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キャッシングは便利だけれど…陥りやすい借金地獄の恐怖

お金を今すぐに借りたい…そんな局面で頼りになる存在なのがキャッシングです。近年では、審査にかかる時間も大幅に短縮され、さらには申し込んだその日に借り入れができる即日キャッシングのサービスを行っている会社も多く、利便性は高まるばかりです。

しかし、キャッシングはあくまでも借金であることには変わりありません。キャッシングという言葉ばかり先行すると、ついそのことを忘れがちになりますが、あまり安易に、そして無計画に利用すると借金地獄にはまりかねません。借金地獄の恐ろしさ、そしてそうならないためにはどうすれば良いかを考えてみましょう。
(⇒キャッシングの不安や危険性について

ちょっとした借り入れのつもりが…

近年、キャッシングは非常に身近で、利便性の高いサービスになっています。だからこそ、「今夜飲み会だけど、手持ちのお金がないから…」とか、「すごく欲しいものを見つけたんだけど、少しだけお金が足りなくて」とか、そういった理由で、気軽にキャッシングを利用してしまう方も増えています。

正しく利用すれば、非常に便利なキャッシング。お金が必要なときに、審査に通れば、即日でも借り入れできるわけですからしかし、あまりに安易に、そして無計画に利用してしまうと、。実はそこが借金地獄の入り口に足を踏み込んでしまう結果になった…そのようなことも多々あるのです。

借金地獄はこんなに怖いもの

一度、借金地獄にはまってしまうと、そこを抜け出すのは非常に難しいのです。そもそも手持ちのお金がなくて借り入れをしているわけです。そこに借金が利息とともに雪だるま式に増えてしまうと、その先に待っているものは…容易に想像できることです。

そこで、借金地獄にはまってしまうケースにはどのようなものがあるのでしょうか。借金地獄を経験した方の事例をいくつか紹介しましょう。

事例1:ある主婦の場合

共働きではありますが、元々、浪費癖があった主婦の方。欲しいものがあると、買わずにはいられなくなるようで、ある日、高額のアクセサリーをキャッシングを利用して購入しました。パートで働いていることもあり、キャッシングではすんなりと審査に通過しました。もちろんご主人には内緒でキャッシングを利用していました。(こちらもご参考に→誰にも内緒で借りられる消費者金融はある?

キャッシングを利用したことで、返済のために日々のやりくりが厳しくなってしまいました…。利息ばかり返済して、元金の返済がなかなか進まない状況で、しかもパートを辞めざるを得なくなっちゃったんです。それによって返済は一層厳しくなり、ついには返済のために新たなキャッシングを利用することになったのです。

しかも、新しく借り入れしたキャッシングは金利が高く、返済はさらに厳しさを増し、ついには主人の収入も内緒で返済に利用するという事態になりました。ただただ、目の前の商品欲しさに利用したキャッシングが借金の火の車になってしまったのです。

ただ、この主婦の方が借金地獄から脱することが出来たのは、ご主人様に相談したことにありました。幸い、ご主人様が自身の貯金を返済用に工面したために、さらに大きな事態には至りませんでしたが、泥沼化する一歩手前まできていたことは明らかです。

事例2・あるサラリーマンの場合

最初はほんの少しだけお金を借りたいというところから始まったようです。当時はキャッシングを利用したことがなく、利用するときもかなり迷う面があったとか。でも、いざ利用してみると、あまりに手軽に借り入れが出来たことで、その後は事あるごとにキャッシングを利用するヘビーユーザーとなったのです。

しかし、当初は返済のことをしっかり頭に入れながら借り入れをしていたのに、慣れてくると、借りる必要性がなくても安易に借り入れしてしまいがちになりました。借り入れしても、さらに追加で借り入れをする…そんなことを繰り返しているうちに、気付けば、トータルの借り入れ額はかなり膨らんでいたのです。

