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キャッシング初心者必見!悪質な闇金融を見分ける方法!

「どうしてもすぐにお金が必要!でも、家族や友人から借金はしたくない…。」

こんな風にお金に困っている人にとって、クレジットカードやカードローン等のキャッシングは救世主ですよね。

しかし、よくテレビドラマ等では、いわゆる闇金融の業者が法外な請求や怖い取り立てをするシーンがあります。

そのため、「もしも私が、うっかり闇金融からお金を借りてしまったらどうしよう…」と、キャッシングに強い不安感を抱いている人が少なくありません。

もし、そのような理由でキャッシングをするか悩んでいるのなら、朗報です!

キャッシング初心者でも、悪質な闇金融を簡単に見分ける方法があるんです!
(⇒危険で怪しい消費者金融の見分け方

広告をよく見るだけですぐに分かる悪質な「闇金融」とは?

一般的に、お金を借りたいと思ったら、真っ先に銀行か、消費者金融を利用する事が多いでしょう。

しかし、消費者金融のような貸金業者には、悪質な業者、いわゆる「闇金融」が多く潜んでいます。

「闇金融」は「お金を貸し、違法な利息をつけてお金を返してもらう」という、シンプルながらも、簡単に利益を得られる犯罪手口です。

そのため、「闇金融」を撲滅する事はなかなか難しいようです。

キャッシング初心者の場合、明らかに「闇金融」だと分かるような業者からはお金を借りないようにしなければいけませんよね。

すぐに「これは闇金融だ!」と見分けるための基本知識を、分かりやすくお教えします!

街中に適当に貼られた広告の貸金業者は「怪しい業者」!?

よく、道端の電柱や電話ボックス、自動販売機等に、「お金に困っているならコチラまで!」と、貸金業者の広告が貼られている事があります。

このような広告をしている貸金業者は、真っ先に「怪しい貸金業者かも?」と疑わなければなりません。

有名な銀行や大手の貸金業者がカードローン等の広告宣伝をしたい場合、以下のような方法が一般的です。

  • テレビ番組の合間に流れるCM
  • 報道新聞や有名雑誌の広告欄
  • 電車やバス等の公共機関内の広告
  • 目立つビルや施設の看板広告

これらの広告は、多くの人が目にする機会の多い、とても宣伝力の高い広告ですよね。

基本的に「闇金融」のような悪質な貸金業者は、どんなに宣伝費を支払えるとしても、このような広告宣伝をする事が出来ません。

もしも、テレビや新聞等で悪質な業者を大々的に宣伝してしまったら、その被害に遭う人が続出してしまいますよね。

すると、テレビや新聞社が悪質な業者の違法行為を手助けをした事になってしまいます。

場合によっては、広告を掲載した事で、社会的な責任を問われてしまうでしょう。

ですから、このような広告の場合、広告を掲載する側も、それなりに広告内容や業者についてチェックしています。

そのため、明らかに怪しい業者の広告掲載は断られてしまい、このような広告宣伝をする事が出来ないのです。

ところが、街中に適当に貼られている広告の場合、所有者や管理者の許可を得ずに、勝手に貼り付けているケースがあります。

要するに、「闇金融」の広告が貼られている可能性が高いのです。

次の項目からは、このような怪しい雰囲気のある貸金業者の広告から、悪質な「闇金融」をはっきり見分ける具体的な方法を紹介します。

国や都道府県の許可を受けていない貸金業者は「違法」!

そもそも貸金業は、どんな人でもすぐにできるものではなく、国や都道府県の許可を受けなければなりません。

国や都道府県の許可を受けた貸金業者の証明になるのが「貸金業登録番号」(通称・登録番号)です。

具体的には、以下のように宣伝広告に記載されているのが、この「登録番号」です。

  • ○○財務局長(×)第○○○○○号
  • ○○県知事(×)第○○○○○号

なお、「登録番号」は3年ごとに更新しなければならないため、この(×)の中に更新回数が記されています。

つまり、この数字が小さければ実績が短く、大きければ実績の長い貸金業者になります。

この「登録番号」を広告に記載していないような貸金業者は、真っ先に「怪しい業者」と判断する事ができます。

しかし、「登録番号」が記載されている場合でも、すぐに安心してはいけません。

  • 登録番号もどき(例:財務省「登録」(×)第○○○○○号)
  • 更新切れ、廃業等の理由で既に使われていない登録番号
  • 大手の貸金業者の登録番号を勝手に流用

悪質な「闇金融」の場合、このように「一瞬見ただけでは正しいか判断しづらい登録番号」を記載している事があるからです。

ちなみに、正規の「登録番号」かどうかは、金融庁の公式サイトの「登録貸金業者情報検索サービス」を利用したり、財務局又は都道府県に問い合わせる事で確認できます。

法律破りの高金利や制限を超える貸付け

貸金業者は「利息制限法」や「貸金業法」の決まりを必ず遵守しなければなりませんから、明らかにその決まりを破っているのなら、「闇金融」とみて間違いないでしょう。
(⇒そのキャッシング、本当に安心で安全?

