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信用金庫でローンを組むなら、どこが審査が通りやすくおすすめ?

信用金庫や証券会社、信託銀行など金融機関についてあまり馴染みのない方には、その違いがよくわかりませんよね。

「それぞれどんなところで、普通の銀行とはどういう違いがあるの?」という疑問を持っている方も多いのではないでしょうか。

今回は、これらの中から「信用金庫」に的を絞って紹介していきましょう。また、信用金庫でローンを組むなら、おすすめなどはあるのか?についても調査してみますよ。

そもそも「信用金庫」ってなんなの?

「信用金庫」は略されて「しんきん」や「信金バンク」とも呼ばれることがあります。

平成26年の時点では全国各地域267信用金庫の本支店で、全ての店舗数を合わせると約7500店舗ほど存在します。

信用金庫の主な機能を挙げると、大きく分けて3つの業務があります。

  • 預貯金の受け入れ
  • 住宅ローンやマイカーローンなどの融資業務
  • 他店舗や他銀行などとのお金の移動を行う為替業務

その他、最近では取り扱う業務は徐々に拡大傾向にあり、インターネットバンキングサービスや貸金庫、生命保険や損害保険といった保険に関するものなども、増えてきています。

預貯金の受け入業務について…

預貯金の受け入れには、銀行などと同じように当座預金や普通預金があり、その他、当座預金と普通預金を合併した総合口座があります。

また、貯蓄預金や、預け入れ期間が1ヶ月から可能な定期預金、定期積み立てなどのサービスも行っています。

住宅ローンやマイカーローンなどの融資業務について…

融資業務には、中小企業などが利用する法人向けのものと、一般の方々が使う個人向けのものがあります。

私達に身近な個人向けの融資業務には、住宅ローンやマイカーローン、子供の教育資金などに使える教育ローンや、カードローンなどがあります。

他店舗や他銀行などとのお金の移動を行う為替業務について…

為替業務とは、お金の移動を行う業務のことです。お金の送金や振込といったもの
は、この業務に含まれます。

信用金庫では、外国への送金や振込といった、「外国為替業務」も行っています。

じゃあ、銀行と信用金庫の違いってなんなの?

さて、取り扱われている業務をザックリ見た感じでは、銀行との違いはそんなに無いように見えますね。

銀行と信用金庫との違いとは、いったいなんなのでしょうか。

銀行と信用金庫、二つの大きな違いは、「どのような方々を対象にして、営業を行っているのか?」という営業理念的な部分です。

銀行が、主に対象としているのが大企業なのに対して、信用金庫が対象としている客層は、中小企業や個人となっています。

株式会社である銀行は、主に株主の利益を優先して営業を行っている、営利法人の組織です。

それに対して信用金庫は、地域や中小企業の発展のためにある協同組織です。会員の出資で営業が行われており、非営利法人となっています。

出資者同士が、お互いに助け合うことで、その地域を豊かに発展させていくことを目的としています。

そのため、会員や地域社会の利益を優先し、集まった資金はその地域のために使われる、というところが、銀行と信用金庫の一番の違いだと言えます。

つまり、信用金庫とは「地域密着形の金融機関である」ということですね。

信用金庫でローンを組むなら…おすすめのところはある?

さて、上記で「信用金庫は、住宅ローンやマイカーローンなどの、融資に関する業務も行っている」ということを紹介しました。

では、それらのローンを組むのにおすすめな信用金庫はあるのでしょうか。…信用金庫は、日本全国各地に存在しています。

先に紹介した通り、信用金庫は地域密着形の金融機関です。実は、ローンを組むのには会員になる必要があります。

さらに、「その信用金庫が建っている地域に住んでいること、またはその地域に勤めていること」が、申し込み条件の一つとなっています。

つまり、「ここの地域のこの信用金庫がとくにおすすめです」とは言っても、残念ながら、あなたがそこに住んだり、勤めたりしていなければ、ローンは組めない可能性が高い、ということです。

あなたのお住まいの地域に信用金庫がないか、一度確認してみましょう。一箇所の信用金庫で、かなり広い範囲を担当している場合も多いです。

また、どこの信用金庫でも、そこまでの大きな大差はありません。

信用金庫があった!ローンをここで組むことのメリットはあるの?

信用金庫でローンを組むことのメリットは、第一に金利が低いことです。その低さは、最大手の銀行とほぼ変わらないか、それより少し低いくらいです。

ローンを組むにしても、金利が高いと、本来支払うお金以外の金額が多くなってしまいます。低い金利でローンが組める、というのは一番の魅力と言えるでしょう。

その他、会員になって口座を作り、下記のような設定をすれば、通常の金利よりもさらに低い金利で、優遇を受けられる場合もあります。

それは、信用金庫の口座を給与振込用の口座に指定したり、公共料金の引き落とし用の口座に指定するなどした場合です。

信用金庫で、お得にローンを利用する場合は、まずは会員になる手続きから行いましょう。

信用金庫の会員になるのに必要な手続きって?

それでは、信用金庫で会員になるにはどのような手続きが必要なのか、紹介していきましょう。

まずは、あなたのお住まいや、仕事先の担当エリアの信用金庫を見つけます。そこへ出向いて手続きを行います。インターネットなどからの手続きは行っていません。

先に記載した通り、信用金庫は利用者の出資金により営業をしています。なので、会員になるには、出資金が必要となってきます。

この出資金とは、一口では500円からですが、正直なところ一口で会員になれるところはほぼありません。

それぞれの信用金庫は、最低出資金額を定めており、それにのっとった出資額が必要となってきます。

これは、個人の利用者であれば、平均的には10口から20口と定めているところが多いようです。金額にすると5000円から1万円ほどですね。

出資金が必要なこと以外は、銀行などで口座を作るのとあまり変わりません。書類に必要事項を記入、印鑑を捺印して、身分証明書類の提示をします。

その後、「出資証券」というものが送られてくるので、そうしましたら利用が可能となります。

ちなみに、この「出資証券」とは「あなたは信用金庫の会員ですよ」ということを証明するものですね。他人に売買することはできないものです。

信用金庫の会員としての条件上、もしも引っ越しのためにそのエリアから遠くに離れないといけなくなった場合、会員から脱退する必要があります。

脱退の際に、出資金は返還されますが、少し手続きに時間がかかる場合があるので、早めの行動が大切です。

信用金庫でローンを組むなら、◯◯ローンがとくにおすすめ

信用金庫が、あなたのお住まいや仕事先の担当のエリアでしか、会員にはなれない、という仕組みは分かったと思います。

では、色々な種類があるローンの中で、どのローンを信用金庫で組むのがとくにおすすめなのでしょうか。

信用金庫で取り扱っているローンには、主に以下のようなものがあります。

  • 住宅の購入などに使う「住宅ローン」
  • 自動車の購入などに使う「自動車ローン(カーローン)」
  • 使い道が自由な「フリーローン」また「カードローン」
  • 子供の教育資金などに使う「教育ローン」

その他、業者向けのローンなどがあります。

やはり、信用金庫でローンを利用するなら、とくに大きい金額が必要となる「住宅ローン」が一番のおすすめと言えるでしょう。

金利が低いので、他社のローンを使用するよりも、少ない金額での払い終わりが可能となるからです。

また、「住宅を購入している」ということは、そこから引っ越すことはあまりないのではないか、と思います。信用金庫の会員から脱退するようなことも、少ないでしょう。

お近くの信用金庫を使って、賢くローンの利用を行いましょう。

【参考ページはこちら】
銀行系、信販系、消費者金融、どこがいい?

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