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銀行カードローン、甘い審査のプラスとマイナス

銀行のカードローン。

銀行と聞くと審査が厳しくて、担保がないとお金を貸してくれない一昔前のイメージがありませんか?

今の銀行カードローンは違います。担保も要りませんし、収入の証明書類も余程多く借りないと必要はありません。消費者金融より収入の制限も緩く借りやすくなっています。

そう言った意味で想像しているより銀行のカードローンは審査が甘いと言えます。

とはいえ、銀行のカードローンについてもっと知りたくないですか?

そんな銀行カードローンのプラス点マイナス点についてここから話していきます。

銀行のカードローン、消費者金融より借りやすいのは何故?

何故そう言われているのでしょうか?

一番大きい違いは、総量規制という消費者金融に適用される制度の問題です。

消費者金融の前身のサラ金と呼ばれていた会社が、無制限に色々な会社がお金を貸した結果、返済できずに破産する人が増え、貸した会社も大きな損害を受けました。

その為、貸す側借りる側の保護の意味合いを兼ねて、消費者金融では収入の1/3迄しか借りられない事になっています。それは複数の会社で借りても合算で考える必要があります。

そのため、消費者金融での審査は貸せる金額上限も含めて審査される項目が多くなってくるのです。

そう言った意味で、銀行では意外に借りやすいのです。

そんな銀行カードローンの審査のプラス面、マイナス面を以下にまとめてみました。

借りやすい!銀行カードローン審査のプラス面

銀行カードローンの審査のプラス面は4つ挙げられます。

  • 借りる人の収入の制限が緩い
  • 借入できる金額の上限が高い
  • 専業主婦でも借りられる
  • 消費者金融での借り入れが大きく影響しない

借りる人の収入の制限が緩い

収入の制限がある総量規制の話を前項で少し触れたかと思います。

銀行のカードローンのプラス面はその制度が無い事によるものが大きいです。

消費者金融では総量規制で収入の1/3以上貸す事はできません。よって無収入の主婦は借りる事はできません。

ですが、銀行カードローンは総量規制の影響を受けないため、収入のない専業主婦も借りられ、貸してくれる上限額も収入の1/3を超える事ができるのです。

よって、銀行カードローンでは審査時の収入の制限が緩いのです。

借入できる金額の上限が高い

やはり、こちらも総量規制の絡みで消費者金融と銀行の借り入れできる上限額に違いがあります。

資金力と規模の差もありますが、総じて銀行は貸してくれる枠の上限が高いです。

収入の1/3という制限がないため、返せそうな人にはさらに多く貸す事ができるからです。

また、総量規制の中で、消費者金融では50万円をラインにして源泉徴収票や給与明細、確定申告書等の収入を証する書類が必要とされます。

その辺りも、銀行では制限がないため、銀行毎に違いますが結構高いラインの金額迄証明書類無しで貸してくれるのです。

その点からも、借り入れできる金額が手軽に多く借りられる仕様になっています。

専業主婦でも借りられる

消費者金融では収入のない専業主婦は総量規制の制度がはじまった時点で、借りる事ができなくなりました。

ですが、総量規制のない銀行カードローンでは専業主婦は借りる事ができるようになっています。(こちらもご参考に→旦那に内緒でキャッシングはできる?

ただ無制限に貸してくれるわけではなく、金額の上限は低く設定されています。銀行のカードローンでは今も借りる事ができるのです。

消費者金融での借り入れが大きく影響しない

やはり、こちらも三度目ですが総量規制の影響と、あと消費者金融と銀行との信用情報を共有する機関が違う事が影響します。

そのため銀行は消費者金融での借り入れ額を直接把握する手段がありません。

また、消費者金融のように借り入れ金額の総額に制限がないので、その辺りに合算していくらまで等まで考える必要がありませんので、細かく審査をする必要性が低いです。

ただ、銀行や消費者金融、クレジットカード等で返済を延滞したりしている記録は共有されます。そういう時は消費者金融の借り入れは、銀行カードローンを借りる時に影響があります。

これは住宅ローンでも車ローンでも、他の消費者金融での借り入れやクレジットカードを作る時にも影響が及ぶという事なので気をつけましょう。

気をつけよう!銀行カードローン審査のマイナス面

銀行カードローンの審査のプラス面は2つ挙げられます。

  • 審査が消費者金融より厳しい面がある
  • 会社に借入がばれる確率が高い

審査が消費者金融より厳しい面がある

便利な銀行カードローン、実は全ての審査が甘いわけではないのです。

色々銀行カードローンの審査の甘いプラス面を列挙しましたが、その甘さは銀行としても変な人に貸すリスクがあるため、近年はその対策をとっています。

その問題点は銀行と消費者金融で信用情報を共有する機関が違う事です。昔は銀行サイドではそのため消費者金融での借り入れが多額にある相手に、借入している事を把握できず貸してしまうリスクが高かったのです。

今いくつかの大手の銀行カードローンのホームページを確認してください。そこには借り入れの際には保証をする会社があると記載され、条件としてそこの審査を通る必要があるとなっています。

そこは銀行の子会社だったり、提携している消費者金融である事が多いのです。
(⇒意外と知らない銀行と消費者金融の関係

つまり、銀行同士で共有している情報だけでなく、総量規制ほどの明確な制限はないものの、消費者金融の情報も加味されて審査で落とされる可能性があるのです。消費者金融で多額を借りていて、銀行にはばれないからさらに借りる事ができるわけではないという事です。

銀行、消費者金融両方で審査している現状があるため、銀行カードローンの審査は消費者金融より厳しい部分があるといえます。

会社に借入がばれる確率が高い

お金を貸すには、安定した収入がある事を申告を受けたとしても。貸す側としてはその情報が真正であるかどうかの確認が必要となります。そのため、本当にその人がそこに勤めているという事を確認する必要があります。

それが一般的には電話で行われる会社への在籍確認という審査です。

その在籍確認の際に、銀行は正々堂々と銀行名を名乗って会社に電話をかける事が多いのです。

つまり、会社の人に銀行名の電話があった事で、何らかのローンを組もうとしている事はばれるのです。

借入金があるという事を会社に知られたとしても、仕事上何も問題がない場合は確かにあります。

ですが、プラス面は絶対にありません。表面的には何もなくても、周囲から見るとお金にだらしない人で信用できないという印象を与え、マイナスの影響がある事が多いのです。

それらのマイナス面もを踏まえて慎重に借入を検討しないといけません。

審査を知ると、より使いやすさを感じる銀行カードローン

とはいえ、ここまでで挙げた銀行のカードローン、審査についてプラス面マイナス面。

正直、マイナス面はあるものの、正直プラス面の方が圧倒的に大きい為、非常に使いやすいです。

また、審査面のプラス点だけ強調しましたが、消費者金融と違いおかしな業者にひっかかる心配も少なく、利率も消費者金融より低めに設定されていて使いやすいのです。

銀行でカードローンを利用する場合は、傍から見たら銀行からお金をおろしているようにしか見えない事も利用しやすさを生んでいます。

色々、お金が必要な時もあるかと思います。銀行カードローンを検討する場合の参考にしてくださいね。

【参考ページはこちら】
会社にばれずにキャッシングはできる?

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