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家族に知られたくない!カードローン申込みには保証人がいるの?

消費者金融のカードローンは誰でも借りれて便利な個人向け融資サービスです。
しかし、借金なので家族には知られたくない!と思う人も少なくありません。

そんな時に気になるのが、保証人の存在です。保証人といえば、返済できなかった時に代わりにお金を代わりに支払う人物です。

一般的にローンを申込む場合は必須で、多くの場合、親族がその役目を担います。しかし、保証人を頼めば家族にばれて…しまいますね。

消費者金融のカードローンには保証人が必要なのか、返せなくなった時家族に被害が及ぶのか…気になる保証人についてのアレコレをまとめました。

カードローンに保証人はいらない!その理由とは?

重要なことなので、最初に言いましょう。カードローンは、保証人がいりません。しかし、そうだとしたら、もし返済できない場合は、チャラになるのでしょうか?

カードローンは無担保・無保証人だからこそ人気が出たサービス!

今では、銀行も個人向け融資、つまりカードローンを展開しています。しかし、かつてはお金を借りるとなると、金融機関では必ず保証人が必要でした。

審査ひとつとっても、長い時間と手続きがかかり、今すぐお金が欲しいというしごくまっとうなニーズに全く応えられていなかったのです。

そんな時に、個人向けの融資をする、いわゆる消費者金融が登場して、無担保・無保証人で即日融資というサービスを開始しました。

つまり、カードローンの最大のメリットは、保証人を必要としないということなのです。簡単にカードローンの4つの特徴は以下です。

  • 保証人不要
  • 担保不要
  • スピード審査
  • 即日融資

極論ですが、この中のひとつでも欠けてしまえば、それはカードローンではないとさえいえるのです。

保証人を必要としない貸金業って儲からないのでは?

保証人を用意しなくて良いというのは、利用者側にとって大きなメリットです。誰にもバレずに借金をすることが出来るからです。

しかし、企業側としては危険な賭けをしているような気になります。夜逃げなどをされて、所在を掴めなくなったら大変です。

端的に考えてそれで企業として儲かるのか?という単純な疑問も涌きます。答えを言ってしまえば十分利益を得ています。

ポイントとしては、金利です。個人の信用に重点を置くカードローンは、金利が他の金融機関よりも高く設定されています。

借りやすさと金利が、貸し倒れリスクを上回り、企業として十分なサービスを提供できるようになっているのです。

どうしても返済できない場合は、借金払わなくても良いの?

無保証人でもOKなカードローンは、比較的高金利です。多くのところで、50万円以内の借入は18~20%の金利が設定されています。

それだけに、月々の返済が滞ってしまう…なんて人も少なくありません。では、そんな場合は借金を返さなくても良いのでしょうか?

もちろん、保証人がいないからといって、お金を返さなくてもいい訳ではありません。仮に返さなかった場合はどうなるでしょうか。

お金を返さなければ、個人の信用情報機関に、事故情報が登録されてしまいます。主な信用情報機関は、以下の3つの組織です。

  • 全国銀行個人信用センター(KSC)
  • 株式会社 シーアイシー(CIC)
  • 日本信用情報機構(JICC)

以上の3つの信用情報機関に、事故情報が掲載されれば個人の信用はガタ落ちです。以降の金融関係の行為が制限されるので、大変不便です。

貸し倒れリスク回避のために…事前審査5つのチェックポイント

保証人や担保を全く必要とせず、お金を貸す。これを貸す側から見てみると、かなりリスキーな行為です。保険がないからです。

しかし、そのリスキーな行為を裏で支えるのが、カードローン審査です。スピーディーな審査が売りですが、堅実に個人を審査しています。(こちらもご参考に→カードローンの審査基準とは

まず第一に、大手の場合、事故情報のある人はNGになる確率が高いのです。さらにポイントとなるのは、安定した収入があるかどうかです。

カードローン会社側から見て、貸し倒れリスクの高そうな人は、事前の審査で落とします。主に次の5つのポイントでまずチェックします。

  • 安定した収入があるか
  • 半年以上勤務しているか
  • 事故履歴がないか
  • 年収の三分の一以内の借入か(総量規制)
  • 同時に複数社に申込んでいないか

返済できない!そんな時…家族に取立てがいっちゃうの?

家族に内緒で借りていたカードローンの借入。もちろん、保証人不要なので近親者でもそんな借金知りません。

でも、返済できなくなったある日、取立てが家に来て家族に代理返済を求めた…こんなことがあったら怖いですね。

法律上支払い義務のない家族への取立ては禁止されています!

言うまでもないことですが、日本は法治国家です。ですので、法律上責任のないものに関しては、責任を負う必要はありません。

たとえそれが、夫がした借金であっも妻が連帯保証人などになっていない限りは、代理で返済する必要は一切ないのです!

カードローンの場合は、基本的に保証人不要です。ある意味、その人個人の信用を事前に審査して貸した業者側に問題があるのです。

かつてサラ金と呼ばれていた時代では、よく行われた家族への取立てですが、下記の法律によってその行為は禁止されています。

貸金業規制法第21条1項(取立て行為の禁止)
7.債務者等以外の者に対し、債務者等に代わつて債務を弁済することを要求すること。

家族への取立てが来るなら闇金ですので警察に相談しましょう!

貸金業規制法21条で禁止されている取り立て行為ですが、それでも夜間に電話が掛かってくるなどの行為がある場合もあります。

その場合は、闇金業者である可能性が高くなります。家族が、闇金業者を利用してしまった場合は、即座に警察などに相談しましょう。

理由は、貸金業規制法違反で十分です。借金を返せないことで苦しんでいる本人では、警察に相談することは思い当らないかもしれません。

基本的に闇金業者は、法外な金利を設定していますので、返済自体に義務が生じることはないということも覚えておきましょう。

こんな場合は、家族への請求があるので注意しましょう!