月々の生活も返済のために苦しくなる一方となり、あろうことか別のキャッシング会社にも借り入れの申し込みをして、借金返済に充てるようになりました。こうして完全に借金地獄に足を踏み入れてしまう中で、勤務先の会社が経営不振で頼みの綱だったボーナスもカットされることに…。

これにより、完全に返済可能な状態ではなくなりました。この方は「たとえ借金地獄になりかけてもボーナスである程度まかなえるから大丈夫」とそろばんを弾いていたのですが、その望みもついに断たれてしまい、返済のアテはなくなってしまったのです。

借金返済のためのキャッシングを行い、それだけどんどん利息が増えていく状態。やがては返済できなくなり、会社にも催促の電話がかかってくるように…。ほんの少しだけの借り入れが、安易な利用もあって、借金地獄は泥沼化してしまったのです。

借金地獄にはまらないためには

以上の2つの事例から、借金地獄にはまらないためにはどうすれば良いかが見えてくるのではないでしょうか。借金地獄にはまってしまった方々を反面教師にすれば、はまらない方法には以下のようなポイントが挙げられます。

  • 収入に見合った無理のない範囲で借り入れをする
  • 返済シミュレーションをしっかり立てる
  • 思いつきなど安易な利用はしない
  • 借金返済のためのキャッシングはしない

確かに事例2のサラリーマンの方は、初めて利用した頃は非常に注意深くキャッシングをしていました。しかし、「簡単に借りれて便利!」と思うことが、安易な利用へのきっかけとなってしまったのです。

かつての消費者金融はどこかダークなイメージがあったかと思います。借り入れの申し込みも店舗に足を運ばなければならないケースもありました。また、金利も高く、どちらかと言えば、利用するには勇気がいる…そんな存在だったかもしれません。

しかし、最近では無人契約機やATMなど、店舗に足を運ばなくても利用できるだけでなく、インターネットや携帯電話を利用しても申し込みができ、しかも審査が非常にスピーディーとあって、消費者金融は非常に身近な存在となってきました。

だからこそ、安易に借り入れをしてしまいがちになります。便利だからこそ、借り入れ前にはきちんと返済シミュレーションをすること、返済で日々の生活が苦しくならないように計画的に利用すること…借り入れの際にきちんと返済を頭に入れ、無理なく利用することが借金地獄からあなたの身を守ってくれるのです。

借金地獄にはまってしまったら?

借金地獄にはまってしまうと、思わず考えがちなのが、その借金を返済するために、どこからお金を借りようか…ということ。お金を借りるということに抵抗を感じなくなり、借金の返済のための借金を繰り返すようになります。自転車操業が借金地獄をよりエスカレートさせてしまうのです。

まずは専門家に相談してみる

では借金地獄を抜け出すためにはどうすれば良いか…それは専門家である弁護士に相談してみることです。身近にある法律事務所を探してみましょう。インターネット上にも様々な法律事務所のホームページが掲載されており、無料相談を受け付けているところもあります。

弁護士だの、法律相談所だのというフレーズを聞くと、どうしても身構えてしまいがちになりますが、借金地獄から抜け出すためには、自分自身の力だけではどうすることも出来ません。身近な親族に相談してみることも方法としてありますが、まずは専門家に相談してみましょう。

専門家に相談したら、こんな道が開ける

今まで多くの個人向けの債務整理を解決してきた実績と経験のある法律相談所であれば、あなた自身が置かれた借金の状況を勘案して、自己破産の道を選ぶか、任意整理の道を選ぶか、もしくはその他の道を模索することになるでしょう。

例えば任意整理の場合には、借入先と弁護士が直接交渉して、利息分の減免などを話し合ってくれます。その結果、返済額が大幅に減る可能性もあります。

弁護士と聞くと敷居が高く感じられるかもしれませんが、無料相談や格安での対応をしてくれるところも多いので、まずはこち込みも参考にしながら、身近にある法律相談所にアクセスしてみることで、借金地獄の出口を見出せるでしょう。

【参考ページはこちら】
安全にお金を借りるには危険性を知ることが大事?

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