その決まりの中で、法律に違反しているかどうかがすぐに分かりやすいのが金利です。

金利が高ければ貸金業者が利益を得やすくなりますが、だからといって高すぎる金利であれば違法であり、刑罰の対象になる事もあります。

金利の上限は、「利息制限法」により、以下のように定められています。

元本 上限金利
10万円未満 年 20%
10万円以上100万円未満 年 18%
100万円以上 年 15%

「闇金融」に多い金利には、10日で1割の金利がつく「トイチ」、10日で5割の金利がつく「トゴ」等があります。

金利計算に慣れていないキャッシング初心者には、この金利を見てもいまいちどこが悪いのかピンとこないかもしれませんが、冷静に計算してみると、その恐ろしさが分かります。

例えば「トイチ」の金利を年利として計算し直すと、年 365%という、とんでもない高金利になります。

最近では、「トイチ」等が高金利であると有名になってきたため、「1日あたり金利1%程度」と言い換えたり、5万円位までの少額の貸付のみで高金利である事を分かりづらくする事があります。

また、「貸金業法」の総量規制で、貸金業者が個人に対して、個人の年収の3分の1以上の金額を貸付ける事を制限しています。

要するに、基本的に無収入の人は貸金業者からお金を借りる事ができませんし、収入があっても年収の3分の1以上の金額を借りる事はできません。

もし、収入がない事を把握しているにも関わらず、お金を貸そうとしてくる貸金業者がいれば、「闇金融」と断言できます。

連絡先が「090」や「080」等から始まる「携帯電話番号」

実は、貸金業者の登録には、「固定電話の電話番号」が必要と「貸金業法」で定められています。

しかも、貸金業者の宣伝広告には、その「登録した固定電話の電話番号」しか掲載してはならない(※併記する事も不可)と決まっています。

要するに、正規の手続きを済ませた貸金業者なら、貸金業者の登録に使えず、宣伝広告にも記載できない「携帯電話番号」を連絡先として載せる事は絶対にありません。

連絡先として「携帯電話番号」を載せている貸金業者は、ほぼ間違いなく「闇金融」です。

「絶対に借りられます!」等、甘い言葉を強調して宣伝

すぐにお金を借りたい人にとって、「簡単にお金を借りられる」という宣伝をする貸金業者は魅力的です。

以下のように、極端に甘い言葉で宣伝している貸金業者も多く存在します。

  • 失業中で困っている人にも、必ず希望額を貸します!
  • 信用ブラック(自己破産等)でも借りられます!
  • 他社で多額借入中の人でも歓迎!
  • 少額なら無審査・無担保・無条件融資が可能!

しかし、このような「極端に誰でもお金が借りられるかのような表記」は、れっきとした法律違反で、「闇金融」に多い傾向です。

それに、冷静によ~く考えてみて下さい。貸金業者が利益を得るためには、返済能力のある人にお金を貸すのが確実です。

まともな経営者なら、明らかに返済能力のない人には「貸せません」と断るのがベターなのです。

そんな人にも「お金を絶対に貸せる」と言っているのなら、「なんとしてでも、無理矢理にでも返済させるぞ!」という怖~い考え方が見えてきませんか?

知り合いに「紹介してもらった貸金業者」は危険!?

あまりにも経済的に苦しい状況なら、「お金に困っているの…」と、すがる気持ちで友人や知人に相談してしまうという事がありますよね。

そういう時、「お金を安く借りるのにオススメのところがあるの!」と友人や知人が銀行や貸金業者を紹介してくれる事もあるでしょう。

紹介されたのが銀行なら、その友人の親切心を信じ、安心して話を聞いてみましょう。

しかし、貸金業者の場合は違います。特に、全く聞いたことがないような名前の貸金業者の場合は要注意です。

意外ですが、最近の「闇金融」は、単純にチラシ等の広告で大勢に宣伝するよりも、警察に捕まるリスクが低くなり、かつ、お金を借りたくて困っている人を確実に見つけられるという「紹介」方法を利用している事があるのです。

頻繁に電話やメールの勧誘が…それ、「闇金融」かも!

