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借入慎重に!借金した人が陥りやすい返済地獄を避ける4つの法則

今、どうしてもお金が必要!

そんな時、身近に貸してくれる人が存在しない場合、消費者金融の利用を考える人も少なくないでしょう。

でも、借金するとき、気になるのは「借りたお金をきちんと返済できるのか…」ではないでしょうか?

返済できずに多重債務者となって返済地獄に陥ってしまう…なんて事態だけは絶対に避けたいものですね。

そこで今回のレビューでは、“借金の落とし穴”について考えてみます。

具体的には、借金した人がはまりやすい返済地獄を賢く避けるための「4つの法則」をご紹介します。

また、複数借入をしても返済地獄で苦しまないために絶対に知っておきたい返済方法についても触れますよ!

借金の返済でがんじがらめな人生なんてゴメンですよね。

消費者金融を賢く利用してこの窮地を乗り切りましょう!

返済地獄にはまらない“4つの法則”支える大前提

お金が借り易いうらには、“怖い現実”が潜んでいることを知っているでしょうか?…

それは借り易さゆえに、無計画に借金した人がはまりやすい“返済地獄”なんです!

返済地獄にはまって返済できなくなると債務整理をすることにもなります。

そして、債務整理をすると社会的信用度に深いキズがついてしまいますよ。

でも、安心してください。借金した人が必ず返済地獄にはまってしまう訳ではありません。

なぜなら、借金しても返済地獄を上手に避ける方法があるからなんです。

“借りたお金は必ず返す”は借金した人のモラルです

ひとつめの大前提としては「借りたお金は必ず返済する!」は、返済地獄にはまらないためのテクニック以前の話と言ってよいでしょう。

なぜなら、借りたお金に限らず、他人から借りたものはきちんと本人に返すのが常識であり、社会モラルと言ってよいからです。

でも…借金した人の中には、この当たり前のモラルを忘れてしまう人っているのですよね…そして、モラルを守れないような人が返済地獄に落ちていくのです。

一方、「借りたお金をきちんと返済できる人」って、お金を貸す金融機関にとっては、「安心してお金を貸せる人!」とみなされます。
(⇒安心・安全に利用できる消費者金融は?

だからこそ、借りたお金をきちんと返済することは、モラルであると同時に、“借金上手”になるための第1歩と言ってよいと思うのです。

“きちんと約束守る!”も借金するための前提条件!

必ず返済するだけでは、借金する資格は十分と言い切れないのです。

なぜなら、“必ず返済する”のはむろんのこと、「約束を守って返済する必要がある」からなのです。

金融機関で借金するさいには、毎月何日までに決まった返済額を遅れずに滞納せずに返済する“約束”をかわします。

約束ができない人にはお金を貸してくれません!

それゆえ、「今月は返済しないが来月には2か月分返済する…」といった自分勝手な返済は、約束違反となって認めてくれません。

だから、借金した人は、金融機関との約束を守って返済することが大切になりますよ。

“返済方法を事前確認”して借金するのも大事です

まずは主な金融機関の返済方法をご紹介します。

消費者金融

  • アコム
  • プロミス
  • モビット
  • アイフル

銀行

  • 三菱東京UFJ銀行
  • 三井住友銀行
  • 楽天銀行
  • みずほ銀行
金融機関 返済期日 返済方式
アコム ・35日ごとの期日返済
・毎月任意に指定した日に返済
・毎月6日に口座引落
定率リボルビング方式
プロミス 5日、15日、25日、末日のうち任意の日に返済 残高スライド元利定額返済
モビット 5日、15日、25日、末日のうちどれか指定して返済 借入後残高スライド元利定額返済方式
アイフル ・35日ごとの返済
・毎月指定した日に返済
残高スライド元利定額リボルビング方式
三菱東京UFJ銀行 ・返済日を任意指定して返済
・35日ごとの返済
残高スライドリボルビング
三井住友銀行 返済日を自由選択
(5日、15日、25日、末日)
残高スライド元利定額方式
楽天銀行 ・返済日を任意に選択
(1日、12日、20日、27日のうちどれか指定)
・残高スライドリボルビング返済
・元利込定額返済
みずほ銀行 毎月10日に返済 残高スライド方式

