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沖縄の金融会社アトラスとはどんな会社?

キャッシングのために消費者金融の会社を調べようとすると、似た社名や違う業種の会社と同じ社名のものが意外に多いことに気づきます。

今回『アトラス』という社名の消費者金融を探そうとしてみたところ、やはり数社同じような名前の会社に出合いました。アトラスという会社は他業種も含めれば日本各地に存在しているようです。

消費者金融を利用する時は、当たり前ですがまずは会社を選ばなければなりません。数多あるアトラスのなかでどれが自分にとって必要な会社であるかは利用前にしっかりと調べなければなりません。

消費者金融についての調べ方

2010年に改正貸金業法が施行されて以来、消費者金融会社を取り囲む環境はおおいに変わりました。これは利用する側も慎重な対応が必要だということです。
(⇒審査に通りやすい消費者金融一覧はこちら

まずは、どれほど切羽詰っていても闇金融といわれる会社とは絶対関わらないように気をつけましょう。 改正貸金業法が施行されて以来かなり数は減っていますが残念ながらまだまだ危険な業者は存在しています。

闇金融を見分けるポイント

闇金融会社を見分けるポイントはいくつかあります。ひとつは金利が利息制限法に違反していないかどうかです。 利息制限法は業者が顧客に融資をする際の上限金利を定めている法律です。

利息制限法では元本が10万円の場合は上限は年20%まで、元本が10万円以上100万円未満の場合は上限は年18%、元本が100万円以上の場合は年15%までと定められています。

金利がこれらを上回っていたら、その業者は違法の営業を行っている危険な会社ということになります。闇金融に関わったある人の体験談によると、なんと10日で5割や10日で1割という高い金利を提示される場合もあるのだそうです。

2つめは広告やDMの内容です。いきなりポストに覚えのない金融業者からチラシやDMが入っていましても関わらないようにしてください。 それにはよく『ブラックでもOK』などという甘い言葉が載せられてはいます。しかし、肝心の金利等については触れていないという形態が多いようです。

3つめは最近になって新しくみられるようになった闇金融の営業方法です。『偽装質屋』と呼ばれている方法です。 普通の質屋ではお客さんの品物を担保にお金を貸し、お客さんが品物を受けだされる時に元金と預かっていた期間の利息を回収します。

その時の質屋に関する法律では利息は年利109.5%、月利では9%が法律で上限金利と定められています。これは消費者金融の上限金利の5倍です。悪質な業者はこの金利を利用し、質屋という名前を利用して品物と引換にお金を融通し、そこに高金利の利子をつけて取り立てるのです。

インターネットを活用しましょう

では、こういう闇金業者を避けて、信頼の出来る消費者金融会社に出会うにはどうしたら良いのでしょうか?歩いていける距離ならばそこに直接足を運び店構えの様子を見てみたりできますが、それもなかなか怖くてできませんよね。
 
インターネットが出来る環境にある人はぜひ有効活用しましょう。まず探して欲しいのはその会社の公式のホームページです。もし、ホームページがない場合でも消費者金融の比較サイトなどは多く作られていますので社名で検索してみてください。

ネット上で確認して欲しいのはその業者の『貸金業登録番号』です。これは単に登録番号とも呼ばれ貸金業を営業する時に、財務局や知事に申請して交付される番号のことです。

これは法律で定められた登録ですので営業を行う貸金業者は必ず持っていなければならない番号です。営業所が複数の都道府県にまたがる場合は『財務局』に、単独の都道府県のみでの営業である場合は知事に登録しなければなりません。

登録番号は、例えば関東の複数の県で営業をする場合は財務局に登録しますので「関東財務局長(9)第06789号」に、東京のみでの営業で知事に登録した場合は「東京都知事(9)第06789号」というような形で表されます。

金融庁のホームページで確認しましょう

貸金業登録番号がわかったら、次は金融庁のホームページでそれが確かなものか確認しましょう。 ホームページにアクセスして『登録貸金業者情報検索ページ』をクリックしてください。

このページで検索することによって、その業者が登録されている正規の業者かどうか判断できます。検索は登録番号だけでなく所在地、商号、代表者名、電話番号でも検索が出来ます。一番確実なのは登録番号ですが見つからなかった場合はこれらの条件を利用して検索してみてください。