保証人がいらないカードローンには、たとえ本人が返済できなくなっても、家族には代理返済の責任がないと言ってきました。

しかし、ここで意見を翻すようですが、ただ一つ例外があります!それが、債務者が突然、死亡してしまった場合なんです。

借金を負っている債務者の債務は、死亡した場合、その法定相続人に引き継がれてしまうからです。借金の相続ですね。

相続というと、土地や遺産というポジティブなイメージがあるかもしれませんが、負の遺産も当然、相続しなくてはいけません。

この場合に、注意すべきなのが相続バランスをよく考えることです。相続して財産がマイナスになるようなら、相続放棄も視野に入れましょう!

例外もある!?保証人が求められるケースはこんな時!

カードローン=保証人なしが基本です。しかし、ごくたまに保証人が求められケースもあると聞きました。果たしてそれはどんな場合でしょうか?

こんなケースで保証人を求められた!4つのパターンとは

何度も言うように、カードローンは保証人がいらないことに魅力があるサービスです。その代わり金利が割高な傾向があるのです。

しかし、審査段階での個人の信用によっては、カードローン会社独自のルールで保証人を求めるケースもあるのです。

それでは、どんなパターンで主に保証人を求められるのでしょうか?主なケースは4つです。

  • 個人事業主の事業資金の場合
  • 仕事を持たない専業主婦の場合
  • 学生の場合
  • 借入限度額が高額な場合

これら4つは利用者本人の信用では不安だけど、保証人がいれば可能というケースです。しかし、繰り返すようですが、あくまで例外のケースです。

カードローンの保証人に発生する支払い義務ってどんなもの?

仮に保証人を立てる場合、主婦の場合は配偶者、学生の場合は親がカードローンの保証人になるケースが多いでしょう。

その場合、カードローンの保証人に発生する責任は、どの程度のものなのでしょうか?完全に代理人となってしまうのでしょか。

もちろん、カードローンで保証人を立てるのは例外だからと言って、他の保証人となんら変わりはありません。返済義務が発生します。

例えば、カードローンを利用していた人が返済をしないで逃げてしまった場合、保証人が代理で返済しなくてはいけないのです。

ですので、保証人をお願いする場合は、その部分をきっちり説明してトラブルにならないようにする必要があるのです。

保証人の代りに保証会社!最近のトレンドはこのパターンです

カードローンで保証人が求められる場合、身内に頼むとしても、引き受けてくれる人が果たしてどれくらいいるでしょうか?

親兄弟であっても、借金の保証人です。頼みにくいことこの上ありません。場合によっては、叱責されたり追い返される恐れもあります。

気軽に借りられるのがカードローンのメリットなのに、そんな思いをするのはまっぴらだ…と考える人も少なくはないでしょう。

そのために、主に銀行系カードローン会社は保証会社を間に挟みます。この保証会社が借入の返済を保証することで、利用者にお金を貸すのです。

銀行との提携により消費者金融が保証会社になっている!?

利用者は自ら保証人を用意する必要がありません。その代わり各カードローン指定の保証会社の審査を受け、保証を受ける必要があるのです。

カードローン別で保証会社の指定はあります。主な例は以下です。

カードローン名 保証会社名
みずほ銀行カードローン オリエントコーポレーション
三井住友銀行カードローン プロミス
三菱UFJフィナンシャル・グループ アコム
りそな銀行カードローン オリックスクレジット
楽天銀行カードローン 楽天KC

上記をご覧いただけると分かるように、銀行と消費者金融の提携により、消費者金融が保証会社の役割を担っているパターンも多くなっています。

良い事ばかり?保証人なしのメリットとデメリットを検証!

保証人がいらないということが、カードローンの最大の特徴です。しかし、何事もメリットがあればデメリットもあります。ここでは、保証人なしにおけるデメリットについてみていきます。

これだけある!保証人がいらないカードローンのメリット

保証人がいらないことで得られるメリットは、そのものずばり、お金を借りる上での手続きがとてもスムーズになることです。

さらには、誰にも知られずに融資を受けられるというのも、大きなメリットの一つです。主なメリットはこの2つになります。

お金を借りたいと思った時は、お金が必要なときです。そういう意味で、個人の力だけで素早く融資を受けられるのはありがたいことです。

デメリットはあるの?保証人がいらないことで損をすることとは

保証人が要らないメリットとして挙げた、誰にも知られずに借金ができる。これは、そのままデメリットにもつながります。

つまり、家族に知られずに借金をして後でバレてしまった時、または返済できずに迷惑をかけた時、大きなトラブルになる可能性があるのです。

さらに、具体的なデメリットとしては、保証人が必要とされるローンよりも借入限度額がとても低くなってしまうということです。

家のローン、車のローンなど高額な借入れでは、当たり前ですが保証人が必要です。そういう意味でも、カードローンは小口の融資専門なのです。

即日融資もOK!カードローンの無保証人についてのまとめ

以上見てきたように、カードローンは無担保・無保証人が審査の原則です。しかし、人ではなく、保証会社がそれを補う場合もあります。

さらには、属性が低い人や学生・主婦・高額融資の対象者などには、保証人を求めるケースもあります。例外事項があるということです。

このように、原則保証人なしですが、例外はもちろんある、ということは認識しておいて損はないでしょう。

保証人なしは借りやすい反面、家族間などのトラブルの可能性も秘めています。できるなら、そういった問題は事前に解決しておく必要があります。

【参考ページはこちら】
借金が周りにばれない方法はこちら

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