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かつての常識も今や昔!様変わりした消費者金融のイメージとは?

同じ「キャッシング」であるにもかかわらず、銀行からお金を借りるのと、消費者金融を利用してお金を借りるのとでは、大きくイメージが異なるのではないでしょうか。銀行はクリーンなイメージ、消費者金融にはダークなイメージを抱く方もけして少なくありません。

実際、皆さんは消費者金融に対してどのようなイメージをお持ちでしょうか。そしてそのイメージはどこまで本当なのでしょうか。消費者金融に対するイメージと実際のところはどう違うのか…そこに迫ってみたいと思います。

消費者金融はどうしても悪いイメージが根強い

消費者金融と聞くと、テレビドラマやアニメなどで描かれることもありますが、どうしてもダークで悪役のイメージが根強くあるようです。「消費者金融=サラ金」…その図式も、悪いイメージが定着してしまっている原因なのかもしれません。
(⇒消費者金融の借入に不安がある方におすすめ記事

では、消費者金融に対する悪いイメージというとどんなものが挙げられるでしょうか?一般的によく見受けられる消費者金融に対するイメージには以下のようなものが挙げられます。

  • やたらと金利が高い(高利貸しである)
  • 怖い人が取り立てにくる(取立てが厳しい)
  • 借り入れを断られた人が最後に利用する会社
  • ヤミ金・悪徳業者
  • ダイレクトメールがとにかくしょっちゅう送られてくる

このように、消費者金融に対するイメージというのは、どうしてもあまり良いものとはいえないようです。たとえ、消費者金融を利用したことがない人にとっても、そのようなダークなイメージを持たれがちです。

なぜ消費者金融は高利貸しになったのか

消費者金融のイメージとして最も多いのは、金利が非常に高いということではないでしょうか。法外な金利を請求され、返済しても、利息ばかり増えていき、いつかは借金が火の車になってしまう…そのようなイメージをお持ちの方も多いのではないでしょうか?

一度、消費者金融を利用しようものなら、いくら少額で、すぐに返済できそうな金額を借り入れたとしても、数日で何割もの利子を要求され、気がつけばものすごい額の借金になっていた…このような話を耳にしたことのある方もいらっしゃるかと思います。

利息制限法と出資法

ここで以下の2つの法律について、ちょっとだけ触れてみましょう。

  • 利息制限法
  • 出資法

そもそも、日本には利息制限法と呼ばれる法律がありました。この法律はその名前が示すとおり、利息を制限し、それ以上の利息を取ることは認められないというものでした。利息制限法では制限は15~20%までと定められていたのです。

しかし、その一方で出資法と呼ばれる法律もあります。この法律では利息は29.2%以上になると違反になるとされています。つまり、利息制限法と出資法とで現れたこの誤差により、利息制限法を遵守しない業者が数多く現れたのです。

今、消費者金融の金利は下がる傾向にある

利息制限法と出資法での利息制限の誤差をグレーゾーン金利を呼びます。このグレーゾーン金利が利息の払いすぎ…つまり過払いを増やす結果になったのですが、この金利は今では違法とされており、申し立てがあれば、その金利分を貸主に返還しなくてはならなくなりました。

このグレーゾーン金利の罰則適用によって、消費者金融は今までの金利を見直さざるを得なくなったのです。さらに、年収の3分の1までしか貸すことが出来ないとされる総量規制も輪をかけました。

その結果、消費者金融ごとに多少の差があっても、とりわけ大手の消費者金融ともなれば、金利は以前に比べて、かなり低めに設定されていることも多いのです。銀行系の金利と比べても、そん色ないものとなっているところもあります。

かつては高利貸というイメージが強かった消費者金融ですが、紆余曲折を経て、大手企業は銀行の傘下に入るなどにより、金利はかなり見直され、利用者側にとって安心して利用しやすい環境になりつつあるのです。

