人間は依存性の高い生き物だと言われています。
例えば、コーヒー、ゲーム、占い、タバコ…。どんな人でも何かしら依存の対象物を持っているのではないのでしょうか。
実はキャッシングにも依存性があります。
初めは少額だったとしても、だんだんやめられなくなるのです。
最近では借金が原因で離婚に至るケースも少なくありません。
せっかく縁があって一緒になった大切な人と、離婚という事態は避けたいですよね。
ここでは、離婚に至る理由を考え、最悪な事態を防ぐための返済方法などをご紹介していきたいと思います。
(⇒借金が返済困難になってしまったら)
借金が離婚に至るのはパートナーの価値観
一口に借金と言っても、その種類は様々。
数社からの借入が家計を圧迫しているケース。パートナーに内緒の借金があった場合…など。
「どうやって返済していこう…。生活していけるだろうか…。」様々な不安が次々に湧いてきます。
その不安やショックから、離婚を言い渡されるケースも実際にあるそうです。
では、なぜ、離婚にまで至ってしまうのでしょう。
- 配偶者が借金に嫌悪感を持っていた
- 内緒にされていたという裏切感
- これから相手の言葉を信じてもよいのかという不信感
などが挙げられます。納得できる部分もありますよね。
でも、よくよく話を聞くと、生活費の補てんなど、家庭を守りたくて、相手を思うがゆえに言い出せなかった というケースだってあります。
お子さんがいらっしゃるときなどは、できるだけ離婚したくないですよね。
借金には、ギャンブルなど悪いイメージがつきやすいものですが、車や、教育ローンといった、将来を見据えた良いローンもあるのです。
もし、借金だけが離婚の理由であるなら、内容によっては相手をもう一度信じてみよう。
よりよい夫婦関係を築いていくための必要な試練として受け止めてみてはいかがでしょうか。
多重債務にはおまとめローンをためしてみよう
複数の会社からローンを組んでいるときは、おまとめローンがお得!
「おまとめ」とは、言葉の通り、たくさんの種類のローンを一つに「まとめる」こと。
一つのローンに借り換える、より低金利な 「おまとめローン」 がおススメです!
単純比較!おまとめにするとこんなにお得
金利が低いおまとめローンは、その分、総返済金額がお安くなります。
ローン会社名 | 借入金額 | 金利 | 返済金額 |
---|---|---|---|
A社 | 30万 | 10% | 33万 |
B社 | 25万 | 8% | 27万 |
C社 | 40万 | 10% | 44万 |
借入合計金額 95万
総返済金額 104万
これをおまとめローンにした場合
ローン名 | 借入金額 | 金利 | 返済金額 |
---|---|---|---|
おまとめローン | 95万 | 4% | 98,8万 |
104万 - 98万8千 = 5万2千円
5万2千円分の金利が浮く計算になりました! ※目安です
借入金額が大きくなるほどその差は広がってしまいますよね。
もしくは、月々の返済を抑えて家計にゆとりをもたらすよう設定することもできます
毎月6万返済していたところを月々4万に…、ということだってできます。
デメリットは!?
当然ですが、月々の返済額を見直した場合、返済年数が延びてしまいます。
上記のお借入でも、
月々6万円返済で 約1年5ヶ月
月々4万円返済で 約2年1ヶ月
約6ヶ月の返済期間が延びてしまいます。
早く返済を終わらせたいか、月々に余裕を持たせたいかは、各ご家庭の経済状況で判断されるといいと思います。
月々の返済を抑えめにして、余裕がある時にコツコツと「繰り上げ返済」という手もありますね。
インターネットバンキングなどは繰り上げ手数料無料のところもあります。
多額の借金だって任意整理でなんとかなるかも!
