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本当のことを書いたら借りられないかも…審査のウソはバレるの?

「新規でローンを組んだり、借入の申し込みをしたい」という時には、必ず「審査」というものが必要になってきます。

しかし、他社でのローン返済の延滞などがあり、返済状況が思わしくなかったり、過去に長期間に渡る延滞などがあったりする時…

「本当のことを言ったら、借りられないのではないか?」と不安に思う方もいらっしゃるでしょう。

そのような場合に、「ウソを言って借りてしまおうか…いや、ウソはバレるんじゃないか?」と、心の中で小さな葛藤をした経験をお持ちの方も、おられるのではないでしょうか。

果たして審査でつくウソはバレるのか、バレないのか?調べてみましょう。
(⇒消費者金融の審査基準とは

審査でウソをつくと…、バレま……

審査でウソをつくと、だいたいはバレます。バレる可能性が高いです。

年収380万のところを、400万と書いたり、勤続年数が3年半のところ4年と書くなどの「小さなウソ」ならまだ良いですが、なるべくウソをつくのはやめましょう。

というのも、あなたの借入や返済の情報は、常に「信用情報機関」という場所で管理されており、消費者金融機関からはいつでも確認することができるからです。

この情報には、「どこでいくらの契約をしていて、どれだけ返済できているか?」や「何件の借入があるか?」また「毎月どれだけ返済しているか」、「遅延していないか?」などがあります。

また、「勤め先はどこであるか?」、「氏名や性別、年齢は?」などの個人情報も登録してあり、それら一通りの状況の確認が可能です。

消費者金融機関は、新規にローンや借入を申し込んで来た方の個人情報を、必ず「信用情報機関」で確認し、審査を行います。

なので、もしもウソをついていてもバレてしまう可能性が高い、ということです。

これらの個人情報は、「個人信用情報」と呼ばれており、上記の通り「信用情報機関」という場所で一括管理されています。

この信用情報機関を代表する場所には、「株式会社シーアイシー」が挙げられます。

すべての消費者金融機関が加盟しているの?

だいたいの消費者金融機関は、シーアイシーなどの信用情報機関に加盟しており、加盟しているみんなで、利用者の情報を共有しています。

なので、「ここは審査が通らなかったけど、ここなら大丈夫」などの口コミが、たまに見かけられますが…

中小規模の消費者金融機関を除いては、だいたいの大手のところでは、一カ所でダメなら他でもダメという場合が多いです。

それでは、「信用情報機関に個人信用情報を載せない方法はないのか?」「何の権利を持って、勝手に人の個人情報を登録しているんだ?」と、思われる方がいらっしゃるかもしれませんね。

契約の際に紙の形や、Web上での確認という形で発行される契約書ですが、たいへん細かい字で記載されており、文面も何だか難しいですよね。

「契約書なんて1回も読んだことないよ」という方も多いのではないでしょうか?

実は、「あなたの個人信用情報を信用情報機関に載せますよ」という事柄は、契約書に記載されています。

またシーアイシーの方にも、情報漏れがあったからと言って罰則こそないものの、「全件登録義務」という義務があります。

なので、「個人信用情報を載せない」ということは、契約を結ぼうとする方ならば、不可能なことなのです。

じゃあ、他の人になりすまして契約すればバレないんじゃない?

確かにそれだと、あなたの個人信用情報はバレないかもしれません。もしも、ローン返済の滞りや、他社での大量の借入があっても、契約できるかもしれません。

しかし、ちょっと待ってください。「バレないこと」にとらわれ過ぎて、大事なことを忘れてしまっているかもしれません。

他人の身分証明書を使用して、借入やローンの契約などをするのは…犯罪ですね。絶対にやめましょう。

もしもあなたが、借入などができない時に、知らない人の身分証明書を拾ってもそれを悪用してはいけませんよ。速やかに拾得物として、最寄りの警察署などへ届けましょう。

ちなみに、この「なりすまし契約」などを行った場合は「詐欺罪」にあたります。「人をだまして契約を行った」という詐欺罪ですね。

刑法第246条1項にあたり、「10年以下の懲役に処する」とあります。なりすまし契約はしてはいけません。

結局、審査の際の態度は「正直が一番」?

それでは、結局のところ審査の際には、どのような態度で臨むのが一番良いのでしょうか?

それには、やはり堂々とした態度で、審査の際の質問には、正直に答えるのが一番だと言えます。

自分の状況を正直に話すことで、貸し手の方に「この人は、お金を貸すのに信頼できる人物である」ということをアピールできるからです。

結局はバレるのに、変なウソをついて「もしかしたら、このウソ以外にも言えないことが、あるのかもしれない」

と、不信感を持たれた場合、審査の時間も長くなってしまい、最終的には、「この人にお金を貸すのはやめておこう」となる可能性も大きいです。

また、「この人はウソをついていた」という状態を招くことで、「正直に言えば審査に通っていたのに…」ということもありえます。

自分で自分の首を絞める前に、ウソをつくことはやめておいた方が良いでしょう。

それでは、審査の結果を気にせずに、どうしても急いでお金を借りたい場合…どうすれば良いのでしょうか?

正直に言っても審査が通るところで借りる、という手もある

それには、正直に言っても審査が通りそうな「審査の厳しくない場所で借りる」という手があります。

大手消費者金融機関以外の、中小規模の消費者金融機関では、比較的審査が緩めの場合が多いのです。

その理由は…

「会社の規模の拡大をしたいので、多くの人にお金を貸したい」と思っているため、多少無理をしてでもお金を貸してくれます。

新規オープンしたばかりのところでは、顧客がとくに少ないため、審査を緩めに設定して顧客を集めようとしています。

などの理由があります。

インターネットで、「融資、審査、甘い、緩い」などのワードで検索してみましょう。
(⇒審査に通りやすい消費者金融会社はどこ?

おそらく、いくつもの中小規模の消費者金融業者が、検索結果に挙がってくるでしょう。

その中から、「ここに決めた」という場所が見つかれば、契約や審査に行く前に、その会社に対する口コミなどを調べてみるのも良いでしょう。

「借りやすかった」、「すぐ借りられた」、「いくらまで貸してくれた」など、借りた人の意見はとても参考になります。

また、インターネットで融資に関する情報を検索した際に、融資の貸し借りの掲示板などで、個人で「お金を貸します」という書き込みを見かけるかもしれません。

条件が良い場合もありますが、このように個人から借りるのは、あまりおすすめできません。

なぜなら、個人でお金を貸している場合は、とくにインターネットでは、その個人の身元が確実かわからないからです。

インターネットの中では、身分はいくらでも偽ることができます。

その上で、「お金を貸すので身分証明書が必要です、あなたの身分証明書も見せてください」などと言われ、あなたの身分証明書で、偽造の身分証明書を作られてしまう場合もあります。

大手の消費者金融機関でお金を借りる時以外は、貸し主については慎重に選ぶようにした方が良いでしょう。

借りたつもりが、逆にお金をだまし取られてしまった、という最悪の事態になる場合もありえるのです。

それでは、最後に、審査の際のウソについてまとめてみましょう。

審査の時のウソはだいたいバレてしまうので正直に、また、お金を借りる際の相手は、ある程度は信頼できる場所を選び、安全にお金を借りましょう。

【参考ページはこちら】
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