初めて消費者金融で借入をする人にとっては、まず申し込むときに何をすればよいのかわからないかと思います。
申し込むときには、借入をして返済をするための収入に関する情報を示さないといけません。
それと同時に重要になる情報が、申込者の情報、つまり身分証明です。
今回はその身分証明の必要性について説明します。
何が必要?身分証明を行うための方法
初めて申し込むときには、身分証明はもちろん必要です。身分証明で必要なものとして以下のようなものがあります。
- 運転免許証
- パスポート
- 健康保険証 など
これらの本人確認書類を提示すれば、申込者本人であることがわかります。
どうして?本人確認が必要な理由
消費者金融の申し込みに本人確認が必要になったのは、本人確認法という法律によるものです。
2003年1月に施行された法律で、テロ資金供与防止条約を受けて作られた法律です。
新規に申し込む際は、本人確認が必要になり、またそれまで本人確認の必要がなかったクレジットカードの申し込みにも適用されるようになりました。
何が違うのか?身分証明で提示する書類
身分証明では、本人であることが確認できるものであれば、運転免許証や健康保険証などを提示することができます。(こちらもご参考に→健康保険証だけで借入できるの?)
身分証明は本人であることとともに、申込者が実際に職場で働いているのかも判断される場合があります。
運転免許証やパスポートに関しては、記載内容から職業がわかりにくく、自分が大企業で働いていても、それが相手に伝わりにくいです。
返済能力についてわかりやすいのは健康保険証で、職業によってさまざまな種類があるので、ある程度の所得が相手に分かりやすいものになります。
これは便利!自動契約機での申し込み方法
担当者と直接やり取りして申し込むのは少し不安だという人のために、自動契約機があります。
自動契約機なら、人と直接対応することはなく、モニターを通して申し込むための操作を行うので、簡単に申し込むことができます。
自動契約機での申し込みでも、本人確認書類は必須なので、忘れずに申し込みに行きましょう。
どうやって本人確認するのか?自動契約機の利用方法
自動契約機のモニターを操作して、新規申し込みを行います。
本人確認書類を提示するには、その場にあるスキャナーを使って、本人確認書類をセットして読み取られた情報を送信します。
その後、申込書が出されるので、記入して再びスキャナーを使って送信します。
スキャナーで読み取られた情報は、消費者金融の受付センターで照会が行われています。
その後はタッチパネルで聴取や在籍確認が行われ、借入限度額が決定します。
借入限度額を承認すれば、契約書が作られ、それに記入・送信すれば、カードが発行され、ATMで利用できるようになります。
簡単に送れる!スマートフォンから申し込む
最近では、スマートフォンの利用拡大により、消費者金融への申し込みがさらに便利になりました。
専用のアプリを使い、本人確認書類をカメラで撮影し、消費者金融側へ送ることができます。
これにより、消費者金融との審査などの時間が短縮できることが、一番の特長になるのです。
他には何がある?本人確認書類の種類
消費者金融で提示する本人確認書類は、運転免許証・パスポート・健康保険証は本人確認書類として認められることがほとんどです。
それ以外のものでも、本人確認書類として認められる場合があり、その一例には以下のようなものがあります。
- 国民年金手帳
- 外国人登録証明書
- 住民基本台帳カード
住所が違う?そんなときはどうすればいい?
申込をする際に、本人確認書類の住所と現在住んでいる住所が違っていれば、本人確認書類のほかに、もう1つ書類が必要になります。
この時に必要になる書類には、以下のようなものがあります。
- 納税証明書
- 国税の領収書・請求書
- 社会保険料の領収書・請求書
- 公共料金の領収書・請求書
- 住民票の写し・住民税の記載事項証明書
嘘はいけない!本人確認書類は必ず本人のものを
消費者金融の申し込みで本人確認書類を提示する目的は、審査において申込者が信頼できるかどうかがを判断するために行われるのです。
もし、申込者本人でない他人の運転免許証などで申し込みを行えば、その時点で融資が受けられないことが決まり、場合によっては犯罪になる可能性があります。
本人確認書類は、必ず申込者本人のものを提示するようにしましょう。
収入の証明も必要?身分証明だけじゃない
申し込む消費者金融によっては、本人確認書類のほかに収入を証明する書類の提出も求められることがあります。
そんなときには、以下のような書類を用意しましょう。
- 源泉徴収票
- 確定申告書
- 給与明細書・賞与明細書
高額の借入をする場合は、これらの書類が必要になる場合があります。
運転免許証があればいい?身分証明のやり方
身分証明において、車を運転する人は運転免許証を提示すればよいでしょう。
運転免許証には、本人の顔写真が載っているので、申し込みをするときに窓口ですぐに本人のものであることがわかるのが大きな特徴です。
ただ、運転免許証だけでは職業や所得状況が分かりにくい場合がありますので、合わせて健康保険証なども用意しておくとよいでしょう。
審査の基準になる?運転免許証の実態
運転免許証には、12ケタの数字が記載されています。
最初の2ケタは、運転免許証を取得した都道府県の番号、そのあとの2ケタは取得した西暦年の下2桁、最後から2桁目はその前の数字をある計算式で算出した答えの下1桁で偽造防止の役割を果たします。
そして、最後の数字は運転免許証の再発行の回数を表しています。
再発行を全くしていなければ数字は「0」となっていて、これが0でない場合で何度も再発行をしていると、消費者金融の審査でマイナス要因となってしまい、返済もろくにできないと思われてしまいます。
身分証明だけでできる?借入は簡単にできるのか
本人確認書類の提示だけで融資が受けられる消費者金融は多いです。
借入金額が少ない融資であれば、本人確認書類の提示だけで簡単に申し込みができます。
ただし、借入金額が多かったり、他の消費者金融から借入をしていたりすれば、本人確認書類とともに収入を証明する書類の用意も必要になります。
簡単に申し込める!店頭窓口やインターネットでも
本人確認書類と印鑑を持って申し込みに行けば、申し込みが簡単にできます。
先ほどの話でもありましたが、自動契約機での申し込みでも同様に、この2つを持っていけばいいのです。
インターネットでの申し込みでは、その場で本人確認書類を提示することはできませんが、後に郵送で契約書と同時に本人確認書類のコピーを送れば簡単に申し込めます。
また、最近では本人確認書類の画像をアップロードすれば、簡単に送信して申し込めるといったサービスもあるので、通信機器をよく利用する人はこの方法が最適だと思います。
【参考ページはこちら】
収入証明のいらないキャッシングを徹底検証