消費者金融ごとにさらなるサービスも

かつてはどこの消費者金融もただ単に高利でお金を貸すことを目的にしているのが一般的でしたしかし、先述のように消費者金融はそのイメージもかなり変わりつつあり、。特に大手の消費者金融では個性豊かなサービスを展開しているところも多いのです。

例えば、初回利用に限っては、30日以内に全額返済すれば金利は無料になると言うサービスを行っているところもあります。金利無しでお金を借り入れできると言うのは、利用者にとってはすごく嬉しいことで、これ以上ないサービスとも言えます。

このように無利息キャンペーンのサービスを展開しているところもあれば、利用金額に応じてポイントが付与されるというものもあります。ポイントを貯めれば、商品やキャッシュバックができるなど嬉しい特典も目白押し…そんなサービスを提供している消費者金融もあります。

キャッシングサービスを行っている消費者金融は様々ですが、ユーザーへのサービスの度合いは高まっているのです。「貸してやるから、高い利息をつけて返せ」という高飛車なイメージのあった消費者金融も、今ではユーザー視点となり、イメージは大きく変わってきました。

審査は全体的に甘いものの…

消費者金融のキャッシングと言えば、全体的に審査が甘いと言うイメージがあるでしょう。それゆえに、どこも借り入れを断られた人が、わらをもすがる思いで申し込みをするのが消費者金融…そんなイメージもあるかもしれません。

確かに一昔前までは、サラ金と言えば、すぐにお金を貸すけれど、高い利息を要求されるというところも少なくありませんでした。審査も非常に甘く、ほぼないに等しい反面で、利息は飛びぬけて高いというのが一般的なものでした。(こちらもご参考に→審査を通りやすくする方法を教えて!

しかし、今では消費者金融も生き残りに必死の時代になっています。様々なサービスを展開し、利用者の立場に立つことも求められます。そのため、誰でも貸すということはなく、金利を低めにする代わりに、きちんと審査を行うような会社も増えているのです。特に大手消費者金融ではその傾向は顕著です。

サラ金、悪徳業者…悪いイメージもあるが

消費者金融というと、どうしてもサラ金や悪徳業者というイメージが強いかもしれません。今なお、そのようなダークなイメージが根付いているようですが、その中身はかなり変わってきました。それは先述の通りです。

消費者金融を利用するときは、まずしっかりと会社を見極める眼を持つことが必要です。キャッシング会社選びが重要であるのは、いまだに消費者金融の中には高利貸しをするような悪徳業者も含まれているからです。

こんな消費者金融は要注意

例えば、よく街中で電信柱などに「お金貸します」とか「融資」などといった文言とともに、謎の携帯電話番号が書いてあったりするチラシを見かけたことはありませんか?ああいった謎めいた人知れず経営している会社にこそ、大きな落とし穴が待ち受けています。

また、「審査なし」などといった謳い文句もまた要注意です。このような甘い言葉を投げかけて、ふたを開けてみればとんでもない会社だった…そのようなことは良くあるのです。

このような消費者金融がいまだに存在するために、どうしてもダークなイメージはぬぐいきれないのでしょう。しかし、大手消費者金融は銀行傘下に入るところも増えており、安心感や信頼感は格段に高まっているのです。

このようにイメージはあくまでもイメージであり、本質とはかけ離れている面もあれば、一部では当てはまる部分もあります。それはあくまでも業者によって異なるものであり、良心的で安心感のある消費者金融もたくさんあるのです。

消費者金融を見極める目が大切

利用する際には、まずはしっかりと数ある消費者金融の中から「ここなら大丈夫だろう」というところを選ぶこと。甘い言葉に惑わされず、きちんとした目で確認しながら吟味していくことが大切です。

自分に合った消費者金融を見つけ、借り入れ、期限までの返済をきちんと繰り返せば、お互いの信頼感は高まり、より安心して活用することが出来るようになるはずです。そうすれば、消費者金融のイメージとは違う本質も見えてくることでしょう。

【参考ページはこちら】
審査が緩い消費者金融を選ぶコツ

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