返済期日については、どの金融機関でもかなり自由度の高いものになっていると言ってよいでしょう。

が、大切なことは、「この返済日だったら確実に返済できる!」といった返済日を任意に決めることです。

一方、返済方式については、様々な名称・返済方式となっています。

が、どの返済方式においても、基本となるのは借入残高に応じて毎月の返済額が増えたり減ったりする“スライド方式”になっていると考えていただければよいと思います。

そして、どの返済方式を選んでも大差ありません。

大切な点は、できるだけ早く完済して少しでも返済総額の負担を軽くする!ということなのです。

【4つの法則】借金した人が返済地獄を避けるための黄金ルール!

さて、ここでは本記事の主旨となる、借金した人が返済地獄におちいらないための“4つの法則”について、各々解説していきます。

ひとつ一つの法則は、返済地獄にはまらないための大切な“守るべきルール”となるので、特に注意して読んでみてくださいね。

また、確実に返済地獄をさけるためには、4つの法則すべてを満たせるような借金をこころがけてください。

そして、この4つの法則をきちんと守って借金すれば、あなたも“借金上手な人”になれると思います。

【法則その1】~“年収に見合う借金”は賢い借り方の基本です~

借金で一番怖いことは、「借金し過ぎて返済できなくなる!…」ということなのです。

借金した人の中で、借り過ぎて首が回らなくなってしまったという方に共通する特徴としては、“借金への警戒心が弱い!”との点を指摘できます。

具体的に挙げれば、以下のような点と考えられます。

  • 借りる必要ないのに借りてしまう
  • “もうひとつの財布”と勘違い
  • 返済を考えない
  • 年収に見合わない借金

以上の指摘で、特に注意したいのが、「年収を考えずに借りまくってしまう…」といったことなのです。

年収による返済能力を超えた借金をすると、一路“借金地獄”へまっしぐらとなりますよ!

なぜなら、「借金を返すためにまた他のところで借金を重ねていく…」ことになるからです。

そのことから、“自分の年収に見合う借金、つまり“きちんと返済できる借金”をこころがけることは、返済地獄にはまらない第1歩と言ってよい訳なんです。

もうひとつ「年収に見合う借金」としての有効な基準は、年収の3分の1までしか融資できない総量規制があります。

総量規制の対象および対象外となる主な消費者金融は以下の通りです。

消費者金融 総量規制の対象 金利
プロミス 対象 年4.5~17.8%
モビット 対象 年3.0~18.0%
アコム 対象 年3.0~18.0%
アイフル 対象 年4.5~18.0%
新生銀行レイク 対象外 年4.5~18.0%
ノーローン 対象 年4.9~18.0%

たとえば、年収300万円の人は、100万円までが借入可能額となります。

さらにアドバイスすれば、年収の3分の1まで借金するのではなく、できれば3分の1まで余裕を十分もたせた限度内で借金すると返済で苦労しません。

【法則その2】~“完済時の返済総額”を見据えて借金する!~

完済期限を先に決めてから借金する癖がつくと、なによりも借り過ぎを防げます。

では具体的に見てみます。たとえば、年収が100万円だとしますよね…

そして、A消費者金融から年18%の金利で30万円借りたとします。

たいていの消費者金融での、毎月の最低返済額は「1万円」となるので、仮に1万円で返済していくと、4年2ヶ月ほどで利息分を含めて返済総額は401523円となります。

さて…この借金総額を見てどのように感じるでしょうか?…

返済総額の401523円は、年収の半分程度を占める借金となりますよね。これってかなりの借金を抱えると感じないでしょうか?

