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内職だけの収入でも借り入れできるかを検証!

家庭でいつでもできるお仕事と言えば内職。空いた時間に少しずつ仕事をすることができますから、小さなお子さんがいる家庭や少しでもお金を稼ぎたい方、色々な事情で外で働けない方などにとって便利なお仕事です。

とはいえ、単価が少なくて報酬が控えめになってしまうのも内職の特徴です。もしも内職だけではお金が足りない状況になって、どうしてもお金が必要になった時…例えば消費者金融などで内職だけの労働者はお金を借りることができるのでしょうか。
(⇒審査に通りやすいその他職業の方はこちら

内職だけの労働者は、お金を借りることができるのか!?

ローンを行うには、定職に就いていて毎月安定した収入があるかどうかが1つの目安になります。 これはお金を借りた後で返済が可能な経済状況かどうか、という点が最大のポイントですね。ですので正社員や解約社員などは全く問題がありません。

一方で内職なのですが、こちらは定職かつ毎月安定した収入かというと、人によってまちまちではないでしょうか。収入は毎月あるものの、月によっては1万円未満…という状況もあるかも知れませんね。この「安定した収入」という点に引っかかるのが内職です。

また、内職は殆どの場合作業した量だけの報酬です。ですので責任という点でも厳しい目で見られてしまいます。たとえば会社の社員などは営業責任者の元で仕事をしているので報酬が約束されていますが、内職の場合は、ある日突然責任を放棄して…というリスクを貸す側は心配視しているのです。

結論として、内職だけの方は金融機関によっては審査が通る可能性もありますが、多くの場合ローンやキャッシングなどの審査が通りにくい…と言わざるをえません。

内職だけの収入でお金を借りるには?その方法を紹介

それでは内職だけでローンなどの審査が通るようにするにはどうすればいいのでしょうか。完璧!と言うには難しいものの幾つか方法が考えられますので、以下にそれらの方法を解説させて頂きます。参考になれば幸いです。

儲けているという実績を作れば、内職でも審査が通る!?

確実な方法…ではありませんが、毎月10万以上稼いで確定申告で税金を納めるレベルの内職が数年続いたとしたら、それは立派な職業として認められるかも知れません。貸す側にとって信用のおける収入と実績があれば、審査も通る可能性は高まります。
(⇒審査に通りやすいカードローンは?

もっとも、そのレベルでの内職となると、かなり本格的ですから自営業といっても良いレベルになってしまうかもしれませんね…。配偶者と共に自営業として収入を上げている方は、このレベルでの収益がある可能性もあります。そうした場合は一度審査をするもの良い方法ですね。

アルバイトをすれば審査は通る!?その目安とは

時間の無い方にとっては実現しにくい対処法ですが、いっそアルバイトを行う。という方法もあります。正社員に比べて社会的信用は落ちてしまいますが、それでも定収入がありますのでカードローンでしたら審査が通る可能性が非常に高まります。
(⇒審査に通りやすい職業とは?

収入は勿論高ければ良いのですが、最低でも月に4~5万円はあるといいですね。それでも金融機関によって通る場合と通らない場合があるのですが、中規模の消費者金融でしたら大体は審査が通ると考えても良いでしょう。

あなたが専業主婦ならローンも安心!?大体の限度額も試算します

一方であなたが専業主婦で、配偶者が正社員などで安定した収入がある場合、ローンやキャッシングを利用できる可能性はぐっと高まります。 これはあなた自身に収入は無いものの、配偶者が保証人のような立ち位置になり、支払いを行ってもらえることが理由です。

これは「配偶者貸し付け」という制度です。配偶者の同意があれば、主婦でも借り入れ可能になる制度なのですが、幾らまで借りることができるか?という点は、配偶者の年収も関係してきます。また、年収の3分の1を超える金額を貸すことができないのでそれも覚えておく必要があります。

