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お金を借りたい人のお勉強!申込みブラックって何ですか?

お金を借りたいと思ったら、どの会社が一番お得か、あるいは簡単に申し込めるかを考えますよね?CMなどで毎日のように目にする消費者金融会社のカードはすぐ発行してくれそうですし、何枚か作ってみよう!と思ってしまっても仕方がないかもしれません。

でも、お金を借りるカードは一度に何件も申し込んではいけません。 銀行のキャッシュカードとは違い、一度に何枚もカードを持てないのです。短期間に融資の申し込みをすると「申込みブラック」になってしまいます。

どういう状態が申込みブラックですか?

短期間で何社ものキャッシングやカードローンなど融資の申込みをしてしまうと「申込みブラック」となります。 一般的には、1ヶ月以内に2社以上の申し込みをした場合です。
審査が甘いとされる消費者金融会社でも1ヶ月に4社も申込みをしている人にはお金を貸しません。

申込みブラックになると、新たなキャッシングやカードローンなどの融資の審査が通らないか通りにくくなります。今までカードを持ったことのない人や返済延滞もなく、ブラックリストに名前が載るなんて考えられない!という人も、思いがけず「申込みブラック」になってしまうかもしれません。
(⇒そもそもキャッシングのブラックとは?

では、「申込みブラック」にならないためには何に気を付けたらいいのでしょう?

融資を申し込んだだけでどうして「申し込みブラック」かわかるのですか?

融資の申し込みを受けた会社は、申込みした人の情報を信用情報機関に照会依頼をします。最近、信用情報機関に他社からの照会依頼があればその情報が残っていますので、仮に申し込み時にウソの記載をしてもすぐにバレてしまいます。

ですから、複数の会社の融資商品に少額ずつ申し込むより、できれば1社に絞って申し込むのが得策かと思います。
「申込みブラック」にならないためには1ヶ月以内に複数の融資会社に申し込まないことです。

あなたがお金を貸す側だったらどうでしょう?

何人もの友人から借金している噂を聞いている人に頼まれても、お金を貸したくはないでしょう?貸したお金で他の友人にお金を返すんだろうと想像できてしまいます。

融資会社も同じで、何社も申し込んでいるということは資金繰りに逼迫しており、まさに自転車操業、そのうち回らなくなって貸し倒れになる可能性があると判断します。そこは企業ですから当然の判断です。

それを知らずに「申込みブラック」なっていたらどうしたらいいでしょうか?

「申込みブラック」かな?と思ったら

審査の結果について、融資会社から連絡がありますが、審査が通らなかった理由は「申込みブラック」に限らず、「なぜか?」は絶対に教えてくれません。もちろん、過去に他社での返済の延滞などのトラブルなど心当たりがあれば別ですが、全く何も思い当たることがなければ、あなたも「申込みブラック」かもしれません。

一般的には1ヶ月以内に2社以上の融資会社に申し込んでいれば、その情報は信用情報機関に6ヶ月残ります。、逆に言えば、次の申し込みは6ヶ月後以降にすればいいのです。 この間は、試しに申し込んでみようなんて思わないことです。

細かく言うと、申し込みをした日を含む月から6ヶ月目の最初の1日に情報が消えるそうです。例えば、1月1日に複数社申し込みをしたら、その申し込み情報が消えるのは6月1日になります。

これらの「申し込みブラック」と「ブラックリスト」は全く意味が違います。

「ブラックリスト」とのちがい

厳密にいうと「ブラックリスト」というリストはありませんが、債務整理などをした場合、その情報が信用情報機関に記録され、新規の借り入れができなくなります。

このことを「ブラックリストに載った」というように表現することがあります。また、使用しているクレジットカードも使えなくなることもあります。

では、信用情報機関とはどんなところでしょう?

最近の審査の傾向

以前は銀行系、消費者金融系、信販系の信用情報機関が別々でした。例えば銀行系で審査に通らなかったという情報は、消費者金融系、信販系の会社には確認できなかったのです。しかし、最近では銀行と消費者金融会社が提携するなど、その情報が統一される傾向にあります。

信用情報機関は、融資する際の審査に役立つ、様々な個人信用情報を登録しています。

  • 株式会社 日本信用情報機構(JICC)
  • シー・アイ・シー(CIC)
  • 全国銀行個人情報センター(KSC)

具体的な情報としては、

債務整理をしたり、自己破産した場合 5年間記録が残る
 返済の延滞が3ヶ月以上続いている場合  延滞している間記録が残る

などがあげられます。

融資を申し込まれた会社はこれらのマイナスな記録がないか確認します。

審査に通らなかった理由は、融資会社からは絶対に教えてくれませんが、これらの信用情報機関に自分の信用情報が現在どうなっているかを問い合わせることができます。方法については、各信用情報機関のホームページを検索してみてください。

また、「手数料を払えば、事故情報を消す方法があります」などという詐欺が実際にあるようですが、信用情報機関が、情報を削除する見返りに金銭を要求するなどということはありませんので気を付けてください。

意外と知らない?携帯代を滞納したら「申し込みブラック」?

ローンや借入金の返済、ショッピングの支払いはきちんとしていても、携帯電話代の延滞は抜けがちです。スマートフォンなどの本体価格は、機能とともに年々高価になっています。一括払いをしていない限りは、分割した機種自体の価格は毎月の携帯使用料金にプラスされています。

何度も延滞または滞納したりすると、お金を借りる際に思いがけず「申し込みブラック」になるかもしれません。金額は少額でもその情報は記録に残ってしまいます。スマートフォンや携帯もローンを組んで購入していることを自覚しましょう。

「申込みブラック」にならずにお金を借りるためには

「申し込みブラック」にならずにお金を借りる方法をまとめます。

1ヶ月以内に融資を申し込む会社を1社、もしくは2社までにします。気軽に申し込めるからと言って、少額づつ申し込むのではなく、できれば1社でまとめられるぐらいにしましょう。

融資してもらえる金額だけでなく、返済方法が選べたり、ネットでも返済できるなど、延滞にならずに返済できるような会社を選んでください。

お金を借りることより、返すことを第一に考えてくださいね。くれぐれも本当の意味の「ブラック」にはならないようにお気を付けください。

【参考ページはこちら】
ブラックでも消費者金融で借入可能?

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