金利は避けたい!利息を安く済ませましょう
どうせ借りるなら、金利が安い方がいいですよね。銀行と消費者金融を比較すると、低金利なのは圧倒的に銀行になります。
消費者金融の金利が、約5%~18%に対し、銀行の金利は、約3%~15%となっています。
金利によって、最終的に支払う金額に大きな差が出ることは歴然です。
じゃあ金利の安い銀行を選ぶのが当然じゃないか!と思われるかもしれませんが、消費者金融にもメリットはあります。
消費者金融には、無利息キャンペーンを実施している業者もあります。「1ヶ月無利息!」を売りにしている業者もありますので、キャンペーン情報はぜひチェックしましょう。
ここで「どっちでもいいか!」と自分に甘んじてしまうと、あとで大変な金額を返済しなければならいこともあります。
それぞれの業者の金利もしっかりチェックをしたうえで、申し込みの準備を進めましょう
時間がない!早く現金を受け取る方法とは
さあ、審査が通ればやっとお金を借りられます!さっそく現金を手に入れたいところですが、日中は仕事で忙しく、思うように引き出すことができない方もいらっしゃいますよね?
そんなとき、銀行と消費者金融とでは、現金の受け取りまでにかかる時間を、事前に把握しておけば便利ですね。
銀行での現金受け取り方法
銀行は、平日のお昼過ぎまでしか対応していないんじゃないかと思われがちですが、しっかり調べてみると、銀行によっては便利な借り入れ方法がたくさんあります。
申し込みをした銀行の全国にある支店や、提携している金融機関、コンビニのATMから借り入れすることができます。
また、パソコンやスマートフォンから、銀行のダイレクトサービスを利用することもできます。
銀行によってお取り扱いをしている曜日や時間が異なりますので、申し込みをした銀行に問い合わせてみましょう。
消費者金融での現金受け取り方法
金融機関の窓口からも、もちろん借り入れができますが、最近では、消費者金融の無人契約機が増加しています。
この無人契約機は、審査の受付からカード発行、さらに、その場で借り入れができてしまう利点があるうえ、遅い時間まで稼働しています。
時間の融通が利かないけど、すぐにでも借り入れをしたい!方にはぴったいかもしれません。
あなたのライフスタイルに合った業者を選定しましょう
お金が必要になる状況は、会社員であっても、主婦や学生であっても、突然やってくるものです。
その中で、自分が何を最優先すべきか、日頃から整理しておきましょう。
銀行と消費者金融の違いを振り返ってみましょう
- 銀行には「総量規制」があり、消費者金融にはない
- 消費者金融に比べ、銀行は金利が低い
- 審査にかかる日数・時間が短期間なのは消費者金融である
自分自身の状況をしっかりととらえ、どちらを選択すれば有益であるかどうかをしっかりと把握したうえで、金融機関の利用をしましょう。
【参考ページはこちら】
初めてでも安全に使えるカードローンを教えて!