そして、そうなると年収100万円の人が、毎月1万円の返済で30万円借りるのは“債務オーバー”になってしまうと言えるのです。

なぜなら、年収の半分程度を借金するということは、残りの半分のお金で生活していかなければならないと言うことになるからです。

それゆえ、

毎月返済可能な金額から完済できる期間を考えて、その上で返済総額を分かってから無理のない借金をするべきなのです。また、完済時の総額から逆算して借金額を決めれば無理のない借入が身につきますよ。

また、完済時の返済総額を少しでも減らすためには、できるだけ低金利のところで借金するのが得策です。

そして、低金利の金融機関と言えば銀行でしょうね。

銀行名 金利 限度額
三菱東京UFJ銀行 年4.6~14.6% 最高500万円
三井住友銀行 年4.0~14.5% 10~800万円
みずほ銀行 年4.0~14.0% 10~1000万円
ゆうちょ銀行 年7.0~14.9% 最高500万円
住信SBIネット銀行 ・年1.99~7.99%
・年8.49~14.29%
・10~1000万円
・10~300万円
ジャパンネット銀行 年2.5~18.0% 最高1000万円
楽天銀行 年4.9~14.5% 10~500万円

消費者金融の金利水準だと年4%台~18%となるので、銀行の方が明らかに低金利ですよね。

【法則その3】~できれば“借入先は1社”が得策です~

借金する金融機関を1社にしぼることは、まずなによりも多重債務になることを防げるので是非とも守りたい法則と言ってよいでしょう。

また、多重債務にならなければ返済地獄にはまってしまう確率も大幅に低くなります。

さらに、借入先を1社にしぼって利用して、利用状況が良好ならば増額されて利用可能枠も広がります。

そして、利用可能枠が広がれば、“金利が下がる”こともありますよ。

たとえば、100万円をA消費者金融から借金すると金利は年15%になります。

さらに100万円を借りる必要があって、B消費者金融から借りるとこれも年15%の金利で借りることになってしまいます。

すると200万円の借金にかかる金利は年15%となりますよね。

しかし!もしあなたがA消費者金融から100万円を借りて、さらに100万円借りれたとすると、利用可能枠は200万円まで大きくなることで、金利は年15%から年12%へ3%も金利が安くなります。

金利が低くなれば返済負担も軽くなるので、返済地獄におちいらないためにも1社にしぼるのはメリットがあるのです。

また、金利は低ければ低いほど、返済はらくになります。

だって完済時の返済総額が金利が低いほど少なく済むからなんです。

さらに言えば、金利の負担は、返済期間が長いほど重くなるので、やはり金利は低めがよいのです。

それゆえ、金利が低いのは借金においてメリット大なんです。

【法則その4】~“返済して借りる”で返済地獄を完全回避!~

「返済してから借金する…」は、返済地獄に落ちないための“鉄則”と言っても過言ではありません。

なぜなら、きちんと返済が終わってから借金するようにすれば、返済地獄に通じる“多重債務”になってしまう危険性を排除できるからなんです。

多重債務は、返済地獄への直行便と考えてくださいね。

また、返済してから借金する癖をつければ、上記で触れた「借金を1社にしぼる」ことも可能になりますよ。

なぜなら、完済してから借金するので利用可能枠はいつもフルに使えることになるので、他社で借りる必要がなくなるからです。

さらに言えば、返済してから借金するようになれば、自然と「計画的な借り方」も身につくと思うので、やはりメリットは大きいですね。

そして、“返済してから借りる”ようにするためには、「繰り上げ返済」をどんどん活用して、積極的に早く返済するようにこころがけるのがコツと言えます。

複数借入は返済地獄への直行便?今からでも遅くない賢い返済方法

借金した人の中には、止むにやまぬ事情で、複数社から借金していて返済中の方もいるでしょう。

しかし、複数借入は、「多重債務者」になる可能性が高く、かつ返済地獄にはまってしまう危険性も高いのです。

それゆえ、重要な点としては、「複数借入による返済負担を軽くすることで、多重債務の悪循環から脱け出して返済地獄にはまらないようにするのか…」と言うことになると思われます。

「おまとめローン」は複数借入の負担解消できる“魔法の杖”

