お金に困った時にまず悩むのは、どこから借りるかですよね?銀行系のローンにするか、消費者金融のローンにするかでしょう。
CMや広告でもたくさん目にしますし、一見どれも同じように感じてしまうものです。しかし1社1社詳細を見ていくと、ちゃんと違いがあるのです。
今回は各銀行系ローン、消費者金融のローンについて細かく紹介していきますので、今後お金を借りる時の参考にしてください。
ご本人が会社員なのか、自営業なのか、仕事を持たない専業主婦なのかで利用すべきローンがハッキリするでしょう。(こちらもご参考に→消費者金融は無職でも借入できるの?)
ローンは自分に合ったところを探すべき!ローン比較紹介!
ご自身が会社員なのか、専業主婦なのかで目的のローンがハッキリすると述べましたが、以下に各種ローンを紹介していきます。
ローン商品または消費者金融の会社によっては、専業主婦は審査が通らなかったり、通ったりもするので、一概にココがお勧めと言えるものではありません。
つまり全ての人に共通して「ココの銀行がお勧めです!」とか「この消費者金融がお勧めです!」と断言できるものではないのです。個々に合ったローンを探さなくてはいけません。
銀行系、消費者金融の順に紹介していきますのでご自身に合いそうな商品のご参考にしてみてください。CMではおなじみばかりです。
三菱東京UFJ銀行
ローン商品 | 「バンクイック」 |
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ネット審査 | 有、最短30分で審査回答 |
融資額 | 最高500万円 |
利用対象者 |
満20歳以上の安定した収入のある方、パート、アルバイトもOK (配偶者に収入のある専業主婦も可) |
利率 | 4.6%~14.6% |
遅延損害金 | 年率20.0% |
返済期日について | 毎月指定日払いか、35日毎の返済が選択できる。 |
担保 | 不要 |
連帯保証人 | 不要(保証会社となるアコムが保証するため) |
収入証明書の提出 | 融資額が100万円を超える場合は源泉徴収票、住民税決定通知書、納税証明書、確定申告書などが必要となります。 |
借入方法 | 提携ATM、お振込みによる借り入れ |
返済方法 |
・自動支払いによる返済 ・提携ATM ・お振込みによる返済 |
銀行系では大手の三菱東京UFJのローン。配偶者に収入があれば専業主婦でも借り入れできることから、対象者は結構幅広い方と言えます。
取り扱っているのが銀行であることも安心感がありますし、金利も低いので誰にでもお勧めできるローンでしょう。
スルガ銀行(ゆうちょ銀行)
ローン商品 | カードローン「したく」 |
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ネット審査 | 有 |
融資額 |
10万円~500万円 (初めての方は300万円まで) |
利用対象者 | 満20歳~70歳までで、安定した収入のある方 |
利率 | 年7.0%~14.9% |
遅延損害金 | 年率19.5% |
各回の返済期日 | 毎月指定日払い |
担保 | 不要 |
連帯保証人 | 不要 |
収入証明書の提出 | 不要 |
借入方法 |
・ゆうちょ銀行、スルガ銀行ATM ・提携ATM |
返済方法 |
・ゆうちょ銀行、スルガ銀行ATM ・提携ATM |
スルガ銀行のローンはゆうちょ銀行が代理として媒介しています。他の銀行系に比べ、遅延損害金が低いです。
楽天銀行
ローン商品 | スーパーローン |
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ネット審査 | 有 |
融資額 |
最大500万円まで (主婦は最高50万円まで) |
利用対象者 |
・20歳以上の安定した収入と返済能力のある方 ・専業主婦の方 |
利率 | 実質年率4.9%~14.5% |
遅延損害金 | 年率19.9% |
返済期日について | お支払日は1日、12日、20日、27日から選択することができる |
担保 | 不要 |
連帯保証人 | 不要 |
収入証明書の提出 |