この検索で登録されていない業者はすでに廃業しているか残念ながら登録をしていない違法業者ということになります。また仮に登録していたとしてもひとつ注目して欲しいところがあります。登録番号の()内の数値です。

()内の数値は営業年数を表します。登録時には(1)から始まり、3年ごとに更新されていきます。例えば(3)ならば営業して6年目ということになり、この数値が大きいほど長く営業している業者ということになるわけですね。

闇金業者のなかには登録しては抹消されて、また別の社名で番号を申請するという繰り返しを行っている会社があります。番号が若いところは注意してよく調べてください。

またホームページなどに偽りの登録番号を表記している場合もあります。業者が廃業したり営業が停止となった場合はその番号は永久に欠番とされますのでまず同じ番号が別の業者に再使用されるということはありえません。必ず確認してみましょう。

インターネットが使えない環境の方は電話を利用してください。問い合わせ先は各地域の『財務局』です。社名がわかれば財務局に電話して登録されている業者かどうか確認してみることができます。

アトラスを調べてみましょう

ではこれらのポイントを頭に入れて『アトラス』を調べてみましょう。検索して調べてみたところ消費者金融業を営むアトラスという社名の会社は日本に3社あるようです。

東京のアトラスには慎重な対応が必要?

東京のアトラスには公式のホームページはありませんでした。比較サイト等で口コミを集めてみますとブラックの人にも対応し、宣伝方法としてとつぜんDMが送られてくるそうです。金利は8.9%~13・5%で利用限度額は300万円ということです。他社に比べて低めです。

登録番号、電話番号は判明しませんでしたので金融庁のホームページで在所である『東京、社名アトラス』というキーワードのみで検索してみましたところ、該当するデータはなく登録はされていないという結果になりました。

登録されている事実がないことと利用していないお宅にDMが届けられるという宣伝方法から判断すると、すでに東京のアトラスは営業を停止しているか、対応を慎重にしなければならない会社ということかもしれません。

宮城のアトラスは金融庁に登録無し

公式ホームページは存在していません。検索すると住所が『宮城県仙台市青葉区花京院1丁目1-52-305』電話番号が『022-221-3731』であることが判明します。

住所と電話番号で金融庁のホームページで登録を確認する検索をしてみたところ該当するデータはありませんでした。

沖縄のアトラスはすでに営業停止の恐れあり

沖縄のアトラスにも公式のホームページは存在しませんでした。住所は『〒904-0035 沖縄県沖縄市南桃原3丁目1-2 2F』登録番号は『沖縄県知事(2)第04161号』という情報が得られました。

しかし、金融庁のホームページでこの登録番号で検索をかけてみると該当するデータはありませんでした。住所、会社名でも結果は同じでしたので沖縄のアトラスは現在登録されていないということになります。

調査してわかったこと

日本に消費者金融を営むアトラスという会社はいくつかありますが、そのどれも公式のホームページを持たずネット上でも多くの情報を得ることは出来ませんでした。

また、金融庁のホームページで登録確認をしてみてもどのアトラスも該当データは存在しませんでした。 この結果から見るに『アトラス』を名乗る消費者金融業者は現在ではどの会社も営業を停止しているとみてよいでしょう。

初心者ならば安心の大手を

アトラスに関しては残念な結果となりましたが、沖縄には他にも多数の消費者金融会社が存在しています。上記のポイントに気をつけて信頼出来る会社を選びましょう。
(⇒その他金融業者の中で審査に通りやすいのは?

ただ、あなたが今までキャッシング等を利用したことのない初心者である場合は、CMなども多く流れている大手の会社の利用をオススメします。そういう会社はシステムも整っていますし公式のホームページなどで金利などの情報を得ることができますので安心です。

そうして経験を積んだあとで、地元の中小の企業にも目を向けてみましょう。地元密着の会社は不便なところもありますが、人と人としての付き合いが出来ますので、信頼できるところに出会えればありがたい存在となってくれます。

【参考ページはこちら】
消費者金融借入のメリット・デメリット

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