複数社からの借金は、別々に返済しなければならないので、返済が面倒な上に、返済負担ばかり増えてメリットがありません。

具体的に言えば、各々の借金の金利がバラバラなので、金利払いで損をします。

加えて、別々に返済するのでATMの手数料が借入件数分だけかかるので、非常に無駄で返済負担の大きな原因になってしまうのです。

しかし!「おまとめローン」を利用すれば、複数社での“借金を一本化”できることで、この無駄なATM手数料が1回のATM手数料で済むので負担が軽くなります。

また、バラバラの金利を一本化できるので、金利面での負担軽減も期待できるのです。

そのさいには、少しでも低金利の「おまとめローン」にのりかえることが重要です。

そして、「おまとめローン」あるいは「借り換えローン」と言われるローンの主目的は、「毎月の返済負担を軽くする!」ことにあるので、複数社の返済で辛い方にはお勧めとなります!

それでは以下に「おまとめローン」が利用できる金融機関の一覧を紹介しておきましょう。

金融機関 金融商品名 金利 限度額
アコム 「借り換え専用ローン」 年7.7~18.0% 1~300万円
プロミス 「おまとめローン」 年4.5~17.8% 1~500万円
アイフル ・「おまとめMAX」
・「かりかえMAX」
・年12.0~17.5%
・年12.0~15.0%
・1~300万円
・1~300万円
三菱東京UFJ銀行 「バンクイック」 年4.6~14.6% 10~500万円
住信SBIネット銀行 「ネットローン(プレミアムコース)」 年1.99~7.99% 10~1000万円
楽天銀行 「スーパーローン」 年4.9~14.5% 10~500万円

「おまとめローン」の特徴は、カードローンに比べて、一般的に低金利であることです。

また、融資額も大きいので、複数社の借金をまとめるのには十分な余裕があります。

さらに言えば、消費者金融は総量規制の対象ですが、「おまとめローン」に限っては対象外になりますよ。

「おまとめローン」を利用した“賢い返済方法”

上記の「おまとめローン」が利用できる金融機関の一覧表において、消費者金融では「おまとめローン」や「借り換えローン」といった専用ローンを設けています。

一方で、銀行の場合は、一般カードローンやフリーローンをおまとめローンとして利用できると考えてください。

そして、「おまとめローン」を利用して返済負担を軽くするとの目的に沿って言えば、できるだけ金利の低いところでおまとめするのが、なによりも賢いおまとめローンの利用法になると言ってよいでしょう。

その意味から、銀行のカードローンやフリーローンを利用するかたちで、おまとめして金利負担を軽くするのが一番の得策となりますね。

しかし、銀行の審査は消費者金融の審査よりも厳しめとなるので、“借り難さ”が利用上のネックになってしまいます。

そして、借り易さから言えば、消費者金融の「おまとめローン」がお勧めとなります。

他方で、消費者金融の「おまとめローン」を利用するさいには、ひとつ留意して欲しい点があります。

それは消費者金融の「おまとめローン」は“返済専用ローン”であることです。それゆえ、「一日も早く完済したい!…」方向けのローンと言えます。

また、返済専用ローンなので、消費者金融の「おまとめローン」では、“追加融資を認めません”。

一方、銀行の「おまとめローン」に相当するカードローンやフリーローンなら後の追加融資はOkです。

“借金上手な人”って返済地獄を避けるのが上手い人なんです!

借金するのが上手い人って、つまりは返済地獄を上手に避けている人って言ってよいと思いますよ…

また、借金上手な人は、金融機関から見ると“お金を貸しやすい人”とも言えるのです。
(⇒審査に通りやすい人、審査に落ちやすい人

そして、そんな借金上手な人になるためには、借金した人がおちいりやすい返済地獄を避けることがなによりも大切なんです。

そのためには、本記事の中で紹介した「4つの法則」をきちんと守って借金すれば、借金上手な人になるのは可能と思います。

また、複数借入があって返済で苦しんでいる方なら、「おまとめローン」を賢く利用すれば返済苦から脱け出せます。

とにかく大事なのは、あらゆる意味において“自分の身の丈にあった借金する!”ことと、“借りたお金は約束をきちんと守って返済する!”につきると言ってよいのではないでしょうか。

【参考ページはこちら】
消費者金融の融資を断られた理由は?

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