ある日突然、貸金業者から何度も電話やメールで勧誘されるようになった…。このような経験、誰にでも一度はありますよね。

実はこれ、意外と気を付けなければならない場面なんです。

銀行や正規の貸金業者も電話やメールで勧誘をする事がありますから、「そうなの!?」と驚かれた方もいらっしゃるかもしれませんね。

たまに電話やメールの勧誘があるくらいなら問題ありませんが、突然、毎日のように勧誘されるのであれば「闇金融」の可能性があります。

悪質な「闇金融」の中には、主に信用情報等から、違法に借金に困っている人の個人情報を入手し、狙って電話やメールで勧誘するケースがあるからです。

どんなにお金に困っていたとしても、よく分からない貸金業者からお金を借りようと思ってはいけません。

最近では、様々な企業で個人情報を流出してしまう事があり、大きな問題になっていますよね。

ですから、お金に困っていない人でも、突然悪質な「闇金融」から勧誘される可能性が十分にあります。

勧誘がしつこいようであれば、電話やメールを着信拒否したり、警察に相談する等、正しい対応を心掛けましょう。

本当にあの有名な業者?「なりすまし闇金融」に気を付けて!

最も悪質な「闇金融」の手口が、有名な貸金業者のフリをして宣伝する「なりすまし闇金融」です。

一般的に、銀行からお金を借りるなら、悪質な「闇金融」のような違法行為の心配がなく、安心ですよね。

同様の理由で、銀行の子会社等の消費者金融や、現在は銀行の金融商品となった等、銀行と関わりがある銀行系カードローンも人気があります。

代表的な銀行系カードローンは以下の3つでしょうか。

  • アコム(※三菱UFJフィナンシャルグループ)
  • プロミス(※三井住友フィナンシャルグループの子会社)
  • レイク(※現在は新生銀行のカードローン商品名)

「なりすまし闇金融」の手口は、このような安心感のある業者の広告にそっくりな広告を作り、電話番号やメールアドレス等の連絡先だけ「闇金融」の業者のものとすりかえるというものです。

なりすまし広告のそっくり具合は、「ほぼ本物のコピー」と言えるぐらいの出来になっている事も多く、一瞬見ただけでは区別がつきません。

例えば、「プロミス」に似せた広告なら、社名が「フロミス」になっている…この程度の違いしかないのです。

「登録番号」も、当然なりすました正規の会社のものをそのまま流用するので、判断材料になりません。

このようななりすまし広告を見て、契約の電話をしてしまうと、「闇金融」からお金を借りてしまう事になるのです。

「じゃあ、どうすればいいんだろう?あっさり騙されちゃうかも…」と、極端に怯えなくても大丈夫です。

なぜなら、銀行や大手の業者の場合、店舗や自動契約機が多く存在するからです。

本物の広告なのか判断できないなら、電話やネットからは申し込まずに、直接店舗の窓口等で申し込めばいいだけなのです。

キャッシング初心者でも、簡単に「闇金融」を見分けられる!

ここまでの内容を簡潔にまとめると以下のようになります。

  • 街中の電柱等に適当に貼られた広告は「闇金融」の可能性がある!
  • 「登録番号」や「金利」等、広告内容をよく見れば「闇金融」かすぐに分かる!
  • 友人・知人に、聞いたこともない名前の貸金業者を紹介されたら要注意!
  • 突然、頻繁に電話やメールで勧誘してくる貸金業者は「怪しい」!
  • 有名な貸金業者のフリをした「なりすまし闇金融」の広告に油断しない!

これらをふまえて、ひとつ断言できる事があります。

それは、悪質な「闇金融」の可能性がある「知名度の低い怪しい貸金業者」から、わざわざお金を借りる必要はないという事です。

昔は、有名な銀行や大手の貸金業者は、審査が厳しいからなかなか借りづらい…なんて噂もありましたが、最近では違います。

過去に信用情報に大きな問題を抱えた事のある人でもない限り、パートやアルバイト程度の収入でも審査に通るキャッシングは多く存在します。

キャッシング初心者は、「まず有名な銀行や大手の貸金業者から申し込みをする」。

これが、安全・安心という点でベストの選択肢と言えるでしょう。

【参考ページはこちら】
随分良くなった消費者金融のイメージ、実際は?

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