もし、借金の額が多く、返済に行き詰ってしまったら…。
例えば、夢のマイホームで、多額のローンを組むことがあります。
元気でバリバリ働いて、返済していこう!と心に決めてマイホームの購入を決めることも人生の大きな決断ですよね。
現に、幸せな結婚生活を送っていらっしゃる方はたくさんいます。
でも…。人生なにがおこるかわからない。
考えたくありませんが、世帯主の病気や死別など収入状況が大きくかわることがあります。
例えば、パートナーに内緒の借金があったとき。
借金を返済するための借金を繰り返して(キャッシングの依存性ですね)、把握しきれなくなったしまったケース。
中には、法廷金利(15%~20%)を超えて貸付を行う悪徳業者だって、今の時代心配です。
自分ではどうしようもできなくなって、表面化した時には、大変なことになっています。
弁護士さんや司法書士さんに相談しよう。任意整理という道があります。
多額の借金がある時に、真っ先に「自己破産」を思い浮かべる人も多いと思います。
でも、ちょっと待ってみてください。
自己破産は、裁判所から、借金に対する責任を免除してもらう手続きです。
つまり、認められるとその後の借金の返済義務はなくなりますが、生活に必要だったとしても数年間はローンを組むことができません。
不動産等も没収されてしまいます。社会的にも大きな負担を求められるのです。
自己破産は最後の砦としてとっておいて、他に方法がないか、まずはプロに相談しましょう。
債務整理であれば、裁判所を利用することなく、弁護士さんと、お金を貸した債権者との話し合いになります。
法で定められた金利以上を支払っていた場合、借金がなくなることだってあるのです!
ただ、任意整理も、事故情報(いわゆるブラックリスト)として、数年間はローンが組めないなどの取り決めがあります。
弁護士さんは費用がかかると思われがちですが、最近では、無料相談も増えてきました。
借金で人生を台無しにしてしまうのはもったいない。信頼できる弁護士さんと出会えるといいですね。
離婚は避けたい!パートナーに借金を伝えたくないとき
話の分かるパートナーだったらいいのですが、事情でパートナーに打ち明けられないとき、人はますます追いつめられてしまいます。
一人でなんとかしょうと頑張ってしまいます。
弁護士さんを利用したら、家族や、勤務先に情報が流れてしまうのではないかと別の悩みがでてきます。
でも、ご安心ください。
債務整理など、パートナーに知られたくないときは
弁護士さんには、職務上知りえた情報を話してはいけないという、 「守秘義務」 があります。
例え、配偶者であっても、本人の承諾なしにお話しすることはありません。
収入や、不動産・車の所持、借金の合計額など、個人の事情に合わせた最善の解決策にきっと導いてもらえることでしょう。
郵便物などに関しては
パートナーに知られたくない時に問題となってくるのが、不在中の郵便物や電話ですよね。
一度、消費者金融からキャッシングをすると、他社からもダイレクトメールが届くようになってしまうこともあるそうです。
そうならないために、個人情報保護がしっかりしている消費者金融を選びましょう。
もし、心当たりのない消費者金融から郵便物が届くようになったら、配達時に受け取り拒否をすることもできます。
また、「受け取り拒否」と一筆表記して、氏名のサインの上、ポストに投函する方法もあります。
あまりにも深刻なようであれば、消費者生活センターへご相談されたほうがいいと思います。
未来へ向かっての心構え
人生は何度でもやり直せます!
借金で苦しんでいると、なかなか打ち明けられないものです。
離婚を覚悟の上で打ち明けてくれたとしたら、それだけパートナーとして信頼しているとも言えますよね。
人生には、何かしらの不安がつきものです。病気や人間関係、仕事など、不安がないという人は少ないのではないでしょうか。
それが、借金だったということ。
助けを求めてくれたパートナーと手を取り合って、弁護士さんなど様々な機関の助けを借りて乗り越えることができたなら…。
まわりも羨むステキな夫婦になっていること間違いありません!
いつかはラクになる日がやってくることを信じて。
借金で苦しむご夫婦に、頑張っていってほしいと、ここにエールを送ります!
【参考ページはこちら】
審査に通りやすい消費者金融一覧をチェック!