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事前に知っておきたい!キャッシングの申込みに保証金は必要?

お金が必要になったときにとても役立つのがキャッシングではないでしょうか。誰にでもあるピンチの局面…キャッシングを利用することで、ひとまずピンチを脱することができたと言う経験をされたことのある方も少なくないでしょう。

ところで、キャッシングを利用するときに必要なものには何があるのか…事前に知っておきたいと言う方もいらっしゃるでしょう。中には「保証金っているの?」と思われる方もいらっしゃるかもしれません。そもそもキャッシングに保証金は必要なのでしょうか?

そもそも保証金って何?

「保証金」という言葉を耳にしたことのある方もいらっしゃるかと思います。保証金とは例えば住宅ローンや自動車ローンのように、個人がローンを利用するに当たって、保証会社から保証を受けるために必要な手数料のことを指します。

かつてはローンを組むと言うことになった場合、もし自分自身が何らかの理由で返済をすることができなくなってしまったら、代わりに支払う義務を負ってくれる人物を立てる必要がありました。これは一般的に「保証人」と呼ばれています。

しかし、近年では自動車ローンのような大きな金額を借り入れするような場合であっても、保証人を立てる必要はなくなっているのが一般的です。ところが、これではお金を貸す側にとっては不安が残ります。そこで保証金を支払うことを求めているのです。

保証金はもしあなた自身が何らかの理由で返済が出来なくなった場合、保証会社が代わりに支払を行うために必要な料金です。これは自動車ローンの場合には、金利に上乗せして毎月の返済に含めるというケースも多々あります。

キャッシングにも保証金が必要?

自動車ローンや住宅ローンとは「お金を借りる」という点では同じであるキャッシングですが、果たして保証金と呼ばれるものは必要なのでしょうか。端的にいえば、キャッシングは無担保で保証人が不要という特徴があり、保証金も必要ないのです。

そもそもキャッシングは「今すぐにお金が必要」という方々が利用するサービスであり、保証金を支払ってまでお金を借りる余裕はないはずです。保証金が支払えるなら、キャッシングを利用する必要はない…それは当然の論理となるでしょう。

キャッシングを利用する際には保証金は必要ないのですが、まれに「保証金が必要です」というキャッシング会社を見かけた方もいらっしゃるかもしれません。実は、そういったキャッシング会社にこそ、落とし穴が潜んでいるのです。

そもそもキャッシング利用時に必要なものは?

特に大手の消費者金融のキャッシングとなると、無人契約機やATM、さらにはインターネットなどで、非常に簡単に申し込みを行うことが出来ます。一昔前までは実際に店舗に足を運ぶ必要があった手続きですが、今では自宅にいながらにして申し込みや審査が可能なのです。

ただ、申し込みの際に何も必要がないかといえば、そんなことはありません。一般的な消費者金融で申し込みの際に必要な書類としては以下のようなものがあります。

  • 運転免許証
  • 健康保険証
  • パスポート
  • 源泉徴収票
  • 確定申告書
  • 給与明細
  • 地方税の領収書
  • 社会保険料の領収書
  • 公共料金の領収書
  • 住民票の写し

一見すれば、「申し込み書類ってこんなにいっぱい必要なの?」と思われるかもしれません。もちろん、こんなにたくさんの書類を集める必要はなく、状況によって変わってきます。

少額なら本人確認書類だけでOK

まずは運転免許証、健康保険証、パスポートの3種類ですが、これらはあくまでも身分を証明できる書類です。3つのうちいずれかを提示すれば問題はありません。キャッシングはそもそも無担保で保証人の必要もないため、本人確認書類だけで良いのです。

キャッシングの際に利用する金額が、その会社が定める金額に達していない少額の利用であれば、本人確認書類だけで申し込むことが出来ます。つまり、先ほどの3つのうち、いずれかがあれば、簡単に申し込みができるのです。