借入額300万円以下は不要 (専業主婦の場合は配偶者の方の提出も不要) |
借入方法 |
・提携ATM ・お振込み |
返済方法 |
・指定口座からの自動振替 ・提携ATM ・インターネットによる返済 |
こちらは専業主婦も借りられる数少ないローンと言えるでしょう。専業主婦でさらに日頃楽天サイトを利用しているのであれば楽天銀行もお勧めです。
またWEB申込みの方ですと、楽天スーパーポイント1000ポイントプレゼントを実施しているので利用してみるといいかもしれません。
アイフル
ローン商品 | キャッシングローン |
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ネット審査 | 有 |
融資額 | 限度額500万円 |
利用対象者 |
満20歳~70歳までで、安定した収入のある方 (パート・アルバイトの学生含む) |
利率 | 年4.0%~18.0% |
遅延損害金 | 年率20.0% |
返済期日について | 1回の支払いが35日以内、または毎月指定期日払い |
担保 | 不要 |
連帯保証人 | 不要 |
書類の提出 |
本人証明として運転免許証の提出 (50万円を超える契約の場合は収入証明書を提出) |
借入方法 | 店頭窓口、ネット申込み、電話申込後に銀行振り込み |
返済方法 | 提携ATM、銀行振り込み、インターネットバンキング、店頭窓口があります。 |
その他 | Eメールにて返済期日のお知らせが可能です。 |
大手消費者金融のアイフルはサービス豊富で、様々なニーズに応えてくれます。
指定した時間にカードを届けてくれる「えらべーる」や、無人BOX内でカード発行までしてくれる「てまいらず」など、時間の無い方にはオススメです。
職を持たない専業主婦は借り入れできませんが、なかなか審査が通りにくい学生も、バイトで安定した収入があれば借入が可能です。(こちらもご参考に→学生でも審査に通りやすい消費者金融)
貸金業法のことを知っておくと銀行と消費者金融の違いがわかります
ところで「貸金業法」という法律はご存知ですか?「貸金業法」とは消費者金融や借り入れのことについて定めている法律の事です。
銀行は貸金業ではありませんから、貸金業法は適用されていないので、ここでまず消費者金融とは違うのです。
折角ですから貸金業法についてのポイントを説明致しましょう。この法律が大きく変わったことで、利用者が安心して借りられるようになりました。
ポイント1、裁量規制
貸金業法が適用されていない銀行ローンを除き、貸金業者からの借入残高が3分の1を超える場合は、その後新たに借り入れしたいと思ってもできなくなります。
これは、借りすぎや貸しすぎをなくすためなのです。もし年収が300万円の場合は100万円までしか借りることができません。
ポイント2、金利の上限の引き下げ
以前は上限金利が29.2%でしたが、法改正後の現在は15%~20%となっています。
貸金業法が適用されない銀行は
審査は厳しいかもしれませんが、消費者金融と違い、金利が15%未満です。貸金業法が適用されないので、裁量規制もありません。
ただ、消費者金融会社ではありませんから、サービス面で言えば、消費者金融会社の豊富なサービスには少し劣るかもしれないですね。
銀行と消費者金融、結局どちらかがお勧めというものでもないのです
貸金業法が適用されている消費者金融は収入によっては借りられる額が限定されますが、急いでいる方や忙しい方にはスピーディーに対応してくれる消費者金融は便利かもしれません。
金利も銀行よりは高いです。銀行は貸金業法は適用されていませんが、審査の厳しさはあるでしょう。金利は低いですし、信用も高いです。
どちらもそれぞれにメリットやデメリットはあります。単に銀行、消費者金融と大きな枠で決めずに、1社1社詳細を確認しましょう。
結局のところは、どちらかがいいというものではなく、利用者のニーズに応えられる商品で選択するとよいでしょう。
ただ、忘れてはいけないのは、返済です。返済までの計画を立てて無理なく完済できる商品を選んでくださいね。
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