イメージ的にはこんな感じでしょうか。

(あなたの収入+配偶者の収入)÷3=借りられる限度額

この借りられる金額は、消費者金融が該当します。ちなみに銀行では主婦を対象としたカードローンなどがあり、こちらは最高で30万円程度の場合が殆どですので、その程度の金額をイメージしておくと良いでしょう。但し、返済可能な金額を選ぶのが重要ですね。

内職だけの労働者から見た、金融機関別での審査と限度額について

以上のことから、内職だけではローンを受けることが厳しい のですが、配偶者の収入や消費者金融か銀行かでも融資の可否や限度額が色々と変わってくることがご理解いただけたでしょうか。表としてまとめると以下になりますので、見比べてみましょう。

銀行 消費者金融
審査 厳しいが、専業主婦なら通る 通らない場合が多い。加えて配偶者の許可が必要
融資額 多くても30万円程度。マイカーローンなどは難しい 最大であなたと配偶者の収入合計の3分の1程度

こう考えると、銀行系ローンが最も内職をする主婦にとっては借りやすいのが分かりますね。 独身で内職となると、それだけで生計を立てているのが難しいのではないでしょうか。両親とお住まいの環境でしたら何とか暮らしていけそうですが、ローンは不可と考えるべきでしょう。

もしあなたがアルバイト等が可能な環境にいるのでしたら、内職を思い切ってやめてしまい、アルバイトや就職活動を始めてみるのはいかがでしょうか。そうすれば、そもそもローンなどをする必要が無くなる可能性が高くなるはずです。

ローンを利用するその前に、お金を借りるということを考えよう

お金を借りたい!という、直接の原因は何でしょうか。冠婚葬祭?急な病気や入院?生活費が苦しい?欲しいものがある?様々な理由があるはずです。例えば冠婚葬祭や入院などでしたら、急な出費として仕方がないかも知れませんが、生活費や欲しいものが…となると生活を見直す必要が出てきます。

支出を見直せば、ローンに頼る必要も無くなる!?

例えば今、どんなものにお金を使っているでしょうか?お酒やタバコといった嗜好品に使いすぎていませんか?外食や飲み会といったものや、趣味などにお金を使いすぎていませんか?一度だけでもいいので、家計簿を付けてみると見えてくるものが沢山あります。

そういったものを見直して、無駄を省けば手元に残るお金は増えます。生活費が苦しい場合は、まずそういったものを見直すのが良い方法ですね。勿論今の生活から少し厳しくなる可能性はありますが、そこは割り切る必要があると言えるでしょう。

収入は増やせるか?増やせるならローンは不要

収入では思い切って内職の量を増やしたり、単価の高いものを再度探してみるのも良いでしょう。内職も技術に違いありませんから、長期間携わっていた場合は、その技術を生かしてより高い単価の依頼を受けることができるかも知れません。それを見越した内職を選ぶのも良いですね。

普段の貯金を心がけて、いざという時の準備をする大切さを考える

また、冠婚葬祭や入院などの費用も急な出費で仕方ないとはいえ、普段から少額でも積み立てておけば、いざというときの費用に回すことができます。分かっているけど中々難しい…というのもあるのですが、具体的に家計をに直せば、以外と大丈夫な場合もあります。

まずは毎月1000円だけでも。あるいは月収の1割でも。具体的な目標額を決めて毎月貯金してみるのはいかがでしょうか。内職の収入では厳しいかも知れませんが、貯金ができればいざという時の足しになります。貯金+少額のローンで急な出費に対応できますから。

まずは現在の生活を見直して、いざという時の為にローンやキャッシングを使える準備をしておく。これがベストの選択ではないでしょうか。

毎日の地味な積み重ねが、あなたの生活をより良くしていきます。内職の収入を上げたり支出を減らして、いざという時の準備しておくのも、いっそのことアルバイトやパートを行うのも貴方の自由です。納得のいくプランで上手にお金をやりくりして頂ければ幸いです!

【参考ページはこちら】
無職なのに働いていると嘘をついたら?

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