消費者金融というとみなさんどのようなイメージをお持ちですか?
昔は消費者金融というと高金利、暴力的な取り立てなどダークなイメージでした。
しかし、最近では消費者金融はとても手軽で便利になり、若い世代では以前のような悪いイメージを持っている人はほとんどいません。
しかし、実際にはどうなのでしょうか。
イメージだけではなく、消費者金融は以前に比べて改善されたのでしょうか。
早い!緩い!お得!三拍子揃った現在の消費者金融
消費者金融というと高金利で貸付を行い、返済できないと暴力団が自宅や会社まで取り立てにくるという構図をイメージする人が多いのですが、現在ではありえないことです。
しかし、中高年以降の世代になると未だに消費者金融は危ないというイメージを持つ人が少なくありません。
現在では消費者金融の多くが大手都市銀行の傘下に入り、カードローン業務を請け負っています。バックに銀行がいますので信用もできますし、とても安全なのです。
(⇒意外と知らない銀行と消費者金融の関係)
バブル以降消費者金融はキャッシングやカードローンなどと呼称も変え、イメージアップに努めてきました。現在ではイメージだけではなく、実際の業務やサービスも向上し、より多くの人が安心して利用できる存在となっています。
それでは以前に比べて消費者金融のどのような点が改善されたのかみてみましょう。
金利の上限が制限された
無理な貸し付けや高金利でお金を返すことができずに自殺や夜逃げ、自己破産する人が増加したため行政は金融業者に対していくつかの法律を制定しました。
その主たるものが利息制限法です。金利はバブル期を境に徐々に引き下げられ、2010年には上限金利は29.2%から20%まで引き下げられました。消費者金融の金利は高いと思われがちですが、現在では銀行のカードローンと比べても大差ありません。
一般的な銀行のカードローン金利が14%~15%というのに対し、消費者金融の金利は17%~18%となっています。
しかし、もちろん借入額が増えたり、返済期間が長引けばわずかな金利の差が負担となります。
限度額の上限が制限された
年収が300万円なら限度額は100万円です。限度額を身分相応にすることによって無理なく返済できるようになり、利用者にとってはいいことだと思います。
アルバイトやパートの人や年収が低い人は借入できないのではないかと不安になりますが、年収が低くても安定した収入があれば問題ありません。
ただし、年収が低ければ限度額も低めになるのは仕方のないことでしょう。
取り立てに関する法律が制定された
限度額が制限されたことで返済もスムーズにいくと思いますが、それでももし期日までに返済できなかったらどうしよう。
こわいお兄さんたちが自宅にやってくるのではないかと心配する人もいますがそんなことはまずありません。
というのも、取り立てに関する法律というのも現在では厳しく決められているからです。
- 早朝や深夜に取り立てをしてはいけない
- 本人以外に取り立てをしてはいけない
- 第3者に借金のことを知らしめてはいけない
- 自宅以外の場所で取り立てをしてはいけない
- 他から借金をして返済するように強制してはいけない
- 退去するように言われた場合それ以上取り立てをしてはいけない
- 弁護士に依頼した場合それ以上の取り立てをしてはいけない
これに反する行為があった場合には警察に通報することができます。
申込から借入までがスピーディになった
お金を借りるというと以前なら厳しい審査があり、審査のためにいくつもの書類を提出し、回答を得るまでに時間がかかりました。
借入を希望する人の多くができるだけ早急にお金が必要な状況にあるにも関わらず、煩わしい手続きと長い審査時間が必要だったのです。
そして、ほとんどの消費者金融が申込に必要なのは運転免許証やパスポートなどの本人確認証のみとなっています。現在では50万円以下の借入では収入証明書が必要ありません。
申込から契約、借入までの手続きが全てパソコンやスマートフォンでできるようになり、24時間いつでも利用することができます。
充実したサービスを提供するようになった
消費者金融は金利の面では銀行のカードローンに勝てませんが、銀行にはない様々なサービスを提供しています。
その中でもとくに人気が高いのが無利息ローンです。無利息ローンとは一定期間金利が無料になるサービスです。
プロミス、ノーローン、レイクなどでは無利息サービスを行っています。
限度額 | 無利息期間 | |
---|---|---|
プロミス | 全額 | 30日間 |
アコム | 全額 | 30日間 |
ノーローン | 全額 | 何度でも1週間 |
その他のサービスといえばWEB完結です。
モビットは郵送なし、電話連絡なしのWEB完結が人気です。消費者金融の審査では勤務先に電話をかける在籍確認がありますが、モビットのWEB完結を利用すれば電話連絡なしです。
勤務先に消費者金融の利用がばれることを懸念して在籍確認を嫌がる人は多いので、モビットは人気が高いのです。
保証人や担保は不要
一昔前ですとお金を借りる際には必ず保証人や担保が必要でしたが、現在は必要ありません。
不景気の影響もあり、保証人を引き受けてくれる人も少なく、また保証人制度により手続きが複雑で時間がかかったり、トラブルが起きたりしたため現在では保証人は不要です。
本当に消費者金融は変わったのか?利用者の口コミチェック!