ただし、例えば引越しなどによって、先ほどの3つの身分を証明できる書類に書かれている住所と現住所が異なる場合は、現住所が証明できる地方税など各種住所が記載されている領収書や住民票の写しが必要となってきます。

また、一定額を超えるような高額のキャッシングを行う場合や他社でも借り入れがある場合には、収入がどれだけあるかを証明する書類も必要となってきます。源泉徴収票や給与明細などがそれに当てはまります。直近の収入が分かる書類が該当します。

キャッシングを利用するために保証金は不要

先ほど紹介したように、一般的な消費者金融でキャッシングのサービスを利用する場合には、身分を証明できる書類、そして借り入れ希望額によっては収入が証明できる書類が必要となります。

「キャッシングを利用するときには保証金が必要になる場合があるって聞いたけど…」という方もいらっしゃるかもしれませんが、一般的にキャッシングで保証金は必要ないのです。そもそもお金が必要で利用を考えているのに、借りるときに保証金が必要…これっておかしいと思いませんか?

無担保、保証人不要…それこそキャッシング

そもそもキャッシングは無担保、保証人の必要もないというのが特徴です。担保はお金を借り入れする際に、「もし借りたお金を返せなかったら、家や土地を渡す」といったような契約です。自分自身の不動産や持ち物を抵当に入れてお金を借りる…これを担保といいます。

キャッシングの特徴はこのような担保も必要ないのです。また、万が一、返済が出来なかったときに、代わりに残金を返済してくれる人物…つまり保証人を立てる必要もないのです。だからこそ、キャッシングの申し込みは手軽でもあります。

つまり、無担保であり、保証人も不要であるのがキャッシングの特徴でもあります。ましてや保証金なんて、まったく必要がないのです。

では、なぜ保証金が必要な消費者金融があるのか?

キャッシングには保証金が不要です。もし、利用する際に保証金が必要であるとすれば、そのキャッシング会社は悪徳業者で、そこには詐欺の手口が潜んでいる可能性も非常に高いといえるでしょう。

悪徳な消費者金融は「どこに行っても貸してくれないような人にお金を貸すのは、こちらもリスクが大きい。だから、利用する前にまず保証金を払ってほしい。もしきちんと返済してくれれば、保証金は返還する」…などといって、保証金を要求してきます。

このような手口に引っかかりやすいのは、お金を借りる場所がなくて困っているケースが多いのです。そのため、多少の保証金を払ってでも借りたい…と思ってしまいがちです。しかし、仮に保証金を払ったとしても、そのお金が戻ってきませんし、お金を借りることは出来ません。

つまり、持ち逃げされてしまうというケースも多いのです。それが詐欺の手口でもあるのです。キャッシングには保証金はまず必要ありません。保証金が必要となれば、それは持ち逃げされてしまう危険性が極めて高いといえます。
(⇒キャッシングの危険性とは

保証貧を要求する消費者金融は要注意

以上のことを踏まえていくと、保証金を要求してくる消費者金融はきわめて危険であるといえます。そもそも、キャッシングの利点は利用の際に担保も保証人も必要がないというのが魅力のサービスなのですから。

「今すぐお金が必要になった」というとき、ものすごく焦ってしまいがちです。だから、手当たり次第に、キャッシング会社を見つけては、借り入れの申し込みをしてしまう…その中で「保証金が必要」と言われたら、そうだと思い込んでしまうこともあるでしょう。

キャッシングには保証金は必要なく、逆に保証金を求めてくるキャッシング会社には詐欺が潜んでいると考えて良いでしょう。そのまま保証金を持ち逃げされて、借りたいお金も借りられない…そのような落とし穴が待っているのです。

キャッシング会社を選ぶ際には、知名度や金利、審査までの時間などで決めることが多いかと思います。その中の1つとして、悪徳業者に引っかからないこと…そのポイントとして「保証金を要求しない」ということが挙げられることを改めて頭に入れておくようにしましょう。

【参考ページはこちら】
悪質なヤミ金融を見つける方法を教えて!

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