インターネット上の総合サイトでは消費者金融の人気ランキングや口コミを見ることができます。
もちろん口コミには偏った意見もありますが、実際に利用した人の体験談などは大変参考になります。
- 急にお金が必要になり申し込んだところ、わずか40分で審査結果の連絡がありました。3年前に債務整理があり、複数の会社から断られていましたが10万円借入できました。(プロミス)
- すぐに審査結果の連絡が来ました。契約機ですぐに契約が完了し、借入までとてもスピーディでした。(プロミス)
- アルバイトで、他社に50万円借入がありますが、審査に通ることができました。(プロミス)
- インターネットで申し込み、電話でやり取りをして、その後無事契約できました。初心者で不安でしたが対応も丁寧でした。(アコム)
- 午前中に申込をし、電話連絡の後、無人機を利用して契約しました。午後にはお金を手にすることができて感謝です。(アコム)
- アルバイトで総量規制まであとわずかで不安でしたが即日融資を受けることができました。(ノーローン)
- 転職したばかりで属性に自信がなかったけれどなんとかお願いして借入できました。(アイフル)
借りやすくなった消費者金融!おすすめの借入先を紹介!
口コミを見ると、消費者金融が以前に比べどれほど借りやすく便利になったかというのがわかりますね。
たくさんの消費者金融がある中でおすすめというとやはり老舗で無利息ローンが人気のプロミスやアコム、WEB完結が魅力のモビットです。
プロミスと言えば消費者金融を利用したことのない人でも一度は聞いたことがあると思います。
プロミスの人気はなんといっても30日間全額無利息です。プロミスの無利息ローンを利用するための条件は新規利用であること、メールアドレスを登録しWEB明細を利用することです。
プロミスの金利は4.5%~17.8%で、最大500万円まで借入可能です。レディースキャッシングも女性に人気があります。
アコムもプロミス同様に30日間無利息サービスを実施しています。利用条件は新規利用者で返済期日「35日ごと」でご契約された方に限ります。
アコムの金利は4.7%~18.0%で、最大500万円まで借入可能です。アプリを利用した必要書類の提出も便利です。
前の段落でもご紹介しましたがモビットは電話連絡なしのWEB完結が人気です。WEB完結を利用するためには三菱東京UFJ銀行もしくは三井住友銀行の口座を持っていることが前提となります。
その他にも社会保険証や直近の給与明細が必要ですが、条件をクリアすればWEB確認はとても便利でスピーディなサービスと言えるでしょう。
デメリットや注意点からも目をそらさず賢く借入しよう!
ここまで読むと消費者金融は良い所ばかりだと感じますが、もちろんデメリットもあります。
最も大きなデメリットはやはり銀行のカードローンに比べると金利が高いという点です。銀行の金利が14%~15%というのに対し、消費者金融の金利は17%~18%となります。
大きな差ではありませんが、借入額が多くなったり、返済期間が長くなると負担になります。
もう一つはあまりに便利で手軽ゆえに借り過ぎてしまう危険性があることです。借金をしているという認識なしに借りてしまう人もいますので、必ずきちんと返済計画を立ててから借りるようにしましょう。借り過ぎに注意です。
【参考ページはこちら】
プロミスは三井住友銀行と提携してるってホント?